さて、コモドドラゴンを見てだいぶ満足してラブハンバジョに戻ってきました。
船に揺られたりトレッキングしたり、結構疲れたのでゆっくりしたいところですが、1泊だけしたテントのホテルをチェックアウトしてしまったので別の宿に移動します。
ラブハンバジョでドミトリーを占領
ここにしました。
CENTRO HOSTEL
CENTRO HOSTELの場所
港の目の前という立地の良さや、1泊80,000ルピア(約687円)という安さ、宿の前で遊んでる子供達が人懐っこくて可愛かったとか、理由はいろいろありますが、決め手としては、
この30人くらい入る巨大ドミトリーに、客が僕しかいないという点です。笑
ベッドもこんなくっついてるんで混んでたら大変ですが、
僕一人なので
実質2つベッド使ってるような状態です。
Wi-Fiもあって、使ってるのがおそらく
僕一人なので
かなり快速でした。
エアコンも効いてて快適です。
でも、普段は節約のためかエアコン消してて僕が宿に帰ってくるとスタッフの人がつけてくれます。
宿独り占め状態です。
ちょっと休憩してから町をフラフラしに行きました。
フローレス島の山の中に温泉があるとのことなので、とりあえず海パンを買いました。
ちょっと値切って50,000ルピア(約429円)でした。
安いね。
シュノーケリングは別にしなくてもいいけど、温泉には何としてでも入ります。
その後、明日の移動のためにバスチケットを探して、購入しました。
山間部のバジャワという町まで250,000ルピア(約2,148円)でした。
普段は200,000 ルピアくらいらしいんですが、
ニューイヤーだからちょっと高いんだ
とのこと。
何件かツアーデスクを回ってみんな同じ値段言ってきたのでぼってはいないと思います。
ちなみにプライベートカーとかチャーターすると、この5倍くらいの値段になると思います。
海沿いの屋台でナシゴレンを食べました。
15,000ルピア(約128円)。
安いし美味しい。
そしてインドネシア来て初めてローカル料理を食べた気がします。
その後も港の辺りをフラフラしましたが、この日は朝早かったので21:00くらいに寝てしまいました。
この旅一番過酷な移動開始
翌日です。
宿の無料の朝食はパンとコーヒーです。
客が僕一人で、しかもこの日は移動日で朝早かったのに、パンを買ってきてくれたようです。
スタッフの方は、
分からないことあったなんでも聞いてくれ!
あそこのお店がおすすめだよ!
とフレンドリーです。
というかこの島の人はみんなフレンドリーでとても良いのです。
ということでラブハンバジョを惜しみながら乗り合いバンで島の内陸の方へ移動していきます。
8:00発とのことなので、7:30にバスチケットを買ったツアーデスクの前に行きました。
バスというかバンです。
10人乗りくらいの大きさでしょうかね。
限界まで人数を詰め込むのがアジアの乗り合いバスのやり方です。
エアコンは無いですが、窓が開いててなかなか風が気持ち良いです。
こんな大自然の山の中を突っ走ります。
景色は凄く綺麗です。
太陽に照らされて山が輝いています。
ミャンマーの自然を思い出しました。
しかしこれが
かなりハード
こんな棚田を見れたりして景色は凄いんですが。
なんせ山道なので道がくねくねくねくね・・・
イロハ坂みたいな道が延々と続きます。
距離的には大したことなくてもかなり時間がかかります。
あまりに揺れるのでたまに吐いてる現地の方とかも。
座席もかなり狭いです。
ラブハンバジョでフローレス島の移動が結構大変と聞いた理由はこれだったんですね。
また、山の中にもところどころ集落があって、通り過ぎる際に乗り合いバンのスタッフが行き先を連呼しながら客引きします。
本当にこのバンが現地の方の足なんだなあと思うとなかなか面白いです。
途中、何も無い道で
タイヤがパンクしてその場で修理
なんてのもよくあることです。
ドライバーのアシスタントが器用に直してました。
12:00頃にルーテンという町に着きました。
蜘蛛の巣型のライステラス(棚田)が有名らしく、ホテルもちらほらあります。
ここで別のバスに乗り換えるようですが、14:00まで来ないらしいので散歩でもしてみます。
現地人ばかりのはずのローカルバスで、アイルランド人のサラさんという女の子が途中で乗ってきて、僕と同じくバジャワまで行くとのこと。
彼女が持ってたロンリープラネットにルーテンのおすすめカフェみたいな情報が載ってたので一緒にそこまで行くことにしました。
観光客が少ないのか、2人で町中をうろうろしてたら現地の方がジロジロとガン見してきます。
でも目が合うとにこっと挨拶してくれるので、やっぱりフレンドリーな人々なんですね。
