こんにちは。
前回記事に書いたとおり、今回からナミビアほぼリアルタイム編の記事になります。
GW10連休というチャンスを利用し、世界一周中に観光できなかったナミビア・レンタカー周遊へ行って参りました。
僕としても心残りがあったし、嫁もずっと前から行きたかったとのことなので、新婚旅行第2弾みたいな感じです。
今回の記事は準備編です。
なお、旅行決定したのはアメリカ新婚旅行のちょっと後。
10連休あればナミビア回れるんじゃね?
と思い立ち、いろいろシミュレーションしてみた結果、行けそうだったので。
時間なんてまたいつできるか分からんしね。
目次
航空券
結構悩みました。
日本からアフリカへ入るには、中東(ドバイ or カタール)又は香港を経由してハブ空港となっているエチオピアのアディスアベバか南アフリカのヨハネスブルクへ向かうルートが一般的です。
で、値段的にはアディス経由のが良かったものの、乗り継ぎ時間、到着時刻等を考慮して、
<往路>
- 日本(成田)→香港:香港エクスプレス
- 香港→南ア(ヨハネスブルク)→ナミビア(ウィントフック):南アフリカ航空
<復路>
- ナミビア(ウィントフック)→南ア(ヨハネスブルク)→香港:南アフリカ航空
- 香港→日本(成田):バニラエア
という空路となりました。
でも一番の理由は僕が個人的にアディスアベバの空港が嫌いなせいだと思います。
↓参考記事
航空券は航空会社のサイトから直接購入し、往復で20万ほど。
ちなみにGWということもあり、日本〜香港間と、香港〜ナミビア間の往復チケットが同じくらいの値段でした。笑
経験上、乗り継ぎ時間は最低3時間以上は見ておくようにしてます。
レンタカー
念のため日本からHertz Rentacar(ハーツ)でオンライン予約しときました。
滞在期間がはっきり決まっていない長期旅行であれば現地手配でいいかもしれません。
国際免許は前回アメリカ用に作ったものがまだ有効なので問題無し。
なお、のちのち書いていきますが、ナミビアのレンタカーはトラブルの宝庫です。
希望の車種が無い、後になってわけわからん請求をされた、そもそも予約されてなかったなど。
大手のレンタカー会社を選び、保険にもきちんと入っておきましょう。
また、荒れた道のオフロードが多いため、4WDがベストですが、僕はアメリカに続き2WDのトヨタRav4にしました。
1週間で5万円ほど。
先に言っとくと、2WDでだいたい大丈夫でしたが、2回ほど砂でスタックして動けなくなったので余裕あるなら4WDをおすすめします。
あとマニュアル車が多いですが、自信が無いのであれば高くともオートマにしときましょう。
ホテル
ホテルというか今回はゲストハウスとキャンプ。
ウィントフックとスワコプムントの宿はBooking.comで、エトーシャ国立公園とセスリムのキャンプサイトはNWR(Namibia Wildlife Resort)から事前予約。
ナミビアは宿やキャンプサイトのキャパシティと比較して欧州を中心にそれなりに観光客が来るため、日本から行く際はもちろんのこと、長期旅中でも予約しといた方が無難です。
ビザ
日本人で90日以内の観光であれば不要です。
ドライブルート
こんな感じで計画しました。
ナミビアの主要人気スポットは以下の4箇所。
- エトーシャ国立公園
- ヒンバ族の村
- スワコプムント周辺(オットセイコロニー、Dune 7、ムーンランドスケープ等)
- セスリム(デッドフレイ、Dune 45等)
これらを首都のウィントフック起点に時計回り、又は反時計回りにぐるっと一周するのが黄金ルートです。
が、僕らが現地に滞在できる1週間弱だと、これらを全て回るにはどうしても厳しい。
ということで、2のヒンバ族の村はカットしました。
