USAグランドサークルレンタカーの旅3日目の記事です。

今回はページ〜アンテロープキャニオン〜カイエンタ

 

上図の丸で囲んだエリアです。

 

 

アンテロープキャニオンはページ(Page)という町から少し向かった場所にある、先住民族ナバホ族の土地に存在する渓谷。

水と風による侵食で形成された、流れるような不思議な模様をした岩石を見ることができます。

 

ここで、観光客が訪れることができるエリアは、アッパーアンテロープキャニオン(Upper Antelope Canyon)ロウワーアンテロープキャニオン(Lower Antelope Canyon)の二箇所あります。

砂の洞窟に一筋の太陽の光が差し込んだ、よく旅行系のメディアで見る写真で有名なのがアッパー。

はしごを降りて地下へ降り、狭い渓谷をひたすら進む、探検気分が味わえるのがロウワーの方。

調べたところ、アッパーのあの光が差し込む光景は太陽が高く昇る夏じゃないと見られないとのことだったので、僕らはロウワーの方に行ってみることに。

 

<Lower Antelope Canyonの場所>

 

なお、アンテロープキャニオンの見学は原則ツアー参加が必須で、事前予約しないと参加は難しいといわれています。

でも当日でも行けたという話をいろんなところから聞いていたので僕らは余裕ぶっこいて予約無しで飛び込んでみました。

ちなみに先に結論を言いますが、予約はしておいた方が間違いなく良いです。

「Antelope Canyon Tour Booking」などで検索すれば現地のツアー会社のWebサイトが出てきて、簡単にオンライン予約できます。

 

まだ日が昇りきってない早朝。

ひんやりした朝の空気に、モクモクとする工場の煙。

なんだか情緒があります。

 

当日チケットの入手方法

原則事前予約必須といわれてるアンテロープキャニオン。

当日飛び入りでツアー参加はできるのでしょうか・・・

 

ロウワーアンテロープキャニオンのエントランスです。

8:00くらいに着きましたが、既にかなりの人が並んでました。

で、お目当の当日チケットは・・・

 

なんとSOLD OUT!!

その場でネットで明日以降の予約状況を見てみると、年内はほぼ完売。

まじかよ、どんだけ人気なんだよ。やっぱ早めの予約必須なのか・・・

とがっくりしていたところ・・・

 

隣に並んでる人が多数。

受付のおばちゃんに聞いてみると、これはツアーキャンセル待ちの列だとか。

各ツアーの出発時間までに定員に空きが出た場合、順番に参加できるらしい。

嫁が一番前に並んでたインド人に聞いてみると、15分ほど前に更に先に並んでた奴が出発したらしい。

ってことは望みは結構ありそう!

 

その後も当日チケットを狙って来た観光客が何人もいましたが、SOLD OUTの張り紙とこの列を見て帰って行く人も多かったです。

僕らは辛抱強く並んで待ってみることに。

 

30分ほど待っていると、徐々に並んでる人がツアーへ送り出されていきます。

そして到着してから1時間後、ついにチケットをゲット!

 

ロウワーアンテロープキャニオン・ツアーチケット: 一人49.06USD

 

ひえー高い!

とも思いましたが、これだけ人気なんだし高いお金払って見るだけの価値がありそうです。

 

寒いのでストーブで温まりながらツアー出発まで待ちます。

ちなみに、ここのツアーではバッグ、三脚などの持ち込みは禁止なので車に置いて来ましょう。

 

 

ツアーの流れ

指定時間になったら列に並びます。

ガイドにチケットを見せて人数を伝えると、適当なグループに分けてくれ、10人くらい揃うと出発です。

 

ナバホ族のガイドさんに引率されて入口まで進みます。

どんな風にこの景観が作られたのかなど色々説明してくれます。

 

ここが入口。

危険なので階段では写真撮影をするなと事前に注意があります。

 

で、ここから先は1時間ほどかけて谷の底を歩いていく感じになります。

そんなに説明とかも無く、歩きながらひたすら写真撮影をするよーな流れ。

というわけで撮影した画像をどんどん貼ってみますので雰囲気が分かれば幸いです。

 

結論からいうと、想像を超える超凄い、ミステリアスな物を見ることができました。

 

ロウワーアンテロープキャニオンで見られるもの

ここからはひたすら写真を貼っていきます。

 

こんなのがずっと続く。

 

ひたすら感動ですよ。

 

谷の間から太陽の光が刺してて、光の当たり具合でこんな色で写ったりもします。

 

まるで生きてるかのよう。

 

画像見てるとどっちが上で下なのかだんだん分からなくなりますね。

 

歩きながらガイドさんがちょくちょく止まってくれます。

 

 

カメラ渡せばたくさん写真も撮ってくれますよ!

 

燃えるような色。

 

実際はかなり寒いんですけどね・・・

 

狭い見学通路はツアー参加者で行列になってますが、人が減ったタイミングを見てカメラを回します。

 

 

グランドキャニオンは初めてじゃなかったんでそこまでの感動じゃなかったけど、ここは凄かった。

諦めずにキャンセル待ち頑張って本当に良かった。

 

特定の角度から見るとタツノオトシゴみたいなシルエットになります。

こういうポイントをガイドさんが教えてくれます。

(これはドラゴンって言ってましたけど。)

 

最後にまた階段を登って谷から脱出です。

こんなところを歩いて来たんですね・・・

あっという間の1時間でした!

 

ということで、冬のロウワーでも大満足でした。

いつかまたアリゾナ周辺来ることがあれば、夏の時期のアッパーの方に行ってみたいですね。

 

さて、次回はモニュメントバレーへ!