Cafe Agapeというかなりオシャレなカフェ。
オシャレなカフェでサラさんと一緒に飯を食います。
ロンリープラネットを見せてもらいましたが、フローレス島の情報も結構詳しく書いてあり、さすが最強の旅本と思いました。
でも写真は少なく、文字ばっかなので、英語がそれなりにスラスラ読めないと使いこなしづらかったりします。
チキンカレー: 50,000ルピア(約429円)
ちょっと観光地価格です。
前にも書きましたが、フローレス島はインドネシアでは珍しくキリスト教徒、というかカトリックが多い地域です。
こんな感じの教会がちらほらあります。
乗り継ぎのバスが来ました。
これで更に3〜4時間移動します。
のどかな道を延々と走ります。
道には牛やヤギなんかが普通に歩いてて、見てるだけでもおもしろかったります。
道を通せんぼしてるときは、ドライバーがクラクションを鳴らしまくってどかします。
バジャワまでの道はこんなんです。
急カーブの連続。
久々に見たこんな凄い道。
曲がるときは車内についてる手すりを掴まないと窓に頭をぶつけたりします。
僕もウトウトしてたら思い切り頭をぶつけました。
長時間移動なのに寝るのも難しいなんて、かなりドSなバスです。
サラさんもぐったりしてました。
バジャワに到着
ようやく、17:00過ぎくらいに山間部の町バジャワに到着しました。
こんなハードな移動、この旅で初めてでした。
でも体調悪くなったりとかはせず、乗り越えられたので旅人レベルがちょっと上がった気がします。
僕とサラさんは町の入口辺りで降ろされました。
(本当は中心部にあるバスターミナル辺りまで行くんじゃないかな〜?)
そしてバイタクのドライバーがたくさん集まってきます。
ミャンマーでよくあったパターンです。
観光客をドライバーに預け、宿に通れていってもらうシステム。
こういうときはまず落ち着いてどうするか冷静に考えることが重要です。
バジャワは山間部にあるのでかなり涼しい。
夜は上着羽織ってないと寒いです。
まずはバックパックからパーカーを取り出して着て、タバコを吸いながらドライバーに値段や紹介してもらえる宿について聞きます。
すると、バイタク代は10,000ルピア(約85円)でいいとのこと。
かなり良心的だし、ドライバーも誠実でいい奴っぽいです。
チンピラだらけのバリ島にはいないタイプ。
サラさんは別の宿に移動するようなのでここでお別れしました。
とりあえずちょっと寒いので、「ホットシャワーが使える宿」とオーダーしました。
いくつか当たったんですが、ローシーズンらしく結構閉まってました。
そして最終的に決めたのが、
Lucas Restaurant and Lodgeという宿。
シングルルームで1泊200,000ルピア(約1,718円)とちょっと高めですが、ホットシャワーが使えるホテルの相場はこんなもんらしいです。
すぐ目の前にツーリスト・インフォメーションもあります。
コールドシャワーでもっと質素なところなら100,000ルピアくらいからあるようでしたが、疲れているのでここでゆっくりしようと思います。
宿のおばちゃんや娘さん、スタッフの若いあんちゃんがとてもフレンドリーで、雰囲気がかなり良いです。
凄く気に入りました。
入口入ったところがレストランになっています。
無料のウェルカム・ドリンクとしてコーヒーをいただきました。
あったかくてほっこりします。
フローレス島には、このウェルカム・ドリンクという文化があるようです。
そのままミーゴレンも頼みました。
30,000ルピア(約257円)で、野菜がたくさん入ってて美味しいです。
そしてスタッフのあんちゃんに明日のことについて相談。
バイタクで回るのも良いけど、
せっかくなんでバイクをレンタルして自分で回りたい
と言うと、
任しとけ!
と手配してくれるとのこと。
宿の目の前に売店があるんですが、そこの店員のレゲエ風出で立ちのスティンという名前のあんちゃんが明日の朝原付を持ってきてくれることになりました。
静かな町ですが、スティンがボブ・マーリーの曲とかかけててかなり雰囲気があります。
俺が何でも知ってるから、Youはツーリスト・インフォメーションなんか行く必要ないぜ!
フローレスの地酒があるんだけど1杯試してみる?
スティンはかなり陽気な奴です。
ラブハンバジョも良かったけど、このバジャワという町、涼しいし、静かだし、みんなフレンドリーで悪いやつもいなさそうだし、一瞬で凄く気に入りました。
まだ数時間の滞在ですが、今まで感じたことのない居心地の良さを感じます。
明日の散策が楽しみです。
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