※2017年12月末頃の話です。

 

約3か月滞在したアフリカ大陸。

今までに経験したことが無い文化圏で、当初は広大な自然や野生動物たちに興奮していたものの、徐々に疲れ始め、最後の南アフリカに辿り着いたときにはもう完全にアフリカ飽きた状態でした。

いや、とてもいい場所なんですが、観光客として長期滞在するのは僕にとってはハードルが高かったようです。

仮に僕が縦断した東エリア以外の国へ行くにしても一度ヨーロッパとかで休憩しないと無理でしたね。

 

 

というわけでアフリカから脱出します。

まずはケープタウンを脱出。

市内から空港まではバスで行けますが、ちょうど帰国するヨーロピアンの旅行者の方がいたのでタクシーをシェアさせていただきました。

 

南米までは乗り継ぎ含めて40時間を超える未だかつてない長時間フライトになります。

ラウンジをうまく活用してくつろぎます。

 

アフリカの空港の喫煙所は、スモーキング・ラウンジといってバー付きのやたら豪華な部屋になってることが多いです。

 

 

利用したのはカタール航空。

ドーハ経由なので一度戻っちゃうことになりますが、この便がかなりお手頃な値段で、乗り継ぎも快適そうでした。

 

ドーハのハマド国際空港。

世界有数のハブ空港でかなりでかいです。

施設もとても充実してました。

ちなみに着いたのが夜中だったのでかなり眠い。

 

USDを引き出せるATM発見。

 

アルゼンチン辺りはATM手数料がかなり高いらしく、両替用としていくらか下ろしておきました。

 

カタールの次はブラジルのサンパウロ。

うほーいついに初南米大陸だ!

って感じで興奮。

空港で英語全然通じなくてポルトガル語ガンガンで来られたときは結構ビビりましたね。

 

 

で、僕の目的地はブラジルでも無く近くの別の国です。

それがパラグライ。

 

パラグアイにはその昔日本から移民してきた方々が多く、日系人居住区をはじめ、日本の文化が色濃く残っていたりします。

日本人宿もあるし、せっかくの年越しなので、がっつり日本食を食べたい!

 

そんな理由から今年の年末年始はパラグアイを選定しました。

 

こんな感じで移動してきました。

長かったな・・・

 

首都のアスンシオンの空港に着いたのは夜中の23:00頃。

ここから移動は厳しいのでとりあえず空港泊です。

小さい空港で狭いし、肘掛け無しベンチもないのでこれは寝づらそうです。

でも慣れてくるとこれでも余裕で寝られちゃうんですよね。

 

バックパックをロックして、クソ固いイスに座ったまま平然と6時間くらい寝てました。

起きた時は骨が曲がってんじゃねえかと思うほど体が痛かったです。

 

SIMカード売ってました。

南米だとこのメキシコ資本の通信キャリアClaroが有名です。

10USDで2GBくらい使えるプランがあったのでそれを買いました。

ちょっと高めです。

 

 

<世界一周59か国目>

パラグアイ(Paraguay)

通貨:グアラニー

為替:100円 = 約5,500グアラニー(2019年7月)

通貨の数字がまた大きめになりました。

会話でお金の話をする際には下3桁は省略するのが一般的です。

例:ベインテ(20)→「20,000グアラニー」みたいな感じ。

 

<現在地はここ>

アスンシオン(Asuncion)

気温:最高30〜36℃ 最低20〜25℃(2017年12月)

やって来ました南米。南半球なので夏ど真ん中です。

内陸に位置するパラグアイの首都ですが、クソ暑い。

 

空港にあったカフェで朝ご飯としてパンとコーヒーを食べた後は、世界一周経験者のご夫婦が経営されているアスンシオンの日本人宿らぱちょへ向かいます。

詳しいアクセス方法くはらぱちょさんのホームページをご参照。

 

民宿らぱちょアクセス

 

なお、ローカルバス使って行くと途中で乗り換えたりして結構大変なので、複数人ならタクシー使うのが無難です。

空港から市内中心部までは固定料金120,000グアラニー(約2,111円)。

 

ちなみに、入国してから空港を出るまで英語全く通じませんでした。

久々に非英語圏に来てしまいました。

よく分からない場所に迷い込んでしまったというゾクゾク感がたまりません。

なんとなく知っているスペイン語の単語を組み合わせたり、ジェスチャーを駆使して意思疎通するんですが、みんな優しいのでなんとかなります。

そして言葉が通じない方がなんだか旅っぽくて楽しかったりもするんですよね。

 

アスンシオンのバスターミナル前、ノリの良さそうなおっちゃんが店頭で肉を豪快に焼いてたんで、いい匂いに誘われて無意識にオーダー。

南米はがっつり肉文化です。

シンプルだけど美味いんだこれが。

 

Pollo(ポロ:鶏肉)、Cerdo(セルドー:豚肉)、Carne(カルネ:牛肉)、Arroz(アローズ:ご飯)と数字辺りが分かってれば注文はなんとかなります。

 

パラグアイの年越し

無事らぱちょにも到着し、気付けばもうこの日が大晦日です。

 

TVではまさかのNHKが放送されてます。

地球の反対側の日本は既に年を越そうとしてました。

ぼーっと眺めます。

 

真昼間のクソ暑い中にゆく年くる年を見るなんて凄くシュールですよね。

写真はとても人懐っこい宿の娘さんです。

 

アスンシオンは観光地ではないので特にやることは無いです。

スーパー行って食材買った以外はずっとだらだら。

長時間移動で疲れてたので昼寝もしてました。

 

そんな感じで夜が更け、NHKの再放送が始まり、共用スペースで他の宿泊客と団欒していると・・・

 

うおお!!

お雑煮をいただきました。

こんなの最後に食べたのは遥か遠い昔だった気がする。

 

そろそろ日付が回る頃です。

といっても昨年のシンガポールのようにカウントダウンイベントのようなもには今回は参加しません。

アスンシオンでも川沿いで花火やるらしいんですが、見に行くのだるい。

 

宿の奥さんに聞いてみると、一応近所でも勝手に花火あげる人とかいるしちょっと散歩でもしてくれば?とのことだったので外に出てみます。

 

本当に勝手に花火打ち上げてる・・笑

とてもローカルなカウントダウン花火ですね。

 

という感じでゆるーく2018年が幕を明けたのでした。

 

 

南米のルートについて

さて、ここからどういう感じに進むのかというと、以下のようなイメージです。

 

パラグライ

イグアスにある日系人居住区

アルゼンチン

イグアスの滝

ブエノスアイレス

パタゴニア

チリ

サンティアゴ

イースター島

ボリビア

ウユニ塩湖

ラパス

ペルー

クスコ・マチュピチュ・レインボーマウンテン

ナスカ

リマ

エクアドル

ガラパゴス諸島

 

こんな風にどうして行っておきたいところをピンポイントで見て北上していきます。

ブラジルとかコロンビアはカットです。

というのも、就職のためにこの時点で帰国スケジュールがほぼ確定してしまっていたから。

予定では面接とか踏まえて3月頭くらいには戻る必要が出てきました。

とするとあと2か月しかないけど???

 

こりゃあ北米・中米は断念せざるをえないですね。

 

といったところで、疾風怒濤の南米編がスタートします。

今まではかなりの節約旅でしたが、もうあんまり気にしなくてもいいので財布の紐のリミッターも解除です。

 

 

つづく