民族の村訪問系はエチオピアで辟易してしまったこと、そして街中でも土産物売りに上京してきたヒンバ族を見ることができる、と聞いていたのでまあいいかなと。
オプウォまで行く場合はエトーシャの東側から出て北側をぐるっと回るルート、スワコプムント北のスケルトンコーストパークを通り抜けるルートなんかが組み合わせられます。
そして全部回るなら最低でも現地滞在10日間くらいはあった方がよいです。
パーミット
エトーシャ、セスリム、その他国立公園保護区域などへ立ち入る際にはパーミットが必要です。
NWRのオフィスで取得できますが、現地や最寄りの街でもゲットできるので事前準備はしませんでした。
荷物
今回はだいぶ小さくなった旅用28Lバックパックと、小さいショルダーバッグのみ。
・衣類
Tシャツ4枚、パーカー、マウンテンパーカー、プレミアムダウンジャケット、スウェットパンツ、アウトドア系ハーフパンツ、トレッキングパンツ、速乾タオル
ナミビアは砂漠気候なんで日中暑いですが朝晩は冷える(そしてスワコプムント周辺はこの時期昼間も結構涼しい)ので上着は持ってった方がよいです。
でもダウンとトレッキングパンツまでは不要でした。
・電子機器
一眼レフカメラ(サファリでは望遠必須)、ビデオカメラ、スマホ、ポーダブル充電機、ヘッドライト、変換プラグ、カーチャージャー。
ノートPCは邪魔なのでお休みです。
・自炊用食材
現地調達でも十分ですが、インスタント麺(札幌ラーメンみそ味)、お米、カレールー、調味料(醤油、本だし)、お菓子(歌舞伎揚、キットカット)をほぼ嫁が指定。
ちなみにカレーは嫁がこくまろの辛口以外は許可してくれません。
乗継ネタその1:香港の乗継カウンター
まずは成田空港から出発。
GW初日の混雑を恐れて早めに行きましたが、そんなでもなかったです。
日本人用に自動ゲートもできてイミグレは回転早いし。
日本〜香港間と香港〜ナミビア間は別々にチケットをとったのでチェックインし直しが必要でしたが、行きの香港エクスプレスの時は香港へ入国しなくともTransfer Deskでチェックインとチケット発券ができました。
ただし帰りのバニラエアではできなかったので、メジャーな航空会社だけのようです。
香港時点ではまだほぼ日本。
南アフリカ航空へ乗り換えると現地人なんかもいてアフリカ感が出てきました。
ちなみに南アフリカ航空の機内はなんか、設備が古い感じ。笑
USBプラグも無いし。
ずっと寝てたし気にならないですが・・・
しかし機内でこれが出てきた時にテンションが上がる。
南アフリカのCASTLEビールです!
懐かしー!!
乗継ネタその2:ヨハネスブルク空港の喫煙所
爆睡してたら世界トップクラスの凶悪都市ヨハネスブルクへ到着です。
といっても入国しないし、空港内は基本安全で快適です。
乗継のセキュリティチェックを抜けるとデューティフリーや写真のOUT OF AFRICAなどのショップが立ち並ぶ制限エリアに来ます。
休憩できそうなカフェやラウンジも豊富です。
で、僕が探したのは喫煙所。
あれ?帰国したら禁煙するんじゃなかったの?このクズが。
というご意見ももっともですが、それはいったん置いておきましょう。
最近は欧米中心にターミナル内全面禁煙の空港も増えきてるので、ここヨハネスも若干わかりづらかったりします。
往路のときは見つけられず最初は無いのかな?と思ってたんですが、ケープタウンにはあったんでおそらくどっかに隠れてるだろうと思い復路のときに探索。
すると割と簡単に発見。
OUT OF AFRICAから搭乗ゲートがあるエリアへ歩いていく途中。
上のフロアにあるSLOW Loungeへの案内版の横に、Smoking Loungeの文字が!!
