タイから陸路でラオスにやって来ました。
といってもラオスで何か観光するつもりはなく、あくまで中国へのトランジットです。
なるべく早く通り抜けるためにすっ飛んで行きます。
<世界一周15か国目>
ラオス(Laos)
通貨:ラオスキープ
為替:100円 = 約7,200キープ(2017年4月)
こんにちは → サバイディー
ありがとう → コープチャイ
<現在地はここ>
ビエンチャン(Vientiane)
気温:最高32〜34℃ 最低23〜24℃(2017年4月)
ノンカーイから国境を超えるルートでまず最初に訪れるラオスの首都です。
山の中の内陸にあるせいか、タイよりちょっと涼しいですね。
しかし首都なのにここは非常にこじんまりしている。
高いビルとかもないし。
街で一番大きいショッピングモールの付近。
ラオスは来るの2回目ですが、東南アジア(インドシナ半島)で一番発展していない国だと思います。
他の国は、ミャンマーやカンボジアですら主要年にはそれなりにビルがたくさん建っていますし。
ここでもSIMカードを買ってみました。
最大手のLao Telecomのもの。
SIMカード + 通信料1.5GB: 32,000キープ(約443円)
で、やることないのでメコン川沿いをフラフラ。
ラオスの主要都市では、観光客向けの宿やカフェ、バーが並んでいたりと、基本的に川沿いが一番賑わっています。
ビエンチャンでは大きなマーケットが開かれていて、Tシャツとかだいぶ安く売られていたので買い物におすすめです。
エアロビやっている人が凄い多かった。
他の国でもちょくちょく見るけど、アジアは今健康ブームなんでしょうか。
あと、エアロビのインストラクターの男性って、どうしてもおかまに見えてしまうのは何故なんでしょうか。
メコン川の夕日を見てこの日はさっさと寝ます。
そして翌朝すぐにバンビエンへ移動。
ビエンチャン → バンビエンまでのバスチケット: 40,000キープ(約553円)
宿で手配したので朝ピックアップしにきてくれました。
その後バスターミナルまで行き、ミニバンへ乗り換え。
9:30頃にビエンチャンのバスターミナルを出て14:00頃にバンビエン到着。
道がガタガタの山の中を狭いミニバンで走るのでこれくらいの移動にしとかないとかなり疲れると思います。
宿は予約してませんでしたが、たまたまバンが泊まった近くにあったチャンタラ・ゲストハウスにチェックインしてみました。
シングルーム1泊: 50,000キープ(約692円)
日本人経営ではないんですが、日本人には昔から有名な宿です。
ここはシングルに安く泊まれるのがいいところ。
が、部屋はかなりオンボロで、正直汚い。
トイレ・バスルームでは、水がずっとチョロチョロ漏れてました。
ホットシャワー出るからいいけど。
でもボロ宿には結構慣れたんでまあこれくらいなら平気です。
古い宿は建物自体は大きかったりして、バルコニーがあることが多いです。
こういうところでゆっくりくつろぐのが好きです。
ラオスは仏教の国なのでいたるところに寺院があります。
宿の隣にも。
豚肉や鶏肉がその辺でバーベキューで売られています。
この肉をご飯と一緒にテイクアウトします。
300円くらい。
激ウマいんですよこれが。
更に東南アジア最強のビールとも名高いビアラオを飲む。
こいつらを宿のバルコニーでつまんでるだけで結構幸せな気分になれます。
バンビエンの街にはバーがたくさんあり、夜になると小さな通りに欧米人が増えてきます。
いったい日中どこにいたんだという感じ。
そしてこの街は、昔からいわゆるマ◯ファナで有名な場所。
多くのバックパッカーがここで◯ッパにはまり、沈没していったとか。
こういう、
「HAPPYなんちゃら〜」
という名前がついている店は全部ハッ◯入りのメニューを出してくるところです。
食べるとハッピーになれるって意味ですね。
カンボジアのシェムリアップにも同じような名前の店がありました。
ちなみに写真の店は大通り沿いにどうどうと存在してます。
取り締まりが厳しくなっても、警察に賄賂とか渡して何とか運営し続けてるんでしょう。
さて、そんな普通の人にとっては若干危ない香りがするバンビエンですが、夜の街の雰囲気もちょっと気になり、宿で仲良くなった日本人と一緒にバーへ繰り出してみることにしました。
(当然僕らはそういうものには手を出さないタイプの旅行者ですよ。)
とりあえずビールを飲んでまったり周囲を眺めてると、異様にハイテンションになっている欧米人の女の子がいました。
目がとろーんとしてるし、おそらくキメちゃってるんじゃないかと。
足元がフラフラしており、
「q2#$%&マッシュルーム・・・!」
みたいな言葉をつぶやいてたんで、マジッ◯マッシュ◯ームかなんかやっちゃったみたいです。
日本でも90年代後半くらいにアングラな世界で流行りましたよね。
当時はまだ規制されてなくて、脱法ド◯ッグとか言われてました。
その後、彼女は自分で歩けなくなったのか、男友達2人に抱えられて帰って行きました。
そしてまた少し飲んでると、別の日本人の結構年配の方が店にやってきて、声をかけられ一緒に飲むことに。
彼の話では、日本人バックパッカーのマリ◯ァナ目当ての沈没者もまだまだこの街に結構いるようです。
皆安いからはまってしまうようです。
僕はタバコで十分なんでこういうのはよく分からないですが。
また、この街には、バルーンド◯ッグという有名なものもあるようです。
ガスを入れた風船を吸引すると、約1分間くらいハッピーになれるとか。
他の種類のものと比べると症状も軽いし、より気軽に遊べる?ものらしい。
他のバーとかを覗いてみると、確かに風船膨らましてる店員とかが結構いました。
僕らは興味ないんでいいですわ。
と断ると、その男性はフラッと路地裏のバーに移動していきました。
明らかにはそういう遊びにはまっちゃっている目つきをしていたのでちょっと怖かったですね。
ただ、バックパッカーの海外旅って聞くと、最近は、自由を謳歌している、キラキラしたイメージができつつありますが、もともとはこういうアングラなイメージの方が強かった気がします。
特に40代以上くらいの、一昔前の長期旅行者の世界を知っている方に当時の話を聞くと、なかなかダークで面白かったりします。
バンビエンのカフェに貼ってあった飾り。
何か凄いシュールで気に入ってしまったんですが、これがマ◯ファナの絵じゃなくて良かったです。
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