ようやっとアジア脱出大作戦開始です。
今回は、タイ→ラオス→中国→中央アジアというルートで移動していきます。
ポイントは中国に陸路で入る点ですね。
空路使うと復路の航空券が必要だとかなんとか言われかねないのでラオス北部から中国入国を目指します。
そのためにまずは現在地のタイ・バンコクからラオスの首都ビエンチャンまで移動しましたので、そのまとめ記事です。
行き方はいろいろありますが、まずタイ側のラオスとの国境の街ノンカーイまでバスか鉄道で移動すればビエンチャンまですぐなので、バンコクからノンカーイを目指すことにしました。
鉄道で国境の街ノンカーイへ
タイのバスは苦手、そういえばタイの鉄道乗ったことがない、というわけで今回は鉄道を使うことにしました。
バンコクのフワランポーン駅からノンカーイまで行く列車が出ています。
フワランポーン駅のターミナル
駅まではMRTで行くことができます。
ターミナルはシンプルで、電光掲示板などが見やすく、インドとかと比べるとだいぶ分かりやすいです。
駅には売店や飲食店などがひととおり揃っていますので、飲み物や軽食を持ち込むと良いです。
列車内の食堂は高いらしいので。
タイの寝台列車のチケットは結構早く埋まってしまうことが多いので、事前にThairailwayticket.comでオンライン購入しておきました。
少し前までネットで購入できなかった気がしたんですが、復活したんですかね?
便利になりましたねこれは。
ちなみに、上記サイトでは、クレジットカードで決済することができます。
決済後、チケットがメールに送信されてくるので、プリントアウトして当日持って行きます。
バンコク → ノンカーイまでの寝台列車のチケット(2等寝台): 838バーツ(約2,742円)
2等寝台車はこんな感じ。
超絶綺麗!
真ん中の通路を挟んで両側に2段ベッドが並んでいる形式です。
日中は写真のように下段ベッドに座るようになっており、20:00くらいになると係の人がベッドメイキングしに来てくれます。
車両内はおそらくラオスへ向かう欧米人だらけでした。
ベッドはこんな感じ。
広いし、清潔だし、カーテンやコンセントも付いてるし、快適過ぎる・・・
鉄道というと、何かとインドと比べてしまうようになってしまいましたが、インド寝台のスリーパークラスと比較すると、50年くらい差がある気がします。
トイレも綺麗。
ここだったら、2、3泊は余裕でできる気がします。
あまりに気持ち良く、横になったらすぐに爆睡してしまいました。
タイ・ラオス友好橋を渡る国境越えバス
朝6:00過ぎ頃、周囲の乗客が起き始める音に反応して目が覚めると、ノンカーイの手前辺りでした。
荷物を整理して降車準備していると、係の方がシーツとブランケットを持って行ってしまいました。
列車内はエアコンが効いてて寒いので、上着を着とかないと風邪ひきます。
7:00過ぎにノンカーイに到着。
ここからラオス・ビエンチャン行きの列車も出ているので、チケットを買って写真の奥に見えるイミグレで出国手続してそのままラオスへ行くこともできます。
2017年4月現在、列車到着すぐ(7:30)に出るビエンチャン行き列車がありましたが、僕が荷物整理してバタバタしてたら出発してしまったので、バスで行くことに。
ラオス行きバスが出ているバスターミナルはこの辺り。
鉄道駅から徒歩で15分くらいでした。
途中にセブンイレブンがあったので朝飯を食う。
ちっちゃなバスターミナルです。
ここで国境越え用バスのチケットを買います。
タイ・ノンカーイ → ラオス側国境までのバスチケット代: 10バーツ(約32円)
時間外手数料: 5バーツ(約16円)
こんなバスに乗り込みます。
出発は8:00のものがありました。
外国人観光客はあまりこのルートを使わないようでタイかラオスの人しか乗っていない。
みんな先ほどの列車か、別のバスターミナルやツアーデスクで手配できるビエンチャンまで直通の国際バスを利用するようです。
まず、タイ側のイミグレに着きますが、特に問題なければすっと通過できます。
と思いきや、僕は
別室でチェックしなさい。メガネクイッ
と言われちゃいました。
どうやらパスポートに何回かタイのスタンプが押されているので、出入国回数を調べられたようです。
近年、ビザラン(隣国と出入国を繰り返すことにより、ビザ免除で実質タイに長期滞在しようとする)規制が厳しくなっていますからね。
現在、陸路だと年2回までが出入国の限度になっているはずです。
僕の場合、今年はまだ1回目なのでチェック後は特に何も言われませんでした。
イミグレを通過すると、タイ・ラオス有効橋を通って、今度はラオス側のイミグレに到着。
ラオスは日本人であれば15日以内の滞在はビザ不要です。
すっと通り抜けられると思いきや、ここの国境はちょっと変なつくりになっていて初見だと混乱します。
まずイミグレ手前にあるこのよく分からないチケットを買います。
国境通過チケット: 1,000ラオスキープ(約13円)
僕は昔ラオス行ったときに余ったキープがあったんでそれで払いましたが、タイバーツだと5バーツで支払えたと思います。
で、一体これが何なのかというと、入国検査カウンター後にある自動ゲートを通過するときに機械に入れるカードなのです。
実質的な国境通過手数料のようなものなのかな?
国境からビエンチャンまでは日本式バスで
イミグレを出ると、両替所、ATM、SIMカードを売っている店なんかがあります。
そしてタクシードライバーがたくさん寄ってきます。
プリペイドタクシーとかもありましたが、とりあえずみんな高い。
やんわり断るとみんなすぐ退いてくれる辺りに、ラオス人の穏やかさを感じます。
ということで、僕はここでもローカルバスを使います。
イミグレから出てそのまま少し前方へ歩いてくと、こんな日本国旗のマークのバスが停車してました。
日本から寄付されたもののようです。
これがビエンチャンまで行ってくれます。
国境 → ビエンチャンまでのバスチケット: 6,000キープ(約83円)
運賃は降りるときにドライバーに払いました。
バスはガタガタした道を40分くらい走り、最終的に地図の辺り、Talat Saoという場所まで行きました。
ここから宿が密集している川沿いのエリアまでは歩いていけます。
と、そんな感じで無事ラオスまで抜けることができました。
東南アジアは基本イージーで適当に旅してても何とかなりますが、参考にしてください。
たぶんノンカーイまでバスか鉄道で移動し、後はローカルバス乗り継ぐ方法が安いと思われます。
さて、ここからは観光はほどほどに中国めがけてラオスを縦断していきます。
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