アシガバッドから寝台列車に乗りたどりついたトルクメンバシ。
果たしてちゃんと乗り込むことができるのか分からない不定期貨物船に、無事その日の夕方に乗り込むことができました。
いよいよトルクメニスタンを脱出です!
さようならトルクメニスタン。
もう二度と来ることはないでしょう。
カスピ海の水平線の先に日が暮れていきます。
事前に調べた情報だと、深夜に出航することが多いらしい。
船員にいつ出発するの?
って聞いたら10時みたいなジャスチャーをしていたんでやっぱり夜中かもしれません。
ということで夕飯食べて、波の音を聞きながらそのまま深い眠りにつくことにしました。
おやすみなさい・・・
・
・
・
<翌朝>
8:00頃、眠い目をこすりながら起きます。
今どこらへんにいるんだろと思い、デッキに出ます。
うーん・・・何か陸地が見えるな・・・
まだ到着するには早過ぎる時間だし・・・
ていうか・・・
・
・
・
まだ出発してないやないかい!!
ということで港に停泊している状態で船で1泊しました。
一体いつ出航するんだろうと不安になりましたが、朝食を食べていると10:00頃にエンジンがかかり、無事出発。
朝の10時って意味だったんですかね。
今度こそさようならトルクメニスタン。
トルクメニスタン側の陸地を離れる際、遠くに妙な形をした建物がたくさんありました。
高倍率のハンディカムで撮影した画像。
高級ホテルとかかな?
カスピ海沿いにリゾートがあるのかもしれませんね。
最後まで奇妙なトルクメニスタンの建物たち。
カスピ海フェリーの紹介
カスピ海は思ってたより綺麗。
うん、なかなか気に入りました、この船。
そして一部のマニアックなバックパッカーに需要があるのかもしれないので、トルクメニスタンからアゼルバイジャンまでカスピ海を渡るこの貨物船がどんなもんなのかちょっとご紹介です。
船の上はこんな感じ。
ぱっと見完全に貨物船です。
船員も少ないし、貨物を積み込んでいる様子もほとんど無かったんですよね。
何か謎めいてます。
BAKI(BAKU)のマークが入った浮き輪。
アゼルバイジャン船籍の船っぽいですね。
船員もアゼル人っぽかったです。
客室
貨物船の前方サイドが客室になってます。
二段ベッド2台の4人ドミトリー。
狭いですが、コンセントはもちろん、洗面台やクローゼットもついてます。
綺麗じゃ無いけどトイレ。
お湯が出るシャワールームもありました。
食事
何時間乗っていれば分からない船一番心配なのが食事です。
事前に買い込むにしても限界があります。
ご安心ください、この船ドリンク・食事付きです。
まあ、80USD払ってますし。
あ、でももしかしたら食事が出ない船もあるのかもしれません。
共有スペースに紅茶とクッキーなどのお菓子が置いてありました。
朝、昼、夜の食事の時間。
おそらくアゼルバイジャン時間。
食堂は学校の給食みたいに、トレーを持って並び、食事を取っていく方式です。
これは確か乗船日の夕食だったと思います。
チキンパスタとじゃがいものスープ。
シンプルな朝食。
パンにチーズにゆで卵。
ドリンクは、ジュースお茶などが毎回出ます。
これはお昼かな?
細長いお米っぽいやつにチキン、野菜スープ。
パンとじゃがいも、そしてボルシチ!
ロシア風家庭料理的な感じのメニューで、全体的に結構美味かったです。
久々にいろいろな種類の料理を食べることができました。
一番お気に入りだったのは、毎食時にテーブルに置いてあったピクルス。
これが塩っぽくて絶品。
食事そのものよりこのピクルスの方が美味かった気がします。
部屋でゴロゴロしてたまにデッキ出たりして、飯食って、タバコ吸って、時間が過ぎるのを待ちます。
何もやることが無いので僕は今度連載が再開するHUNTER×HUNTERの単行本をPCでひたすら読んでました。
世界最大の湖カスピ海。
約374,000㎢の面積を誇る巨大な水たまり。
これは約378,000㎢の日本の国土と同じくらいです。
見渡す限り陸地は見えません。
周囲は、ロシア、カザフスタン、トルクメニスタン、イラン、アゼルバイジャンに囲まれています。
いったい僕らは今どこにいて、いつバクーに到着するのか。
大海原のような水平線をぼんやり見つめながら、僕らを乗せたフェリーはゆったりと進んでいきます。
もし記事がお役に立ちましたらシェアをお願いします。