キルギス・ビシュケクからカザフスタンのアルマトイまでやって来ました。
<現在地はここ>
アルマトイ(Almaty)
気温:最高29〜33℃ 最低16〜18℃(2017年6月)
カザフスタン最大の都市で、少し前まで同国の首都でした。(今はアスタナ)
Wikipedeiaによると中央アジア最高水準の経済都市でもあるらしいです。
アルマトイは、少し街を歩いただけでオシャレで綺麗で、すごーく良い都市だと分かります。
また、郊外には美しい渓谷も広がっており、ツアーで遠征することもできるんですが、今回は先を急ぐために1泊だけのトランジット滞在です。
近場で何か良い場所はないかと思い探してみたところ、アルマトイ南東部にコクトベという、街全体を見渡せる丘があるということなので行ってみました。
地下鉄アベイ(Abey)駅のすぐ近くからコクトベの丘へ一瞬で登れるケーブルカーが運行しています。
片道1,000テンゲ(約348円)
場所はこの辺一体。
ケーブルカーを使わなくても徒歩やシャトルバスでも行くことができます。
宿泊していた宿からも近い。
地元の若者と一緒に乗り込んでワイワイしながら頂上へ。
10分くらいで丘の上に到着!
海抜1,000m超あるらしいんですが、アルマトイで既に800mくらいあるらしいです。
やっぱり中央アジアって標高高いんですね。
丘の上は遊園地のようになっていて、レストランや土産物屋もたくさんあって賑わっています。
おお、I love Kok-Tobeのモニュメントが!
でもI love Almatyは見当たらないんですよね・・・
ボルダリングができるウォールも。
結構高いです。
これはちょっとシュールです。
フライトシミュレーターゲームらしいんですが、電動ではなく係員が足で揺らしてました。
昔、子供の頃の文化祭でこういう手動のジェットコースターをつくったことを思い出しました。
Mini Zooって書いてあって期待していたんですが、いたのは大量の鳥と鹿でした。
写真にはライオンとかキリンが載っていたんだけどなあ・・・
そしてビートルズ発見!
ビートルズ好きなんですよね。
中学生の頃とかいつも聞いてました。
ビシュケクのRocknRollaといい、中央アジアの都市部はちょいちょいロックに影響されています。
いや、だがしかし何故ここにビートルズ?
説明書がカザフ語かロシア語なので意味は分かりませんでしたが、ネットで英語版の情報を少し検索してみたところ、別にビートルズがここに来た訳ではなく、イベントに合わせて、2007年に建設されたようです。
こんな感じでギターを持ったジョンレノンの隣に座って記念撮影できます。
大人気で、みんな並んで写真を撮ってました。
何かみんな同じ顔に見えますね。笑
やっぱり山は良いですね、癒されます。
こんな雪を被った山々が街中から見ることができるのが中央アジアの良いところです。
そしてフラフラ歩いていると、行きのケーブルカーで会った地元の若者とまた遭遇。
すると、
このチケット持ってけばバスに乗って降りられるよ!
といって何故かシャトルバスのチケットをくれました。
ええ!?超優しい・・・
どうやら、歩いて降りるから、事前に買っておいたチケットが要らなくなってくれたようです。
チケット代500テンゲするのに。
今までのアジアの国々では、こういうことってあまり無かった気がします。
中央アジアの人って本当に親切な方が多い、というか、余裕がある感じがします。
特にカザフなんかは天然資源で潤っているんで、それなりにお金がある人も多いのかもしれません。
というわけで、ありがたくシャトルバスで下山することに。
シャトルバスに乗るとコクトベの丘の南辺りまで降りられました。
そして売店で食料品を買って宿へ。
何かほのぼのする街アルマトイです。
やっぱり1泊で通過するのはちょっと惜しい。
綺麗なカフェやバーはそこら中にあるし、夜歩いていても治安の悪さは感じられない。
ソヴィエトが崩壊した後、20世紀末前後で一気に西側の文化が入ってきて、経済成長にも合わせて、ちょうど西欧文化に盛り上がっている時代なのかも。
アルマトイは、ヨーロッパ的な街並みを、手頃なコストで楽しめる街です。
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