明けましておめでとうございます。

リアルタイムではアフリカ旅を終えてもう旅の最終ステージの南米におりますが、ブログはいまだ東欧というなまけっぷり。

でも仕方ないんです、アフリカのネット環境が悪過ぎて一回ストップしてしまったのが原因です。

なお、西ヨーロッパについては情報も溢れているし、ハイライトだったアイスランドの記事を先に書いてしまっているので、バルト三国の記事を終えたら中東〜アフリカの記事に移りたいと考えています。

 

で、今回はリトアニアにある十字架の丘の記事になります。

ミーハーな旅行者が行くバルト三国の観光スポットといったらベスト3には入るんじゃないですかね。

僕も唯一ちゃんと見に行こうと思った場所であります。

リトアニアのビリニュスから十字架の丘を見てその日中にラトビアへ抜けたので、その移動経路についてまとめてみました。

 

 

<世界一周36か国目>

リトアニア(Lithuania)

通貨:ユーロ

 

<現在地はここ>

ビリニュス(Vilnius)

気温:最高22〜28℃ 最低15〜20℃(2017年8月)

バルト三国の一番下、リトアニアの首都。

美しい旧市街が有名ですが、まあ、何というか、この辺りの国の街並みはどこも似ています。(少なくとも僕にはそう見えます。)

 

1.ビリニュスからシャウレイへ鉄道で移動

ではさっそく十字架の丘へ行きましょう。

十字架の丘は、リトアニアとラトビアの間くらいにある、シャウレイという街の郊外にあります。

ということでまずはそこまでバスか鉄道で移動しなければなりませんが、高くなければなるべく鉄道に乗りたかったので、駅へ行ってみました。

 

ビリニュスの駅。

綺麗で、平和な雰囲気が漂っています。

 

チケットは窓口で買えました。

 

ビリニュス → シャウレイまでの鉄道チケット: 9.7ユーロ

 

始発は6:45。

ちょっと早過ぎるので9:45の列車に乗ることにしました。

 

ポーランド辺りからもう近代的な列車です。

 

席も広いしエアコン効いてて涼しい。

 

充電プラグも完備。

そして・・・

 

何とフリーWi-Fiも使えます。

ここ最近乗った鉄道の中では一番快適だった気がします。

2時間半くらいかけて、12時過ぎにはシャウレイの駅へ到着しました。

 

2.シャウレイのバスターミナルから十字架の丘へ

シャウレイの駅に着いたら、今度は十字架の丘方面へ行くバスが出ているバスターミナルまで歩きます。

 

場所はここ。

駅から出て左へ歩き、大通りにぶつかったところにあります。

 

シャウレイのバスターミナル。

 

リガ行きなど長距離バスのチケットはここの窓口で買えます。

そして窓口横の、SIUNTOSって書いてあるところがラゲージサービスだったので、メインバッグを預けました。

 

十字架の丘は、シャウレイ郊外のドマンタイ(Domantai)という場所にあります。

そしてドマンタイは、JONISKIS方面に行くバスが途中で停まります。

窓口でバスの最新の時刻表がもらえます。

(十字架の丘へ行く観光客は多いので、窓口のおばちゃんも分かっていると思います。)

1〜1時間半おきに出ている感じでした。

 

プラットフォームは12番。

 

チケットはドライバーから買います。

 

シャウレイ → ドマンタイまでのバスチケット: 0.74ユーロ

 

僕は13:10のバスに乗りました。

 

バスターミナルにはショッピングモールが隣接していますので、スーパーで買い物したりお昼ご飯を食べたりすることができます。

時間が空いた場合はここで休憩しましょう。

 

3.十字架というかクロムハーツの丘

 

 

バスに乗ること30分、ドマンタイのバス停に着きました。

 

バス停。

夏場なんかのシーズン中はここで十字架の丘へ行くツーリストが一緒にたくさん降ります。

周辺には草原と畑が広がっている何もないところです。

 

ドマンタイの簡易マップ。

 

こんな一本道をひたすら20分ほど歩いて行くと、遠くに十字架が見えてきます。

観光バスなんかも停まっているのでここも迷わないと思います。

そして・・・

 

 

ゴゴゴゴゴゴ・・・

 

大小無数の十字架がびっしり・・・

 

いったい誰が、何の目的で十字架を植え始めたのか、未だによく分かっていないらしいです。

その後、便乗していろんな人が十字架をここに持ち込んだとか。

 

どこまで行ってもひたすら十字架。

正確な数は分かりませんが、50,000本以上あるとか??

 

 

おどろおどろしい感じもしましたが、よーく見ていると結構おしゃれなデザインの十字架も多くて面白いです。

なんか、クロムハーツっぽい。

こりゃあクロムハーツの丘ですな。

 

願い事らしきことも書かれていますね・・・

ほのぼのとしています。

 

日本語もちらほら見かけました。

 

隣接している駐車場にインフォメーションセンターがありました。

普通に定番の観光地みたいになっちゃってるんですね。

 

そして十字架が売られていました。

そういうことか。

観光客とかはここで買って丘に追加していくみたいです。

もっと、謎に満ちた、ミステリースポットだと思っていたのですが、想像していたものとちょっと違いましたね。

 

4.十字架の丘からシャウレイへ

 

ということで帰りのバスの時間が近づいてきたので戻りましょう。

 

シャウレイへ戻るバスは、来たときとは反対側に停まります。

帰りは、15:02のバスに乗ることにしました。

その後だと1時間半近く空いてしまうので。

 

何とバスの車両番号が行きと同じでした!

ドライバーのおっちゃんも当然同じ。

折り返してきたバスだったようです。

 

 

5.シャウレイからリガへ

十字架の丘を見終わったらその日のうちにラトビアへ移動してしまいます。

シャウレイはのんびりしていた良いところなので、時間がある人はここで一泊してみても良いと思います。

 

リガ行きのバスもかなり多いです。

僕が乗るのは16:45。

 

リガ行きのバスは大手のECO LINES。

2階立ての豪華バスです。

 

シャウレイ → リガまでのバスチケット: 12.1ユーロ

 

各席にモニター付き!

しかしヨーロッパの移動は本当に快適です。

アフリカの安宿で寝るよりもはるかに居心地良いです。

 

バスは2時間弱でリガのバスターミナルに到着。

うとうとしていたら一瞬でした。

 

6.移動経路まとめ

タイムテーブルでまとめるとこんな感じです。

  • 9:45 ビリニュス出発(鉄道で移動)
  • 12:15 シャウレイの駅到着
  • 13:10 シャウレイのバスターミナル出発(路線バスで移動)
  • 13:40 ドマンタイのバス停到着
  • 十字架の丘観光
  • 15:02 十字架の丘出発(路線バスで移動)
  • 15:35 シャウレイのバスターミナル
  • 16:45 シャウレイのバスターミナル出発(長距離バスで移動)
  • 19:00 リガのバスターミナル到着

 

という感じで、1日で観光しつつ、リトアニアからラトビアへ移動することができました。

短期旅行などで時間が限られている方はご参考にしてください。

 

なお、ドマンタイのバス停から十字架の丘までは片道20分程度歩きますんで、そこだけご注意ください。