すみません、ナミビア・レンタカー編の記事を連続でアップしようと思ってましたが、疲労のせいか風邪に倒れ、3日間くらい死んでました。

復活しましたので再開いたします。

 

さて、ウィントフックで準備を済ませた後は、いよいよ最初の目的地エトーシャ国立公園へ出発です。

エトーシャまでの道は、ナミビア周遊ルートの中でもトップクラスに舗装された道路なので、スイスイ運転できるので、休憩を挟んでも6時間くらいで到着します。

ただし、エトーシャ国立公園の入場ゲートが18:00には閉まってしまうので、お昼前にはウィントフックを出た方が良いです。

 

 

ナミビアの道路

ナミビアの道路にはアルファベット+数字で名前が付いています。

 

で、先頭のアルファベットにそれぞれ以下のようなランクになってます。

  • B〜:舗装された道路。
  • C〜:舗装部分と未舗装分が混在。
  • D〜:未舗装道路。2WDの車両は侵入すべきではない。

Google Mapをそのまま検索すると最短ルートが表示されたりしますが、遠回りでも舗装された道路で迂回した方が結果早かったりします。

主要なスポットを回る場合、基本的にはB、Cの道路を使って行けますので、Dはなるべく避けてください。

 

制限速度は舗装されている道路で時速80〜120km。

未舗装道路では頑張っても時速20kmくらいしか出ないとこまであります。

 

で、ウィントフックを縦断し、エトーシャへ続く道路はB1。

 

舗装されていて快適にドライブできます。

周囲はどこまでも続く果てしない荒野。

山とかはあまり無いので砂漠に近いサバンナって感じです。

 

そしてアフリカならではのこんな標識が。

 

動物注意の看板。

これはピョンピョン跳ねるスプリングボック。

 

プンバァ。笑

イノシシもちょくちょく見ました。

 

更にナミビアをドライブしているとよく見かけるこんなバオバブの木みたいな標識。

 

これは休憩所のマークです。

休憩所といっても、日本のようなパーキングエリアではなく、車が停められるスペースにベンチとゴミ箱が設置してあるだけですが・・・

大きな木があって木陰になってることも多いです。

これを見つけたら定期的に立ち寄って休憩したりしてました。

 

ガソリンスタンド

ナミビアは人口密度の極めて低い国です。

街と街との間が100km以上何も存在しないとか当たり前ですので、給油はこまめに行いましょう。

 

ナミビアのガソリンスタンドはフルサービスなので、給油から窓拭きまで全部やってくれます。

基本、満タンにしてくれと言えば良いでしょう。

定期的に点検もしてもらい、長距離ドライブ前にはタイヤの空気圧もチェックしときましょう。

 

たいてい売店も併設されてます。

 

ちなみにウィントフック〜エトーシャまでの間には3つくらい大きめの街がありますが、最後のOutjo(オウチョ)を過ぎたらエトーシャまで何も無いので気をつけてください。

確かウィントフック〜オカウクエジョまででガソリンメーター半分は無くなりました。

(キャンプサイトまで行けば給油はできます。)

 

 

エトーシャ国立公園

僕らは9:00くらいに出発し、休憩したり途中の街でのんびり買い物したりしながら進み、エトーシャ国立公園の入場ゲートに着いたのは16:00頃。

 

このゲートでチェックを受けたり記帳したりします。

パーミット代はゲートの先にあるオカウクエジョキャンプサイトのレセプションで支払えます。

 

 

ゲートの隣でヒンバ族の方々が観光客向けにお土産を売ってました。

何か買えば写真撮らせてくれます。

僕らはヒンバ族の村とオプウォは省略したので、ここで出会えて良かったです。

 

エトーシャの入場ゲートからオカウクエジョキャンプサイトまでの道は舗装されてますが、制限速度を守って進みましょう。

既にこの辺りから動物たちが・・・

 

オカウクエジョキャンプサイト

2o分ほど走るとオカウクエジョ・キャンプサイト(Okaukuejo Campsite)へ到着です。

キャンプサイトの簡易マップ。

 

入場してすぐの場所にレセプション、売店、レストランなどが集まっています。

プールもついていて、欧米人ツーリスト向けにかなり整備された良いキャンプサイトです。

ロッジやキャンピングスペースは西側のエリアにあります。

 

レセプションはここ。

 

エトーシャ国立公園: パーミット代1日1人80ナミビアドル + 車両代10ナミビアドル × 2日分 = 340ナミビアドル(約2,603円)

初日はこのままオカウクエジョへ泊まる予定だったので合わせて宿泊代も払いました。

クレジットカードが使えます。

 

レセプション対面にある売店で売られているパンフレット。

 

これには国立公園内の地図と動物図鑑なんかがついてます。

動物が集まる水飲み場の位置なんかが分かりやすく、これが意外に役に立ちました。

お土産にもなるし、特に短期旅行で来たのならおすすめです。

 

持参したテントを張れるキャンプスペース。

エリアごとに番号が割り振られているため、予約必須です。

勝手にテント張ったら罰金です。

予約無しで突撃しても、空いているところを割り当ててくれるという話もありますが、基本的に常に予約でいっぱいだし、最近は管理がかなり厳しくなっているらしーので、事前予約しましょう。

 

こっちは高級ロッジがあるエリア。

二階建てでかなりラグジュアリーな作りになってました。

 

ちなみに僕らは、これより下のランクのロッジに泊まりましたが、かなり設備がちゃんとしており、キャンプサイトって本当に大丈夫なの?と心配している方でも問題無いです。

一応、新婚旅行第二弾なので、節約意識はあまり無し。

 

 

夜な夜な動物達が集まる水飲み場

そしてエトーシャのキャンプサイトの目玉はこの水飲み場。

 

サイト内の高級ロッジがあるエリアを突っ切ると、敷地内の端っこにあります。

レセプションから徒歩10分くらい。

水飲み場の前にはベンチなんかが設置されていて、観光客向けに落ち着いて観察できるような環境になってます。

早朝や夜など、日が沈んだ時間帯に動物たちがここへ水を飲みにやって来るのです。

 

日が沈んできました。

ワクワク・・・

 

夕方19:00くらい。

おや、あれはキリンさんか??

かなーり遠くに見えるのですが、こちら側に来る気配は無し。

他に動物が集まってくる感じもしなかったのでとりあえず先に晩御飯を食べることにしました。

 

そして夜21:00過ぎ、完全に暗くなってから再度突撃。

 

ふおお!?

いきなりBIG5のサイ発見。

ちなみにアフリカ・サファリのBIG5はライオン、サイ、ゾウ、バッファロー、ヒョウ。

サイは結構レアらしいんですよ。

 

結構いますね。

子サイもいるので親子でしょうか・・・

 

観察できるベンチのところから水場までは結構近いので、かなり迫力を感じます。

サイ達が目の前を横切るとき、こっちへ突進して来たらどうしようなどとちょっとビビったり。

 

そしてゾウ達も現れました!!

でかいです!アフリカゾウ。

この後、気が立ってる1頭のサイとゾウのメンチの切り合いが繰り広げられたりしてました。

 

最終的にキリン達も現れて若干カオスな状況になるなど、なかなか見応えある水飲み場ショーでした。

ちなみに翌朝早い時間帯に行っても動物達は見られず。

時期にもよるのかもしれないですが、20〜22時あたりがタイミング的に良さげなようです。

 

そんな感じで久々のアフリカと、野生動物達に興奮しながら、明日は1日がっつりエトーシャ観光です。