インド旅開始早々にだいぶ気に入ってしまった南インドはケララ州のフォートコーチン。
このまま1週間くらい滞在してみたい気もありましたが、予定もあるので移動開始します。
フォートコーチンの宿を朝早くチェックアウトし、エルナクラムの駅に向かいます。
ちなみに、フォートコーチン側には鉄道駅はありません。
鉄道チケットは買えたけど・・・
エルナクラム側の駅、エルナクラム・ジャンクションです。
そんな大きくけど、人口多いのでいつも人でごった返してます。
そして、前日までにチケットを予約する場合、ここエルナクラムでもやっぱり駅構内じゃなく別の建物にある予約窓口へ。
こういうのがいちいちややこしいのがインド。
駅の窓口で、
予約したい!
って言うと、
ここじゃねえよ。
って言われてあごで指示される。
予約窓口は、駅を背にして、右手側にあります。
地図でいうとここ。
外国人予約窓口っぽいものはありませんでした。
とういうわけで、他のインド人と同じ、競争が激しい一般枠で座席を予約する必要があります。
僕は移動日の2日前にここに来てバンガロール行きのチケットを買っておきました。
そのときのステータスは、
ウェイティングリストNo.4
つまりキャンセル4人+アルファ待ち状態。
まあ、一桁台だし、当日までに繰り上がるでしょう。
と、余裕ぶっこいて当日駅窓口で確認してみると・・・
あなたのチケットの最終ステータスはねえ、えーと・・・
ウェイティングリストNo.2
ね。
そう、つまり、あなたは列車には乗れないわ、ププクスクスw
ちくしょうめが!
こんな感じでインドの移動は思うようにいかないのれす。
しかも払い戻し不可能。
こういうときはバスを使うしかないです。
長距離バスなら、たいてい当日でも席確保できますからね。
エルナクラムのバスターミナルはここです、KSRTCバスターミナル。
ローカルバスもありますが、移動距離が長いので、ここは民間のデラックスバスを使うことにしました。
バスターミナルの横、売店が集まってる小さい建物の中に、バンガロールのあるカルナータカ州側のバス会社のチケット窓口があります。
ケララ州側の会社よりバスの質が良いと聞いたこっちでスリーパーバスのチケットを購入。
エルナクラム→バンガロール行きのバスチケット(エアコン付寝台)︰ 1,100ルピー(約1856円)
ちょっと高いですが、初インドのバスなんでエアコン付の良いやつにしときました。
さて、出発は22:00なのであと12時間くらい暇を持て余すことに。
今からフォートコーチン戻るのも面倒だしなあ・・・
インドの巨大ショッピングモールは超快適
エルナクラム側でどこか時間潰せそうなところはないかと調べた結果、「ルル・モール(LuLu Mall)」という、インドでも有数の巨大ショッピングモールが最近オープンしたとかって情報を得ました。
エアコン効いたファーストフードやカフェがあるはずなので、荷物をバスターミナルのクロークサービスに預けて行ってみることに。
ルル・モールの場所
フォートコーチンへ行くボート乗り場、メインジェッティー前からルルモール行きのバスが出ており、その辺の人に聞けば教えてくれました。
エルナクラムジェッティー→ルル・モールまでのローカルバス︰ 10ルピー(約16円)
どん!
ルル・モールの外観です。
かなりでかいです。
豊洲のららぽーとくらいあるんじゃないでしょうか?
入口でセキュリティチェックを受けて中に入ります。
なんか凄え・・・
インドって埃っぽいゴチャゴチャした市街地からこういう近未来的なモールまであって両極端。
そしてめっちゃ涼しい。
もうここに3泊くらいしたいです。
テナントも、ブランドもののアパレル、化粧品、大型スーパー、飲食店となんでもござれです。
安定のマクドナルド。
KFCもあります。
この辺のファーストフードは、価格的にインドだと中級レストランくらいのグレードです。
コールドストーンもあるし!!
もちろん、アイス作るときにはインド人が陽気に歌ってました。
とりあえず1階にあったお洒落カフェでコーヒーとケーキをたしなみました。
インドをバックパッカー旅してると、エアコン効いた綺麗なカフェに入った瞬間別世界へトリップできます。
2階にはアップルのリセラー店がありました!
ここでなんと勢いで
iPod Nanoを買ってしまいました。
日本から持ってきた、音楽聞くだけ用に使ってた古いiPhone 5Sのバッテリーがもう持たなくなってたので。
旅に音楽は必須でございます。
最上階には映画館がありました。
かなり綺麗。
設備も日本の映画館と同じクオリティですね。
遊園地っぽい広場もありました。
何とボーリング場も!
そういえばフォートコーチンで同じ宿の人が、
エルナクラムにボーリングしに行く!
って言ってたのはここっぽいです。
スケートリンクっぽいものまでありました。
南インドのこんなところに、ここまで凄い設備のモールがあるなんてびっくりです。
最終的に、最上階にあるフードコートの、椅子がたくさん置いてある広場で、コーヒー飲みながら動画つくったりして時間つぶしてました。
Wi-Fiも飛んでるし、超快適でした。
初・寝台バス
夕方ぎりぎりまでルル・モールで時間をつぶし、エルナクラムのバスターミナルへ戻りました。
インドのバスターミナルはいつもカオス。
一気に現実的・一般的なインドの景色に戻ります。
初・寝台バスです!
ローカルバスがオンボロで、窓開けっ放し、ホコリまみれで座席をギシギシいわせながら荒野を突っ走るのに対し、民間のデラックスバスはゴージャスです。
二段ベッドが並んでるつくりもなかなかゴージャス!
ベッドも気持ちよく寝られそうです。
中国やベトナムでも寝台バス乗りましたが、たぶんインドのやつが一番じゃないでしょうかね?
ただし、インドの寝台バスにはいくつか注意点が。
一つ目は、エアコンです。
想像どおり、めちゃめちゃ効いてて、寒いです。
薄着で乗ると風邪ひく。
僕はチェンナイでエアコン付寝台列車乗ったときの教訓で、上着やブランケット(スリランカで買った腰に巻く布)をきっちり持ち込んで何とか快適に過ごせましたが。
というか、この時期のインドは朝晩別に暑くないので、エアコンは不要でしょう。
そして二つ目は座席。
寝台バスは、シングルベッド+ダブルベッドの横三列シート。
だいたいバス会社側が調整してくれますが、一人旅の方、特に女性はチケット買うときに、必ずシングルベッドを指定した方がよいです。
デラックスのスリーパーバスを使うインド人は比較的裕福な人達なので、貴重品管理をちゃんとしとけば治安面はそんなに心配いらない気がしますが、狭いダブルベッドスペースで隣に見知らぬインド人が寝てる状態で長時間過ごすのは結構辛いと思います。
そんな感じで爆睡しながらインドの最先端都市、バンガロールへ向かいます。
もし記事がお役に立ちましたらシェアをお願いします。