主にインドビザ取得の目的のためにやって来たスリランカ。

コロンボからトリンコマリーまでバスで横断して、ビーチでゆっくりくつろいで満足した後、しんどい夜行列車で再びコロンボまで帰ってきました。

 

たまにはKFCでも入ってみよう。

店内はエアコンが効いてて快適。

 

さすが、KFCにもカレー的なメニュー充実してます!

 

チキンビリヤニセット: 360ルピー(約271円)

 

ビリヤニにちゃんとKFCのチキンがついてくる。

 

 

 

<現在地はここ>

コロンボ(Colombo)

気温:最高27〜32℃ 最低23℃〜25℃(2017年1月)

最大の都市だけど首都じゃない。

今は乾季なんで雨全然降らないよ。

 

さて、インドビザが出来上がるまでパスポートを預けに行ったりと、まだあと2日程度コロンボにいなきゃなんないので歩き回ってみることにしました。

 

高級ショッピングエリア

まずはハイソなエリアから。

コロンボの洗練された新市街地は、フォート駅より西側と、そこから南北に広がるビーチ沿いになります。

そしてコロンボで最先端っぽい感じを味わえる施設がここ。

 

ODELというショッピングセンター。

 


ODELの場所

 

スリランカでこんな綺麗なショッピングモールは見たことがありません。

化粧品、アパレル、紅茶などの土産物屋がたくさん入ってます。

ビルの構造も何かオシャレ。

 

BODY SHOPとか久しぶりに見ました。

 

スリランカといえばゾウさんです。

 

外はオープンテラスのカフェやバーなんかがあって、欧米人好みにアレンジされています。

 

カフェ日本橋

 

恐ろしく高い日本食レストランですが、結構人が入ってました。

スリランカ人も寿司が好きなようです。

 

庶民的なマーケット街

一方、アジア的な、もっとゴチャゴチャしたマーケット街は、フォート駅より北のエリアにあります。

 

場所的にはここら一帯です。

 

こんなフルーツのバラ売り屋や、

 

もはや何が売られているのか分からないお店の数々。

大量の人でごった返しています。

しばらく歩いてると、生地の卸、宝石店、ガジェット(スマホ、ラップトップ、モバイル、その他細かい部品までたくさん)と、ストリートごとに取扱商品がカテゴリー化されているのが分かりました。

僕は壊れてしまったイヤホンをここで200ルピーで買いました。

 

TOKYO STOREとかBANGKOK CHOICEとかのネーミングがアジアっぽいです。

 

最近髪の毛がボサボサしてきて、身なりもそんなに綺麗じゃないので、こういうゴチャゴチャした場所にいる方が落ち着きますね。

ODELのような高級ショッピングモールにいるとそわそわしてしまいます。

 

 

スリランカのタバコと酒事情

スリランカはお酒やタバコに厳しい国です。

でもまあ、お酒に関しては、バーやワインショップを見つけるのがまずちょっと大変ですが、見つけてしまえば日本と同じくらいの値段でビールが買えます。

一方、タバコはそこら中で売られている一方、めちゃめちゃ高いのです。

1箱1,000ルピー(約754円)

 

超高額の税金がかかっており、シンガポールや欧米先進国なみの価格です。

スリランカ人は、1本ずつ買ってバーやお店の前で吸ってることが多いです。

 

しかしここまで高いと、喫煙者は我慢するしかないのかってことになってしまいますが、ここ、南アジアには物凄い安いタバコも存在します。

 

それが

ビディ

というインド産のタバコ。

これはなんと、1本5ルピー、20本100ルピー(約75円)くらいで買えます。

 

刻んだタバコの葉を、筒状にした葉っぱに丸めて突っ込んだ超安っぽいタバコ。

すぐ吸い終わってしまうくらいの量だし、なんかめちゃめちゃ身体に悪そう。

(実際、普通のタバコと比べても害が大きいらしい。)

 

インドやスリランカでは広く普及しており、主に低所得層や、下位カーストの人間が吸うものと見られるようです。

僕なんかが吸ってると、

なんでビディなんか吸ってるんだ?

って笑われるか、怪訝そうな顔で見つめられます。

 

タバコが高いスリランカでは、

タバコ1本ちょうだい!

とよく言われることがありますが、ビディーを見せると、

チッ、何だよビディーかよ笑

と言って去っていきます。

 

ビディを吸ってるやつ = お金がないやつ

 

という図式なのです。

 

乞食のたばこなんて呼ばれているらしいですが、スリランカでは、僕はずっとビディを吸ってました。

ちょっと退廃感が漂う怪しいタバコ。

バックパッカーにはちょうど似合うタバコなんじゃないでしょうか。笑

僕はビディを気に入ってしまい、いつも20本ずつ買って、ラッキーストライクの箱に詰めて持ち歩いていました。

 

ちなみにこれはコロンボ市内のワインショップ。

店内は薄暗く、外からはよく分からないようになっています。

 

お店で買うとライオン・ストロングの330缶が210ルピー(約158円)くらいですね。

 

バーはこんな感じ。

カウンターで立ったままでも飲めますし、奥に行けばテーブル席もあります。

手軽にクイっと飲めるんで、日本にもこういうのあればいいなーなんて思いました。

 

 

 

そういえばコロンボのビーチの写真無かったですね。

 

コロンボのビーチエリア。

道路は綺麗に整備されていて、ビーチ付近は公園では、観光客や家屋連れがワイワイ遊んでます。

 

よーく見ると中国企業がガンガンリゾート開発に入っているようです。

ハーバー・シティというリゾート施設をビーチエリアにつくっていました。

そういえば、普通の中国人観光客のほかに中国から来て働いている労働者っぽい人も多く見かけます。

 

スリランカ人と話したところ、中国企業の進出の件については、複雑に感じている人が多いように感じました。

(一方中国内では関係がとても親密だと宣伝されているので、中国人観客はたくさん来るようです。)

果たしてうまくいくんでしょうか。

現在の日本企業は海外のリゾート開発なんかほぼやらないですが、その昔、調子に乗って土地を買い占めていたバブルの時代には、世界中から日本が叩かれた時代もありました。

海外進出すると、いかに現地の人の信頼を得られるかが本当に大切になってきます。

ビジネスライクに、お金の問題だけじゃ解決しないこともたくさんあります。

 

なーんてそれっぽいことを考えながら、今日もビーチでビディを吸います。笑

 

 

※スリランカ出国時に、デューティフリーショップを見たら

タバコ1カートン20USD

でした。

街中で1箱7USDだという点を考えると、驚異的な価格差です。