エスカレータを上がって右へ。
あるじゃないかフヘヘ・・・
内部はバー付きの豪華なスモーキングラウンジ。
ケープタウンも確かこんな感じでしたね。
ぼーっとタバコを吸ってると女性店員がなんか飲まないの?などと絡んでくるガールズバータイプです。
ウィントフック到着
お昼頃にホセア・クタコ国際空港に到着しました。
小さい空港で飛行機からタラップで降り、直接歩いていく方式でした。
また、1つ注意ですが、カウンターの稼働率の悪さ、アフリカならではのスタッフののんびりさで、チェックイン時には長蛇の列ができるので出国時は早めに空港に行くようにしてください。
同じルートで来たと思われる日本人の方もちらほら見かけましたね。
まずは両替しときました。
(ATMだと大きめの紙幣が出てくる率が高く、あとあと面倒なので。)
SIMカード調達
荒野をレンタカーで走り続ける旅なので、正直ネットを使う時間はそんなに無いのですが、何かトラブった際に宿やレンタカー会社などへ電話できるようにSIMカードを購入。
これは買っておいて良かったです。
空港内には2ショップほどありましたが僕が買ったのはこのtelecom。
料金表。
1GBでも170ナミビアドル(約1,290円)。
高いですな。
アクティベートなどの初期設定は全て店員がやってくれました。
無難にレンタカーゲット
空港からウィントフックまで車で1時間くらいかかるので、レンタカーのピックアップ・返却は空港にしときました。
予約がちゃんとされてたので特に問題無く借り出し成功。
空港を出るとレンタカー会社の駐車場がずらり。
ナミビアでは注意してても高確率でタイヤがぶっ壊れると聞いていたので、ちゃんとスペアタイヤと交換作業に使うジャッキやレンチが揃っているか確認しときました。
Youtubeで交換方法もざっくり事前学習済み。
ただしここで1つミス。
フルプロテクションで保険を申し込んでおいたはずが、タイヤ修理は補償対象外になってました。
あんまり意識したこと無かったのでうっかりしてましたね。
結論、1つバースト、1つパンク(応急修理)となったため、タイヤ2つの修理代を4万ほど後に請求されるハメになりました。
現地カウンターで保険の内容を改めて確認し、必要に応じて追加しましょう。
ウィントフックで最終確認
前回記事にも載せてますが、ウィントフック中心部の簡易マップ。
まずは1年半前と同じく、カメレオンバックパッカーズへチェックイン。
治安が微妙なため、車はゲートを開けてもらい、敷地内に停める必要があります。
カメレオンの宿の壁に貼ってあるナミビアMAP。
これは分かりやすいです。
世界一周中は、
もう二度とここに来ることはないだろうな・・・
なんて思いながら旅してたので、1年半後に同じ宿に来て同じ風景を見たとき、凄く不思議な、というか色々と思い出がよみがえり、なんともノスタルジーな気分になりました。
キャンプ用品を借りる
当時の僕もそうでしたが、アフリカ縦断中のような長期旅行者であればテント、寝袋くらいは標準装備が基本。
でも短期旅行なら現地でレンタルをお勧めします。
カメレオンから少し南に行った所にあるAdventure Camping Hire(アドベンチャーキャンピングハイヤー)が有名。
当日直接行っても余裕で借りられました。
なお、土日祝日は閉まっているのでスケジュールに注意してください。
ちなみに返却時、土曜でしたが、事前に連絡しておいたらスタッフが待機してくれていて返すことはできました。
料金表は公式サイトから見られます。
僕らは最低限のものを借りました。
2人用テント、寝袋×2、マット×2、調理セット(食器、包丁、ガスコンロ等)、クーラーボックス。
これら1週間レンタルで合計1,070ナミビアドル(約8,121円)とお得です。
キャンプサイトには流しがある程度なので、調理器具は持っていく必要があります。
ガスコンロは火を起こす手間が省けるので超便利。(点火用のライター、マッチは必須。)
そんで日中の日差しがきついナミビアでのクーラーボックスもかなり重宝しました。
こんな感じに収まり車内は割と余裕あり。
スーパーで食材調達
日本から持ってきたものだけだと足りないのでスーパーに行きます。
アフリカ南部で有名なチェーンはShop Riteなどがありますが、ナミビアだと僕はこちらのPick n Payがお気に入り。
ウィントフック中心部だとワーンヒルパークというショッピングモールの1階に入ってます。
写真はウォルビスベイのPick n Pay。
綺麗でした。
品揃えは豊富で日本やアメリカとも遜色ありません。
お菓子は個人的にこのシンバチップス一択。
ソルト、チーズ、オニオンなどいくつか味がありますが当然、全フレーバー買いました。
惣菜も売っていて普通に美味しいのでおすすめです。
僕らはドリンク、パン、ハム、チーズ、パスタなんかを買っときました。
スーパーは主要な街であれば普通にあるので随時買い足していく感じで良いです。
というわけで長くなりましたが、次回から本編スタートです。
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