オールド・バガンで夕日と朝日を見て満足した後のつづきです。
E-BIKE(電動原付)でShwesandaw Pagodaまで朝日を見に行った足でそのままニャウンウー周辺を散策してみました。
ニャウンウーの古き良きミャンマーの風景
Shwesandaw Pagodaの周りに出てる屋台は観光地価格になっているので、ちょっと離れたところにあるミャンマー人が普通に入ってる店で朝食。
コーヒー: 500チャット(約42円)
揚げパン: 100チャット(約8円)
この揚げパンは作り置きされてて、ミャンマーの食堂に行くとだいたいどこでも見かけます。
ミャンマーの人はこれをコーヒーにつけたりして食べます。
美味しい。
ニャウンウーにあるMani Sithu Marketという場所。
場所はここら辺で、街で一番大きな市場です。
観光客も結構来てます。
ミャンマー最大都市のヤンゴンや、東南アジアの他の国と比べても、昔のままの風景が残っている感じがします。
ミャンマーの女性は間違いなく美人が多いです。
過去含めて東南アジア回っていて、ミャンマーの女の子が一番可愛いという結論に達しました。
目鼻立ちがハッキリしていて、食生活などの影響もあるのか、スリムでスタイルが良い子が印象です。
マーケットの中はかなりカオス。
民族衣装のロンジー(スカートみたいな布)を盛大に売りつけてくるおばちゃんもいます。
ミャンマーの客引きは比較的大人しいですが、しつこい人はどこにでもいます。
ちなみに、今更ですが、ミャンマーの方が顔に塗っている白いやつは、タナカという化粧。
美白や日焼け止めに効果があるとかないとか。
ヤンゴンなどの都市部を除き、ミャンマーの女性や子供の9割方がこれを顔に塗っています。
で、このマーケットに入ってバイクを駐車しているときにタナカをセールスしてくるおばちゃんがいたんですが、かなりしつこくて
サービス! サービス!
って言って僕の顔に塗りつけてきました。
ちょっと興味あったんですが、微妙な匂いがしまして、結局買わなかったです。
試供品もくれました。
この後、街中を歩いていると、
あいつタナカつけてるよw
みたいな感じで指さされることが多かったです。笑
タナカさんって方がミャンマー来たらそれだけでネタになって羨ましいです。
町外れにあるニャウンウーの鉄道駅。
建物は綺麗でなかなか立派ですね。
ダイヤ
ヤンゴンからここまで鉄道で来ることもできます。
タイムスケジュール
ミャンマーの鉄道は運行がめちゃめちゃと聞いたことはあるんですが、既に盛大に遅延してますね。
4時間近く遅れてるやつとかありますが大丈夫なんでしょうか。
その後、世界遺産登録の妨げの一つになったっぽいゴルフ場を探したりしつつ、疲れたので宿に戻って写真整理したりブログ書いたりしてました。
ミャンマーは日中は日差しが強くて本当暑いです。
あとミャンマーはヤンゴンなどの都会を除き、エアコンが効いているお店などが基本的にありません。
バガンは比較的乾燥しているので湿度は低いですが、ファンが回っていても涼しくなく熱風を浴びせてくるだけだったりします。
夏場は気をつけて下さい。
昨日も行ったThi Ri Pyitsaya 4 Street外れにある食堂で夕飯
バガンの食堂を覗いていて気付いたんですが、ミャンマー人はほとんど料理をオーダーしません。
で、何しているかっていうと、コーヒーを1杯頼んで、みんなでテレビ見ています。
食堂のテレビでは欧州サッカーリーグの試合やハリウッド映画なんかを上映していて、みんな食い入るように見入っています。
ようするにこれがミャンマーの方々の娯楽なんでしょう。
家にテレビとか無いので、食堂に行って500チャットの安いコーヒーを飲みながら、ワイワイしながらテレビを見る。
何か良いです、こういうの。
生まれて無いから知らないけど、日本も、街頭テレビがあった時代や、1970年代以前はこういう雰囲気があったんじゃないかと勝手に妄想しました。
僕もマンダレービール飲みながらミャンマー人と一緒にアーセナルの試合見てました。
快適バスでヤンゴンへ移動、そして・・・
もう夜行バスで早朝着は嫌だ、ということで朝発のバスでヤンゴンまで移動します。
ニャウンウー→ヤンゴン: 13,000チャット(約1,112円)
