サマルカンドと聞くと、僕の世代はたぶんザナルカンドを思い出しますね。
ただ、FF10のザナルカンドは水の都ですが、サマルカンドは砂の都です。
(ブリッツボールなんて全然できません。)
そして、サマルカンド・ブルーと呼ばれる緑がかった青の色彩が特徴的な、歴史的なモスクとマドラサ(イスラムの神学校)が建ち並ぶ、シルクロードを代表する美しい都市です。
今回は、写真多めの、サマルカンドの紹介まとめ記事です。
<現在地はここ>
サマルカンド(Samarkand)
気温:最高33〜36℃ 最低20〜22℃(2017年6月)
シルクロードを代表する古の都。
文化交差路としてユネスコの世界遺産に登録されています。
観光客的にいうと、ウズベキスタンのイメージはほぼこの街のイメージだと思います。
レギスタン広場
まずはここ。
サマルカンドといえば、というかシルクロードいえばみたいな象徴的な場所です。
レギスタンは「砂地」という意味らしいです。
3つのマドラサに囲まれたこの広場の圧倒的な雰囲気は、シルクロードを旅しているんだ感を存分に感じさせてくれます。
遠くから眺めるのは無料ですが、ロープが張られている敷地に一定以上入ろうとすると入場料がかかります。
入場料: 27,000スム(約768円・闇レート換算で約384円)
イスラム教は偶像崇拝を禁止しているので、建築物も抽象的な模様のものが多いですね。
ちなみに、建物の中に入ってるお土産屋の前にあったこんな怪しいドアに入ると・・・
隠し通路みたいな場所を抜けてミナレット(塔)へ登ることができました!
階段がかなり急なんで太もも痛めましたが、頂上から眺める景色はなかなかです。
店員さんや警備員にいくらか払えば通してくれるようですが、僕らは20,000スム(約569円・闇レート換算で約285円)で登りました。
もっと値切れるかもしれません。
シャーヒィ・ズィンダ廟
レギスタン広場北東、バザールの奥、丘の南側にあります。
ティムール関係者の死者をを祀っているところだそうです。
入場料: 16,000スム(約455円・闇レート換算で約228円)
入口にある階段は天国への階段と呼ばれています。
登るときと降りるときに段数を数えて同じなら天国へ行けるそうです。
ここもやっぱりサマルカンドブルーを基調にした建築。
この色が砂漠に映えるんですよね。
シャフリサブス
サマルカンド南にある、ティムール帝の故郷の地。
ちょっと遠いですが、世界遺産なのでここを訪れる観光客は多いです。
参考:シャフリサブスへの行き方
基本タクシーになります。
レギスタン広場近くのスーパー横の通りへ行くと、
シャフリサブス!?
と客引きしてくるドライバーがたくさんいるので、交渉しましょう。
結構ふっかけてきます。
僕らは4人でシェアして片道50,000スム(約1,423円・闇レート換算で約711円)で行きました。
なお、サマルカンドへ戻る際、シャフリサブスでタクシー捕まえるのは難しいです。
往復でチャーターしていない場合、帰りは門付近を走ってるマルシュルートカに乗り、いったん隣のキトベという街まで移動し、そこのバスターミナル付近からサマルカンド行きのタクシーを捕まえましょう。
ガタガタする道路をぶっ飛ばして片道1時間半くらいで到着。
門から中に入るとティムールさんの大きな像がお出迎え。
敷地内に入るのに5,000スム(約142円・闇レート換算で約71円)取られます。
ここは城壁に囲まれた超でかい庭園になっています。
巨大な敷地内に、お土産物屋や飲食店、ホテルらしき建物まであります。
世界遺産になったし、勢いでいろいろ開発したんですかね。
でも観光客はあんまりいない・・・
シャトルバスも走ってますが、徒歩でも十分見て回ることができます。
モスクに入るのにまた5,000スム取られました。
相変わらず抽象的なデザインで、ぼーっとしながら何を表現しているんだろうとか考えてしまいます。
また、外は日中クソ暑い(40℃くらいある)ですが、乾燥しているので建物の中に入ると涼しいです。
こういう何気ない、レンガ造りの建物に取り付けられた木製のドアなんかに、風情を感じます。
ウズベキスタンの土産物屋に行くとだいたいこの定番キャラの置物が売られています。
誰が考え出したデザインなんでしょう。
ウズベキスタンのSIMカード
サマルカンドでSIMカードを買ってみました。
トルクメニスタンのビザ取りとかの関係で2週間くらいいる予定だったし。
あと、ウズベキスタンは宿のWi-Fiがかなり遅い傾向があるんでSIMあると便利だと思います。
Ucellという通信キャリアの店に来てみました。
カザフスタンのときはKcellで、ウズベクだからUcellです。
ちなみにウズベキスタンでは外国人でもSIMカードを買うことができますが、パスポートの他、レギストレーツィアという外国人滞在証明証が必要になります。
ウズベキスタンの場合、滞在登録は宿泊した宿で行ってくれます。
写真がレギストレーツィアの例。
街中で警察や出国時にイミグレで確認を求められることがあるので、失くさずきちんと携帯しておきましょう。
加えて、ある程度大きなショップじゃないと外国人対応していないようです。
サマルカンドではここのショップで買うことができました。
スタッフのあんちゃんは英語が堪能で、とても丁寧に対応してくれました。
SIMカード(2GBのネット通信プラン): 15USD
これだけ見ると高いですが、スム払いにすれば約60,000スム、闇レート換算で850円くらいです。
購入方法は、
- まず整理券を取る。
- 呼ばれたらカウンター行って要件伝える。
- お金はキャッシャーで払う。
というカザフスタンと同じような流れです。
サマルカンドの宿情報
サマルカンドで泊まったのは、B&B EMIRというところ。
ドミトリー1泊: 12USD
なかなか広く、部屋も綺麗で快適でした。
ウズベキスタンの宿は基本、かなり大盛りの朝食が付いてくるんでいいです。
グーリ・アミール廟の入口付近から路地に入ってすぐのところにあります。
夕方からライトアップされるレギスタン広場。
毎日ここを通ってましたが、何回見ても飽きない魅力があります。
近くの売店でアイスクリーム(ウズベキスタンのアイス安くて美味いです。1,000〜2,000スム。)でも買って食べながらぼーっと眺めるのが乙です。
もし記事がお役に立ちましたらシェアをお願いします。