灼熱の屋外ベッドで夜を明かしたダナキルツアー1夜目。

朝起きると何故かちょっと寒かったです。

2日目は早朝から塩の採掘場を見学した後は、不思議な色の景観で有名なダロール(Dalol)へ向かいます。

 

準備と日程表についてはこちら。

 

 

ナメック星に行ってみた

塩の採掘場からしばらく車を走らせると、ゴツゴツした岩が多くなってきます。

地面の色もなんだか黄色っぽい?感じに・・・

で、目的地近くまで来たら車を降り、ガイドに先導されて歩きます。

その先には・・・

 

出た・・・ナメック星!

地球とは思えない光景。

 

なんだかすごく緑です・・・

このエリアの火山活動のせいでこのような大地が形成されたようです。

 

有毒ガスが吹き出ていますんで池は触っちゃダメです。

臭いも結構きつく、長時間いると体調崩す人もいるみたいなので、念のため口を覆うストールとか持ってくとよいです。

 

ポッポルンガ!と叫べば神龍が現れそうな雰囲気です。

神様の住む惑星ですね。

 

よーく見ると結構深い水たまり、というか池もあります。

足場が悪いところもあるので気をつけてください。

 

世界一周婚活トラベラーことモン太さんもこのとおり。

カラフルなので写真映えするスポットです。

結構な時間滞在できるのでゆっくり撮影しましょう。

 

 

死の大地

エチオピア北部のこの辺りは火山と砂漠が広がっている大地。

アファル族もよくこんな過酷な場所で生活してきたなと思います。

 

荒野です。

とにかく暑い。

地熱があるので夜もそんなに気温が下がらないそうです。

本当に死の大地です。

 

ていうか普通に鳥が死んでました。

有毒ガスにやられたんでしょうか。

 

砂漠の中にぽっかりできた深い池。

水深5〜6mはありそうです。

塩分濃度は相当高く、擦り傷がある腕を突っ込んだら激痛で泣きました。

 

そんなこんなで、この後は来た道を戻ります。

 

来る時に寄った食堂で飯。

やっぱりインジェラではなく、ツーリスト向けの比較的ちゃんとしたものが出ます。

キンキンに冷えたコーラが超うまい。

 

 

辺境の村

夕方前に辿り着いたのはAbalaという小さな村。

メケレから少し東に行ったところにあります。

2日目はここの宿に宿泊。

 

大きな部屋にマットレスを敷いてみんなで雑魚寝します。

シャワー、トイレはそれぞれ2つしかなく、質素な宿ですが、ここの娘さんである小さな女の子が凄かった。

まだ赤ん坊の弟をおんぶしながら、てきぱき観光客の対応をしています。

お母さんもいるけど英語が話せないので仕事は基本この子がやっているっぽい。

片言の英語が話せるので観光客の面倒をほとんど見ています。

なんか凄い感動したし、切なくもなりました。

僕が同い年くらいの頃には親に甘えて遊んでるだけでしたからね。

 

本当に小さな村です。

ちょっと探検してみましたが、売店や学校もあって、子供がたくさんいました。

観光客が来るとすぐに囲まれます。

で、何かいろいろねだってきます。

危ない感じはしませんでしたが、手グセが悪い子もいるはずなので、ものを盗られないように気をつけてください。

ツアーのガイドにもあんまり出歩くなと注意されました。

 

宿の目の前には小さなバーがあって、ビールを買って飲んでたのですが、近所の子供が遊びに来てずっとまとわりついてました。

 

人懐っこく近寄ってきて何でもいいからくれとモノをねだってくるちびっこたち。

折り紙で恐竜を折ってあげたりしてましたが、そんなことしてたらたくさん集まってきて取り合いの喧嘩に発展。

騒がしくなってきて困っていると、泊まっている宿の女の子やバーのおかみさんがやってきてその辺の石を本気でぶん投げまくって追い払ってました。笑

 

外国人ツーリストに何かトラブルが発生したら、自分たちのビジネスにも悪影響が出るってことでしょうかね。

とにもかくも、世界共通ですけど女性は強いです。