※2017年11月の情報です。

 

大統領選挙を控え、危険な予感が立ち込めるケニアを脱出し、夜行バスでお隣のウガンダの首都カンパラへやって来ました。

カンパラも都会なのですが、近代的な大都市だったナイロビとは雰囲気は変わり、古き良き活気あるアフリカの都市って感じの街並みです。

 

 

<世界一周52か国目>

ウガンダ(Uganda)

通貨:ウガンダシリング

為替:100円 = 約3,300シリング(2019年3月)

ケニアシリングと同じ名前の通貨ですが、数字が大きくなり一気に計算しづらくなりました。

 

<現在地はここ>

カンパラ(Kampala)

気温:最高26〜29℃ 最低17〜21℃(2017年11月)

年間を通じて寒暖の差がなく、標高はナイロビよりちょっと下がって1,000mくらい。

ちょうどいいくらいの気候です。

 

カンパラの簡易マップです。

左下が滞在していた宿。

 

カンパラ街歩き

まずはちょっとフラフラしてみます。

 

ナイロビと異なりアスファルトの比率が減り、黄土色の土の道がメイン。

街並みは極めてゴチャゴチャしていて、五月蝿くクラクションを鳴らしまくる車に、人混みをうまく避けながら走るバイクに自転車、それに呼応して舞い上がる砂埃。

路上には果物や野菜、やたらとカラフルな衣類を売っている露店や、中国から輸入したっぽい良く分からない電化製品を並べている雑貨屋。

おもすれー(^ω^)

 

ただし、治安は結構悪いらしく、直近で僕の友人が2人ほど被害に遭ってました。

1人は泊まっていた宿でシャワーを浴びていたところ、誰かが部屋に侵入して荷物を全部持って行かれる。

もう2人はバスから降りたところを背後から首絞め強盗に遭い、貴重品を全部取られる。

2人とも長期旅行者でしたが、パスポートを盗られてしまったため、大使館へ駆け込み、泣く泣く日本へ一時帰国することになりました。

命が無事だっただけでもありがたいですが、行かれる方はくれぐれも気をつけてください。

 

ここはマーケット付近。

バッタのフライがあちこち売られてて、ちょっと試食させてもらえました。

バッタの足をもぎる係と調味料をつけて揚げる係がいて、調理風景が面白かったです。

ちなみに食感カリカリで味はほぼ無い。(若干塩味)

 

SIMカードは路上で売られていました。

 

SIMカード+2GBの通信プラン: 25,000シリング(約755円)

 

なんじゃこりゃあ・・・

これぞカンパラ名物ニュータクシーパーク。

中距離路線のミニバスが大量に離発着してます。

こんなのどうやって出るの??

 

日本製中古車が活躍してます。

微妙に文字が消されてて特定できないですが、どこだろう・・・

 

 

赤道へ行こう

ウガンダに来てとりあえず行っとこうかと思ってたのが赤道(Equator)。

ケニアとウガンダには赤道が通っており、ウガンダ側では一つの名物スポットとなっています。

 

赤道の場所はここら辺。

南西へ向かう国道の途中。

 

ニュータクシーパークに来たら、南西の街マサカ(Masaka)行きのバスを探します。

写真みたいな感じに行き先が書いてありますが、バスの数が多過ぎるのでその辺の人に聞きまくるのが早いかも。

 

ミニバスはこんな感じ。

旧ソ連圏のマルシュがボロくなったような感じです。

カンパラから1時間半くらい。

 

ここが赤道です。

ドライバーに言っておかないと停まってくれず猛スピードで突っ走ってしまうので、マップを見ながら近くなってきたら降りることを伝えましょう。

 

緯度0度。

 

こんなモニュメントがあって、いろんなところから来る観光客が写真を撮っています。

赤道「Equator」は南米のエクアドルの国名の由来にもなってますね。

 

ここで合流したモン太さんと赤道ラインを挟んで寝っ転がってみる。

 

 

ここにはこういう下に穴が空いた容器が、北半球側、南半球側、赤道上に1つずつ置いてあります。

なんだと思いますか?

なんとなくピンと来る人も多いかと思います。

 

そう、これは水を流すとどちら向きに渦ができるか実験できる装置。

北半球:反時計回り

南半球:時計回り

赤道上:渦ができない

となります。

地球の自転の影響によるコリオリの力が働き、こういう動きをします。

 

実験の様子は動画をご覧ください。

なお、持参した水で勝手に実験してたらうまくできず、店の兄ちゃんがやってきて実演してくれました。

当然チップ要求されましたが・・・

 

この赤道付近には観光客向けにお土産物やらレストランやらがあります。

 

そんでこれが一番目を引く赤道レストラン。

 

こんな風に赤道ラインが店の中を貫通してます。

 

メニューはピザとかサンドウィッチとかまあ普通。

せっかくなんでお昼ご飯をここで食べてからカンパラ市内に戻りました。

 

 

おもしろ屋台祭

カンパラで停まったバックパッカーズホステルの近くには屋台が密集したちょっとしたおすすめスポットがあります。

というかここへ行きたくてこの宿にしました。

場所は、宿を出てカンパラ中心地方面へ大通りを歩き、坂を登ったあたり。

徒歩10分かからないくらいです。

タクシーパークから来るときも通過しますが、夜は明かりがついて人が集まり、ガヤガヤしてるのですぐ分かると思います。

 

うほー楽しそう!!

気さくに話しかけてくる店員も多く、楽しいです。

カンパラ随一のお気に入りスポット。

 

屋台超好きなんですよ僕。

今の普通に日本で生活してる感覚からすると速攻でお腹壊しそうですが、この時はもう1年以上旅してる状態ですから無問題です。

 

ソーセージやらチキンやらが並んでいて全部美味そう。

実際塩コショウがいい感じに効いていていい感じです。

1本数十円くらい。

近くにあったバーで買ったビール片手に焼き鳥を食います。

ありがてえ〜キンキンに冷えてやがる!!

殺人的な美味さ。

特に美味しかったのは砂肝っぽいやつでした。

 

そしてウガンダ来たら是非試して欲しいのがこちら。

その名はウガンダ名物ロレックス(Rolex)。

腕時計ではないです。

オーダーすると目の前で作ってくれます。

卵焼きにトマト、玉ねぎ、キャベツなどを混ぜます。

 

そしてこういうチャパティみたいなパン生地でくるっと巻いて完成!

これがなかなかどうして美味であり、ハマりました。

 

とても楽しい屋台街ですが、写真どおりかなり油ギトギトなので、食べ過ぎには注意してください。

 

 

ウガンダには他にも、小人民族の村やら、野生のゴリラトレッキングやら、いろいろあるんですが、お金や時間がかかったりするし、それほど惹かれなかったので先を急ぐことにしました。