2週間くらい滞在したキルギスの記事もわずか6記事でまとめ、カザフスタンへ移動します。

なお、次の目的地はウズベキスタンで、キルギスから直接行くこともできるんですが、ビシュケクからの場合はカザフ経由した方が交通ルートが整備されていて移動しやすいらしい、また、少しカザフも覗いてみたい、といった理由からまずカザフスタンのアルマトイへ向かいます。

また、今後のビザについては、

  • トルクメニスタン→ウズベキスタンで取得
  • アゼルバイジャン→オンラインで取得

ということにしました。

 

 

キルギス・ビシュケクからカザフスタン・アルマトイへ移動

キルギスのビシュケクからカザフスタン最大の都市アルマトイまでは直通のミニバスが運行しています。

 

乗り場はビシュケクの西バスターミナル。

サクラ、DOSゲストハウスからならマルシュールトカですぐです。

バスターミナルに来たら建物に向かって右手前側に行くとアルマトイ行きのミニバス乗り場があります。

分からなければその辺の人に聞けば教えてくれます。

 

あ、このバスターミナルでは警官にマジで注意してください。

荷物検査と称して詰め所に連れて行かれる可能性が高い危険スポットです。

 

ビシュケク → アルマトイまでのミニバス: 400ソム(約650円)

 

1時間くらいであっという間に国境到着です。

出国、入国手続ともにスムーズでした。

荷物検査も適当。

 

カザフスタンには、5日以上滞在する外国人は当局に滞在登録をしなければならないという制度があります。

でもたいてい入国時に勝手にやってくれます。

イミグレで入国カードを提出すると、写真みたいにスタンプが2箇所押されて返されますが、これで滞在登録されたことになります。

確認しておきましょう。

そしてこの紙は出国時まで失くさないでください。

 

 

<世界一周17か国目>

カザフスタン(Kazakhstan)

通貨:テンゲ

為替:100円 = 約285テンゲ(2017年6月)

こんにちは → サラマッスズバ

ありがとう → ラフィメット

 

 

国境から更に2時間弱でアルマトイの西バスターミナル(Sayran Bus Terminal)に到着しました。

久々に楽チンな国境越え。

そこから44番の市バスに乗り継いで宿の近くの地下鉄アベイ(Abey)駅付近まで行きました。

市バスの料金は一律80テンゲ(約28円)でした。

キルギス知り合ったイケメン精神科医バックパッカーのカグシュンさんからイチオシされたEuropean Backpackers Hostelという宿に来てみました。

↑ブログの写真めっちゃ綺麗なんで是非見てください!

 

入口は普通の家の玄関で看板も出ていないため、この写真を目印に探します。

その辺にいたカザフ人の方に道を聞いてここへ辿り着き、住所表示が一致しているのを確認し、ブザーを押すと中からお手伝いの方が出てきてくれました。

 

綺麗で広い邸宅って感じ。

オーナーのMr.エルマンはアゼルバイジャン人の医者らしく、アルマトイで仕事をする傍ら、家をゲストハウスとして利用しているそうです。

でもそのうち帰国してしまうため、1年間くらいの限定ゲストハウスとのこと。

 

ドミトリー1泊: 8USD

 

手頃な価格だし、内装は凄く綺麗。

Mr.エルマンはめちゃめちゃ良い人で、何でも相談に乗ってくれます。

宿泊者を集めて郊外ツアーをアレンジしてくれたりもします。

ホームステイしているような気分になれるところで、長期滞在するなら是非おすすめの宿ですね。

 

アルマトイ市内の移動

アルマトイには地下鉄が走っています。

料金は一律80テンゲ(約28円)。

これだけでも市内の主要箇所へは移動可能です。

 

相当深いところにあるのか、エスカレーターが超長いです。

 

かなり新しいらしく、綺麗です。

 

実は2017年は6月10日から首都アスタナで万博が開催されています。

街中にEXPOの広告が貼られていました。

 

また、市バスもたくさん走っていますが、旅行者にとってはなかなかハードルが高そう。

そんなときは、2gisっていう地図アプリが便利です。

スマホにインストールすると、ビシュケクのBUS.kgみたいな感じで、オフラインで地図をダウンロードしておいて、バスルートを調べることができます。

アルマトイに限らず、いくつかの国、都市で使えるようです。

 

 

カザフスタンって、中央アジアの中では最も文化が西欧化されているらしいです。

街並みはとても綺麗に整備されていて、お洒落なバーレストランやカフェも多く、街歩きが楽しい場所です。

今回1泊で通過してしまいますが、勿体ないですね。

 

最先端ショッピングモールのDostyk Plaza。

中央アジアには存在しないと思っていたスタバが入ってました。

 

 

おすすめスポット、パンフィーロフ公園。

緑が溢れる美しい公園で、戦争で命を落とした兵士達を祀ったモニュメントなんかがあります。

 

同じくパンフィーロフ公園にあるゼンコフ正教会。

教会なんて久しぶりに見ました。

この辺りで、ウェディングフォトを撮影しているカザフ人がたくさんいました。

 

この教会の前は観光客や物売りだらけで、アルマトイで一番観光地っぽい雰囲気があります。

 

カザフスタンのSIMカードの買い方

たぶん5日以内に抜けるので普通に考えたら不要ですが、移動中にネット使えると便利だなあと思ってSIMカードを買ってみました。

宿のオーナーにおすすめされたのは、KcellというキャリアのSIMカード。

 

Dostyk Plazaの裏にKcellのセンターオフィスがあるのでそこへ行ってみました。

 

まず機械で整理番号を取って呼ばれたらカウンターに行きます。

カウンターのお姉さんにSIMカードを買いたい旨伝えると片言の英語で対応してくれました。

 

<KcellのSIMカード購入の流れ>

  • カウンターでまず電話番号を選ぶ。
  • SIM購入用のレシートがもらえるので、それを持ってキャッシャー窓口でSIM代250テンゲ(約87円)を支払い、SIMカードを受け取る。
  • カウンターに戻りSIMをスマホに入れて有効化。
  • 今度はキャッシャーの機械に自分のSIMの電話番号と金額を入れてチャージ。(英語表示無いのでやり方は教えてもらえます。)
  • そのままでも使えるけど、特定の番号にダイヤルすると特殊なインターネットプランへ申し込みすることも可能。
  • 契約書にサインして終了。

 

僕は500テンゲ(約175円)チャージして、1GBくらい使えるプランに申し込みました。

 

契約カウンターとキャッシャーが分かれているなど、今までに無いパターンで結構面倒くさかったです。

あとKcellのSIMは、最低チャージ額のようなものがあるらしく、何か仕組みが分かりづらいです。

店内は結構混んでいて、カウンターのお姉さんも対応途中からだんだんイライラしてました。笑

ああ、ロシア語が話せたらどんなに楽なことか・・・