バンコクでソンクランを満喫した後は、参加メンバーとの話の流れで予定外に急遽タオ島へダイビングライセンスを取りに行くことになりました。
登山の後は海です。
というのも、そういえば世界一周中にダイビングライセンス取るつもりなのに、旅立ち半年経過してまだ取ってないじゃねえかということに今更気付いたのです。
そしてせっかくなんでこの勢いでみんなと一緒に講習参加して取ってしまった方がいいだろうと。
ちなみに西周りで世界一周する人は、世界でもかなり安くライセンスが取れるということで有名なタイのタオ島かエジプトのダハブのいずれかで取ることが多いようですね。
そんなわけで、今回と次回の記事では、タオ島でのダイビングライセンス取得の内容を紹介します。
はじめに
ライセンスについて
タオ島では、日本と比較し、だいたい1/3の値段でライセンスが取れるといわれます。
そしてライセンスにはいろいろ種類があり、ライセンスを発行する団体によっても微妙に内容が異なるのですが、普通にダイビングを楽しみたい普通の人はPADIという世界最大の団体のオープンウォーターライセンス、そしてその後アドバンスライセンスの取得を目指します。
オープンウォーターで水深18mまで、アドバンスで30mまで潜ることができますが、このとき、僕は先の日程が決まっていたので、オープンウォーターのみの取得にしときました。
アドバンスはたぶんエジプトで取ると思います。
ダイビングショップの選定
海外でライセンスを取得する場合でも、相当英語に自信がある方以外は、日本人のインストラクターがいて、日本語で講習を受けられるショップを選択した方がいいと思います。
命に関わるような内容を英語で中途半端に理解すると危険ですしね。
そして東南アジア屈指のダイビングスポットであるタオ島にも、日本人のインストラクターが複数いて日本語で講習を受けられるショップがあり、有名どころがブッダビューとビッグブルーというショップ。
今回僕はブッダビューさんにしました。
2泊3日、宿泊3泊無料で9,000バーツ(約29,341円)。
上記Webサイトからオンラインで予約申し込みができます。
バンコクからタオ島への行き方
まずは行き方。
タオ島はタイのここら辺にあります。
常夏のリゾート地で、世界中から観光客が訪れます。
近くにはもっと大きなサムイ島や、狂ったようにパーティばっかりやってるパンガン島なんかもあって、タオ島経由で行くこともできます。
バンコクのバスターミナルからもタオ島近くのボートが出ているエリア(スラタニー、チュムポーン)までバスが出ていますが、ボートのチケットと合わせて購入できる、カオサン通りのツアーデスクで買ってしまうのが最もポピュラー。
利用するバス会社、ボート会社によって、タイムスケジュールやチケットの金額が変わってくるようです。
僕は、ブッダビューのカオサンオフィスを兼ねているナンツアーでVIPバス+ボートのジョイントチケットを購入しました。
ナンツアーの場所などはこちらのページをご参照ください。
カオサン通り → タオ島までのバス+ボートチケット: 950バーツ(約3,095円)
他のデスクでは、別のバス・ボート会社で800バーツ(約2,608円)というのもありました。
集合時間にナンツアー隣にあるバス会社でチェックインし、徒歩でバス停留所まで移動。
こんな2階建てバスでした。
何度も言うけど、タイのバスはなんかけつが痛くなるので苦手。
ちょっと狭いし、いつも寝られません。
バスは21:00に出発して、5:00前、まだ暗い中チュムポーンにあるロンプラヤ社のボート乗り場に到着。
ここでボート出発まで待機。
みんなクソ暑い中寝ようとしますが、蚊が多くてかなり無理があります。
明るくなってきたら係員が窓口に来るのでチケットを見せてチェックイン。
7:00頃に出発。
こんな結構大きな船。
船内は広く、お菓子・ジュースも売られています。
なお、エアコンが効きすぎてて中は激寒。
荷物を預ける前に上着を必ず出しておくことをおすすめします。
僕は上着をメインバックから出し忘れ、そのまま乗客のバックパックの山の中に埋もれてしまったため、半袖短パンで耐えることに・・・
結局耐えられなかったのでデッキに出ました。
普段薄着の欧米人達も我慢できなかったのか、ここでごった返してました。
で、2時間くらいで到着。
港に着くと、ブッダビューからピックアップが来ていました。
トラックの荷台に乗って10分くらいでブッダビューオフィスへ到着。
僕らはライセンス講習者用の無料宿泊サービスも申し込んだので、ブッダビュー併設の宿にそのままチェックイン。
講習スケジュールの説明を受け、料金なんかを支払った後は、とりあえず仮眠しました。
ブッダビュー周辺は、港のあるメインエリアから少し離れてますが、コンビニや飲食店は普通に充実してます。
宿やマッサージ屋もちらほら。
ちなみに、バンコクみたいに都会じゃないのでエアコン効いてるところがなかなかありません。
暑過ぎて死にそうなときはセブンイレブンに入って涼んでました。
セブンイレブンのホットサンド: 40バーツ(約140円)
種類がいろいろあって、レジでホットプレートで焼いてくれます。
タイのコンビニはこういう商品が充実してて本当便利。
僕は毎朝このホットサンド食ってました。
そのすぐ近くにあるサンドウィッチ屋台も有名。
60バーツ(約195円)で大盛りのサンドウィッチが食べられます。
写真のチョンマゲ侍のしゅん君もここがお気に入りで毎日のように通ってました。
1日目:座学講習
オープンウォーター講習1日目はオール座学で、お昼からスタート。
PADIの公式ビデオとテキストで重要箇所を中心に基礎知識や注意事項を詰め込んでいきます。
その後、選択式のテストを行い、一定点数以上で合格。
エアコンが効いた涼しい部屋で、モン太さんとしゅん君が真面目に勉強に取り組んでおります。
座学が終わった後は、明日のためのダイビングスーツやフィンのサイズ確認、フィッティング等を行い終了。
2日目(午前):プール実技講習
いよいよ海でダイブ!
とその前にまずはオフィス敷地内にあるプールで練習を行います。
底がだんだん深くなっていくつくりになっている実習用プール。
機器の装着方法、使い方の実習を行います。
そういえば僕は以前、沖縄で体験ダイビングだけやったことがあるんですが、そのときは本当に簡単な器具しか使わなかったですね。
四苦八苦しながら覚えます。
こういうのはとにかく体で覚えることが大切です。
で、ここで酸素ボンベを使った呼吸に慣れつつ、一定の深さで浮き続ける練習や、水中でゴーグルマスクやレギュレーター(呼吸するために口につける器具)をはずして付け直す練習なんかをするんですが、ちょっとアクシデントが。
何故か鼻から息が出続ける・・・
前に体験ダイビングやったときも、口だけで呼吸するのになかなか慣れなかったんですが、またかな??
でもマズイぞこれは。
しばらく意識して呼吸の練習をするも、なかなか直らない。
そんな感じで焦っていると、やたらマスクの鼻の部分に水が入ってくることに気づく。
一回水面に出てマスクを装着し直すと、装着用のゴムが切れていて、かなり緩くなっていたようです。
で、新しいものに交換してもらうと普通に呼吸が直りました。
どうやら鼻の部分に水が入り続けてくるんで、それを押し出そうと無意識に鼻息が出ていたようです。
ダイビングでは機材を正確にフィッティングしとかないと、本当に思わぬアクシデントに見舞われますね。
気をつけないと。
さて、午前中のプール講習が終わった後はいよいよ海に出てのダイブです!
つづく
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