スリランカの古都キャンディで旅先で出会ったローカルの方々との付き合い方に悩んでいるつづきです。

インドのWi-Fi環境が弱過ぎて文章中心の記事になります。

 

キャンディの山の上にあるホワイト・ブッダです。

日本語の堪能な現地のおっちゃんに一緒に行こうと誘われたものの、何か面倒ごとになってしまったら嫌だと結局一人で行ってきました。

 

入場料: 200ルピー(約152円)

 

かなりでかいブッダでございます。

 

ここからはキャンディの街並みを見渡すことができます。

 

 

スリランカでは、バリバリ観光頑張ろうとかっていう気はあんまりなく、インドビザが取れるまでゆっくりしてようっていうつもりでした。

インド入っちゃうといろいろ疲れると思うので。

キャンディでもひたすら街中をブラブラしている感じでした。

小さい街なので半日あればだいたい見回ることができちゃいます。

 

こんな感じに隠れて存在しているスリランカの酒屋でビールを買って宿で一人で飲んだり。

 

 

そして狭い街をうろうろしてると結構いろんな人に声をかけられる。

美味しいカレー屋があるんだけど紹介するよ!

一緒に観光しよう!

紅茶飲もう!

 

など。

 

スリランカの方々は、目があうとニコッと挨拶してくれたり、話しかけてきてくれたりする。

基本的にとてもフレンドリーだと思います。

 

ですが、あっちから積極的に話しかけてきて強引にどこかへ連れて行こうとする人は、原則

危ない人

なので、いくらスリランカといえども警戒しなければなりません。

前回の記事に書いた、勝手にガイドしてチップを要求してくる人も多いですし。

また、ブログには書かなかったですが、東南アジア旅しているときに、付いていったらガチの詐欺や強盗に発展しそうだったケースに4回くらい遭遇してます。

 

そう、面倒なことに巻き込まれ無いよう最新の注意を払うことが、快適に旅をする秘訣なのです。

と、思ってましたが、本当にそうなんだっけ?

この頃から本気で悩み始めました。

 

中には現地の方と素敵な出会いがあり、単なる観光客ではなく、その土地に溶け込み、とても有意義な旅をしている人もいる。

僕も何回か、そういった現地の方と仲良くなれたイベントがあり、そんなときは旅に出て良かったと心から思ったものです。

 

あまりにも周囲を警戒し過ぎて、疑心暗鬼になっていると、そういった人との出会いのチャンスを、可能性から潰してしまうことになってしまうんですよね。

そんなのは絶対良くないし、世界一周旅行者が望む旅の仕方ではないはずです。

 

この辺から、僕も人との接し方を変えていくようにしました。

というか、だんだん旅慣れてきてバランスがとれるようになってきたのかもしれません。

どこかで一線を引いておけばいざってときに自分の身は守れるはずだと。

最初からコミュニケーションの芽を潰してしまうものではない。

 

 

そんな感じで、やることが無いキャンディの街中をふらつきながら、声をかけてきた路上でたむろってる若い人と適当に世間話を繰り返すような感じになりました。

僕からも目が合った人に声をかけて美味いレストランを教えてもらったり。

 

すると、心構えを少し変えたせいか、危ない目に遭うこともなく、自然に現地に溶け込めることができるようになった気がします。

そんで何回か話して顔見知りになったマーケットの若いあんちゃん達(年下)と飯食ったり飲みに行くことに。

 

キャンディは観光地なんで、こんなバーが通りに数件固まってます。

 

スリランカのビール「LION STRONG」

アルコール度数は8.8%とかなりストロング。

大瓶飲めば簡単に酔うことができます。

 

俺年上だからおごるよ〜

とか言っても、真面目な普通の人は絶対にお金を受け取らないです。

自分の国に来たゲストはもてなさなければならないって考えがあるようです。

最終的には割り勘で何とかなりましたが。

 

僕は今回短期滞在なんで彼らの休みに合わせて行動する時間が無かったですが、FaceBookを交換し、次スリランカに来たときは、絶対一緒に遊びに行こうと約束をしました。

こういう風に、訪れた世界中の国に友達ができていくことが旅の醍醐味でございます。

最初、スリランカってあんまり自分に合わないのかなーなんて思ってましたが、自分の気持ちの持ちように原因があったのかもしれません。

 

特に序盤に悪い人にたくさん遭っていると、その国のイメージが悪くなり、どうしても気持ちがネガティブになってしまうもんです。

でも、もちろん油断してはダメですが、ネガティブになり過ぎても、それがかえって周囲を刺激し、結局悪いことが起きてしまう気がします。

 

あんまりまとまって無いですが、そんな、心に余裕を持ちましょうというちょっと旅の心構え的な話の記事でした。