ケニアのナイロビからウガンダの首都カンパラまでのバス移動情報のまとめです。
本当はケニアにはもう少し滞在し、サファリに加えてもう一つの目的だったスラムツアーに参加したかったのですが、この時期はタイミングが悪かったようです。
ちょうどケニア大統領選を控えており、野党支持勢力であるスラムを、与党であるウフル=ケニヤッタ政権側が警察や軍隊を使って抑えこもうとしており、暴動発生の緊張が高まっていました。
スラムのスタディツアーを開催している、スラム支援をされている現地の日本人活動家の方からも、
今はすごく危険で、ツアーの開催はしばらく中止するつもり。
むしろ、できるなら早めにケニアを出た方がいいかも。
野党勢力が強いウガンダ方面なんかの道が閉鎖される可能性もある。
と助言いただき、スラムは断念しました。
確かにテレビでニュース中継を見ていると、既にいくつかの場所で抗議集会が起きてたり、警官隊との衝突で車が燃えている映像などが流れており、さっさと隣国へ移動した方が良さそうな雰囲気。
2007年の大統領選ではとんでもない事態になり、1,000人規模で死者出ましたらね。
ということで、短い滞在でしたが、ケニア脱出します。
まとめ
移動手段:夜行バス
出発地:ケニア・ナイロビ(シンバコーチオフィス)
目的地:ウガンダ・カンパラ(シンバコーチオフィス)
料金:1,800シリング(約1,980円)
所要時間:ナイロビ→カンパラ:15時間(18:30発–9:30着)
移動の様子
まずはバスチケットを買いに行きましょう。
ナイロビ発の長距離バスがたくさん出ている場所は、ニューケニアロッジから東の方に少し歩いたところ。
右にピンを打った辺にバス会社が集中しています。
タンザニア方面に行く人もここら辺でチケット買えます。
事前にいくつかバス会社の目星をつけつつ、3軒くらいあたってみました。
バス会社のオフィス。
大きな荷物も事前に預かってくれます。
僕が選んだのはシンバコーチ(Simba Coach)というバス会社。
ちょうどオフィス目の前に車両が停まっていて、中覗いたら結構良さげだったのが決め手。
アフリカでは勢いでバスチケット買うと凄いボロかったりミニバンだったりすることも多いので気をつけてください。
座席。
さすがライオンキングであるシンバ。
広いリクライニングシートで余裕で寝られます。
ちなみに前の方にデラックスシートみたいなのもあってこれは2,400シリング(約2,650円)くらいします。
僕の友達がこれにしてました。
そんな感じで夕方にはナイロビを出発。
なんかテロでもあったらどうしようとかビクビクしてましたが、そんなことも無く、気づいたら爆睡してました。
(ちなみに途中休憩もちゃんとあったそうです。)
そしてAM3:00過ぎ頃に起こされる。
国境に着いたようです。
イミグレーションの列に並ぶと、闇両替屋たちがぞろぞろと声をかけてきます。
交渉が得意な人はうまいレートでウガンダシリングへ両替しちゃってもいいかもしれません。
で、イミグレ自体は、エチオピアとの国境で東アフリカビザを取っていたこともありあっさり通過。
↓参考記事
他の旅人情報では、ここでよく分からん賄賂を要求されることもあるらしいので一応気をつけときましょう。
ちなみにイミグレオフィス出たウガンダ側のところに普通の両替所もありました。
あんのかよ!
そっからバスに乗り込んでまた爆睡。
気づくと既に夜は明けて、ナイロビに比べたらだいぶド田舎で、赤土色をした道路を走っていました。
カンパラに着いたようです。
建ってる家も簡単な掘っ建て小屋で、経済格差を感じられます。
一度よく分からない車庫の前で停まって荷物を下ろしてました。
ここでいったん休憩。
そしてまたバスは発車し、しばらく街中を走ってカンパラ側のシンバコーチのオフィスへ到着。
10:00前くらいという、かなり良い時間帯に到着。
バスを降りると当然タクシーの客引き達に囲まれますが、ここはいったん落ち着いてジュース飲んだりタバコ吸ったりしながらmaps.meで現在地をよく確認しましょう。
カンパラの簡易マップ。
左下にピンを打った目当ての宿へ向かうバスが出ている場所(ニュータクシーパーク)とは結構離れていたので、何人かのドライバーと交渉し、結局タクシーを使うことにしました。
集団行動+大きめの荷物を持っている場合に車内が狭いローカルバス使うと現地人に迷惑だったりするので、僕は無理せずタクシーやUber使うことにしてます。
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