キャンディでは街をブラブラしただけで特に何もしてないので、そろそろ移動してスリランカ最大の観光スポットであるシーギリヤ・ロック(外国人はライオン・ロックって呼ぶことが多いですね。)を見に行きます。
その名のとおりスリランカ内陸部のシーギリヤって場所にあるんですが、遺跡以外何もないかなりの僻地で、交通アクセスが悪かったり宿も選択肢があまりなかったり。
そこで、とりあえずシーギリヤの一歩手前にあるダンブッラって街まで行ってから考えることにしました。
キャンディからダンブッラへの行き方
キャンディからダンブッラへ行くバスはこの辺のバスターミナルから出てます。
キャンディ駅の北側にあります。
駅からバスターミナルへ入って、向かって手前の右側(食堂や売店が並んでるところ)にアヌダーラプラ行きのバスが出ています。
このアヌダーラプラ行きのバスが、途中でダンブッラに停まります。
その辺の店の人に聞いたらすぐ教えてくれました。
キャンディ→ダンブッラ行きのバス(エアコン付): 300ルピー(約229円)
エアコン無しだとたぶん100ルピーくらいです。
お店の人が親切にいろいろ教えてくれたのでコーヒーとパンを買いました。
スリランカのパックジュースはこんな感じで右上にストローさすところが付いてます。
バスは12:30発で14:00頃にダンブッラに着きました。
近いですね。
<現在地はここ>
ダンブッラ(Dambulla)
気温:最高28〜31℃ 最低20℃〜22℃(2017年1月)
スリランカ内陸部にいくつかある遺跡都市への玄関口となる街。
実は、スリランカの中腹部の3都市、アヌラーダプラ、ポロンナルワ、キャンディを結ぶエリアには、有名な遺跡群が集中しており、文化三角地帯(Cultural Triangle)と呼ばれています。
ダンブッラにはその文化三角地帯の主要遺跡へのアクセスするバスが走っており、観光拠点にもなっていたりします。
こんな感じで、小さい街ですが、交通の要所になっているので南北に走る道路にはたくさんバスが走ってます。
そんなわけで宿や食堂、売店など、滞在に必要な施設はひととおり揃っている感じです。
シーギリヤへもここからすぐ行けるようですし、比較的便利そうなダンブッラに滞在してみることにしました。
写真は僕が宿泊したスジャータ・ツーリスト・レスト。
日本人も何人か泊まってました。
こんな綺麗なベーカリーもあります。
僕はダンブッラに2泊しましたが、いつも宿の近くの食堂に行ってました。
ここの主人がとてもフレンドリーで、片言の日本語で挨拶してくれます。
スリランカカレー: 200ルピー(約153円)
これがスリランカのカレーのボリューム!
味はめちゃめちゃ美味い。
大盛りのご飯と5〜6種類の具がついてくるので、混ぜ混ぜして手でつかんで食べます。
上手に手で食べるやり方を店の主人が教えてくれました。
全部の指を使ってすくうように食べるとうまく口に運べます。
ダンブッラからシーギリヤへの行き方
シーギリヤ・ロック行きのバスは、ダンブッラからたくさん出ています。
バスターミナルはここら辺にありますが・・・
実はそこからちょっと北へ行った道路上にもバス停があり、シーギリヤ行きのバスが停まります。
僕は宿の目の前だったこっちのバス停から乗りました。
シーギリヤ行きのバス: 40ルピー(約30円)
行き先がバスに書いてあるので迷わないと思います。
30分間隔くらいで出ているようでした。
ちなみにスリーウィラーを手配すると、片道800ルピー(約612円)くらいが相場のようなんで、いかにバスが安いかってことですね。
40分ほどしてシーギリヤ・ロック近くに到着。
標識に従って進んでいきます。
シーギリヤ・ロックの入場料に驚愕
シーギリヤは、シーギリヤ・ロックを囲むように宿泊施設や民家があり、小さな村のようになっています。
<シーギリヤ・ロックの場所>
ここに宿泊して徒歩で行くのもいいかもですが、かなり不便な気もします。
こんな道を歩いてロックの西側にある入場口まで行きます。
入場ゲート。
なになに・・・外国人は
4,500ルピー
ですと?
それって3,500円くらいしますよね?
え、本気ですか。
こんなテーマパーク並みの入場料初めて見ましたが。
カンボジアのアンコール・ワットも高いですが遺跡群全体を見られて1日券が20USDです。
(※2017年から同じくらいの金額まで値上げするようですね。)
ここはシーギリヤ・ロックのみで35USDって・・・
スリランカの観光地の入場料が高いのは分かってますが、これはさすがに入るべきか真面目に悩みました。
でも仕方ない。
スリランカに来たらここくらいはきちんと行っておきたいです。
入場するとまずは遺跡を取り囲むお堀があります。
お堀には昔はワニがいたようです。
って今も何かいますね!
入場口から進んでいくと、出ました!
シーギリヤ・ロック。
この正面からの景色は敷地内に入らないと見られないはず。
こんな入口から登っていきます。
アドベンチャーです。
この日は9:00くらいに到着するように来たのですが、激混み。
特に前半のシーギリヤ・レディといわれる、壁に描かれた女性の絵がある洞窟内に入るまでがかなり混雑するようです。
ちなみに、2017年1月現在、シーギリヤ・レディは撮影不可でした。
あんなに高い入場料とってるくせに・・・
少し進むとライオンの前足が現れます。
ここを登ると頂上です。
シーギリヤ・ロックの頂上!
大昔、ここには天空の宮殿がありました。
崩れた建物の後や、池なんかが残っていてロマンを感じます。
シーギリヤの宮殿は自分の弟に王位を奪われることを恐れた兄が建てたもの。
怖くてこんな高いところに住まいをつくったんですね。
最終的に陥落されちゃったようですが・・・
この頂上で座って周囲の景色を眺めるのはなかなか気持ちいいものなんですが、ふと横に目を向けると・・・
小高い丘が!
実は、キャンディで仲良くなったスリンラか人から、
シーギリヤ・ロックは入場料が高いし、中入っちゃと全景が見られないから隣にある丘に登って眺めることをおすすめするよ!
って言われてたんですね。
そのとおりっぽいです。
もし、万一もう一回くらいスリランカに来る機会があれば、チャレンジしてみたいです。
最後にもういっちょシーギリヤ・ロック!
果たして節約旅行者が35USD払ってまで登る価値があるかどうかは、あなた次第です・・・
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