USAグランドサークルレンタカーの旅2日目の記事です。

今回はグランドキャニオン(サウスリム)〜ホースシューベンド。

サウスリムではおすすめのビューポイントを紹介します。

 

<現在地はここ>

グランドキャニオン・ビレッジ(Grand Canyon Village)という、サウスリムの中でホテルが集中しているエリア。

サウスリムで国立公園敷地内で泊まる場合は、基本的にこのビレッジか、ビジターセンターやスーパーなどがある少し東に行ったマーケットプレイスかいずれかになるかと思います。

僕らは、朝日を見に行きたかったので、ビューポイントまですぐに行けるビレッジエリアに滞在しました。

僕が子供の頃、家族旅行でグランドキャニオン来た時も、確かこの辺に滞在しました。

 

<2日目のルート>

2日目はグランドキャニオン(サウスリム)のサンライズ鑑賞からスタート。

その後東へ少し下ってから北上。

ホースシューベンドに立ち寄りつつページへ向かいます。

 

 

グランドキャニオン(サウスリム)のサンライズポイント

サウスリムも夜到着したんで真っ暗でした。

しかし、何故か料金所に人がいなく、無料で入れました。

(後々書きますが、トランプが原因のようです。)

 

ホテルはサンダーバードロッジ(Thunder Bird Lodge)にしましたが、周辺のパーキングエリアは混んでて車停めるのにもなかなか苦労。

とりあえず朝日が見たいので日の出時間を確認します。

 

ホテルのフロントに書かれてました。

サンライズ: 7:36

サンセット: 17:19

 

やっぱり冬ですね。

そんで朝日を見るのにオススメのポイントはどこかも聞いてみました。

 

分かりづらいですが、地図左に黒丸が付いているところ、Powell Pointという崖からだと、ちょうど東の空が見えて、見晴らしも良いとのこと。

という訳で翌朝は7:00過ぎにはホテルを出発です。

朝食は当然手作りサンドウィッチ。

 

<Powell Pointの場所>

ビレッジからだと車で10分ほどで近いですが、真っ暗な中うねうねした道を進むので気をつけてください。

 

冬のグランドキャニオンは超寒いです。

多分氷点下。

持ってきた服でMAXの厚着をしてビューポイントへ行き、日の出を待ちます。

 

だんだんと明るくなり、この壮大な大地に日が差してくる光景は圧巻です。

一体どこまで続いているんだろうと思えるこの大地。

シーンと静まり返っていて、子供の頃来た時はこれが不気味だったんですよね。

大人になった今の方が大自然の良さが分かります。

 

Powell Pointは崖が飛び出るような感じになっているビューポイントがあって、180度近いパノラマが楽しめる。

 

手すりとかもほぼあって無いようなもの。

 

嫁はツアーでしか来たことが無いので、朝日が見られて喜んでました。

 

結婚式の前撮りのときに神社でもらったお守り。

 

もうだいぶ日が昇って明るくなりましたね。

 

というサンライズポイントでした。

 

 

他のビューポイントも回ったんですが、やたら柵が多かったり、写真撮ろうとするとちょうど木が入り込んじゃったりする場所が多かったです。

見晴らしはここがベストでした。

 

その他のおすすめビューポイント

チェックアウトのためにいったんホテルへ戻ります。

 

雪が結構ありますね。

冬はかなり雪が積もっちゃって、空も曇ってることが多いそうです。

僕らが行ったときは晴れてていい感じのコンディションでした。

 

サンダーバードロッジの前はすぐ崖です。

 

ここから東へ向かい、ビジターセンターに寄りつつ、デザート・ビュー・ドライブを走って公園内を抜けます。

ちなみにビジターセンターも閉まっており、国立公園のスタッフがいませんでした・・・

 

木々に囲まれた道を一直線に走っていくのは爽快です。

 

この道を走ると、その名のとおりですが北側に砂漠のような光景を見ながらドライブすることができます。

その道中見つけたポイントがこちら。

 

Grandview Point

ここも崖のように出っ張ったビューポイントになってます。

 

やっぱり危ないので自己責任でお願いします。

 

 

危険なホースシューベンド

デザート・ビュー・ドライブを抜けるとまた荒野の中をひたすら走ります。

本日の最終目的はホースシューベンド。

近くにはアンテロープキャニオンもあるんですが、これらのスポットの観光拠点となってる小さな町です。

有名どころのモーテルも揃ってます。

 

<ホースシューベンドの場所>

ページの手前。

北上して町が見えてきたな〜と思ったところで出てきます。

 

ここの面白いのは、国立公園として管理されている感じではなく、道路脇のちょっとした丘に突然ぽっと現れるところ。

当然無料で入れます。

南北に走る道路の西側に、一応駐車場がありますが、日中は混んでおりほぼ満車、みんな近くの道路脇だとかに勝手に停め始め、カオスになってました。

さらに道路脇に路駐する車を警察?っぽい車両が見張っており、

お前らそこに停めるな!立ち去れ!

みたいなことを言いながらパトロールしてました。

なんか観光客の急増と路駐が問題化しているようです。

 

でも車両撤去したり逮捕したりはしてないっぽく、みんなスキをついて停めてました。

そのうち規制されるんじゃないかな?

 

うまく停められなかった場合、ちょっと時間かかりますがページの方まで行って停めてから歩くしかないかもしれません。

 

で、ホースシューベンドのオフィシャルな駐車場からアップダウンのある道をてくてく歩くこと30分ほど。

 

これがホースシューベンド(馬の靴)。

コロラド川をぐるりと囲む崖が馬の蹄鉄の形してますね。

 

ここも鉄柵とかは無いのでかなり危険です。

定期的に事故が発生しています。

後になってニュースで知ったのですが、僕らが来たちょうどこの日、アメリカ人の中学生の女の子が落ちて亡くなってしまったそうです。

数時間ほど行方不明になっていたため、警察が探したところ、崖の下に落ちているのを発見されたとか。

 

近くに小高い丘になっているビューポイントがいくつかありましたが、危険そうなところに行くのはやめましょう。

 

写真は一番人気があって、写真撮るのに常に行列ができているポイント。

圧巻ですが、アメリカの国立公園は基本的に自己責任です。

 

という感じでページに到着。

この日はクリスマスイブだったので、モーテル隣のレストランでステーキを食いました。

メリークリスマス。

 

次回はアンテロープキャニオン編です。