ネットで調べたところe-Liteというバスが評判高かったんですが、夜行のみだったので、勧められたカイ・マンダレー・エクスプレスというバス会社にしました。
朝7:30に宿までピックアップバスが来て郊外にあるミャウンウーバスターミナルまで連れ行ってもらえます。
そして8:00にVIPバスで出発。
ザックを預けるときに貼った番号の引換券をくれます。
荷物の管理とか久々にきちんとしてます。
普通に快適です。
バス内では、おそらく第二次大戦中くらいの時代に、エスパー能力を持った東南アジアのギャングが戦ってるアクション映画を上映していて、気になったのでずっと見てました。
銃弾を避けたり、馬に乗ったまま汽車をすり抜けたりとか、マトリックスみたいなことやってましたが、内容はまったく意味不明です。
旧日本軍もちょい役で出演していました。
お昼くらいにパーキングエリアで休憩。
ヤンゴン・マンダレー間を結ぶハイウェイ途中にあるパーキングエリアは整備されていて結構綺麗です。
夜の20:00頃にヤンゴンのバスターミナルへ到着。
ニャウンウーから12時間でした。
かなり巨大なバスターミナルで、初見だと確実に迷います。
e-Liteのオフィスもありますね。
だいたい予定どおりで、到着地点も普通なので、普通の快適なバスでした。
で、ここからが問題。
ヤンゴンのアウンミンガラーバスターミナルは、ダウンタウン市街地から、ヤンゴン国際空港より遠く、かなり離れた場所にあるのです。
降りるといつもどおりタクシードライバーに囲まれますが、相場は10,000チャット(約855円)。
でもそんなの払いたくねーと思ってたので5,000チャットなら乗ってやるとか無茶なことを言いながら大通りへ歩いていきます。
こちらがむちゃくちゃ言ってたらドライバーも引き下がりました。
すみませんね。
で、ネット情報によれば、43番のローカルバスがアウンミンガラーバスターミナルからダウンタウンまで行くらしい。
バスの窓に数字が書いてあるから飛び乗れと。
しかしミャンマーでバスに乗るときに厄介なのが、ミャンマーでは数字がビルマ文字で書かれているという点。
<ビルマ数字>
–Wikipediaより引用
これは難しいですよ・・・
しかも2桁、3桁になると単に数字を並べるだけじゃなくいろいろ表示方法が異なるらしい。
でも43番に関しては、
これらしい。
分かりますリボンのマークですね。
これなら!
と思い大通りに出て走ってるバスを見ていると、43番バスが結構走ってるけど全然止まってくれない。
よく見ると客が乗っていない。
周囲にいた英語が話せるミャンマー人に聞くと、あれはもう運行終わっちゃっているやつらしい。
もう分かんねえー
ということで真っ暗な路上で腕組みしながら考えてると、乗り合いタクシーのドライバーが、
ダウンタウンまで行くけど乗るか?
と声をかけてくれました。
アウンミンガラーバスターミナル→ダンタウンまでの料金: 1,000チャット(約85円)
ダウンタウン中心部のスーレーパゴダ近くまで行くらしい。
目当ての宿までちょっと歩くけど、安いしエアコン効いてるし乗ることにしました。
そんで乗り合いタクシーなので無駄が無いように出来る限り満員にさせます。
スーレー! スーレー!
って叫んで客引きしながらダウンタウンへ向けて出発。
すぐ満員になりました。
でもまだ叫んでます。
いや、全席埋まってるしもう乗れないんですが・・・
これは東南アジアの乗り合いタクシーならではの嫌な予感がしてきましたね・・・
案の定、横がけ3人の席に4人座らせます。
ちょっとお尻が浮く感じです。
そして徐々に酸素が薄くなってくる。
途中で乗ってきた女性も
え、ここに座るの? ちくしょう。
とちょっと嫌そうな顔してました。
でもバックパッカーなんてこんな風に移動するもんです。
最終的に安く目的地にたどり着けばよいのです。
という感じで40分後、無事ダウンタウンの宿まで到着しました。
ミャンマーの移動はやっぱり一筋縄ではいかないですね。
っていうか他の東南アジアの国が整い過ぎているのかもしれません。
ヤンゴンは都会なので3泊してブラブラする予定です。
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