チャイティーヨーで無事ゴールデン・ロックを拝んだ後はキンプンまで下山し、バスチケットを探します。

一度ヤンゴンまで行くか可能ならバガン方面まで行ってしまうか。

そんなときキンプン滞在時に立ち寄ってたレストランのオーナーらしきおっちゃんから、キンプンから一度バゴーという街で降りて、バスを乗り換えればヤンゴンまで行かずにバガンに行けるよと提案が。

おっちゃんは旅行代理店もやってるらしくチケットを手配してもらえることになりました。

しかしおっちゃん自体はいい人だったんですが、このバスを選んだせいで後々面倒なことになってしまうとは・・・

 

 

キンプンからバゴーというよく分からない場所へ爆睡しながら移動

バスチケット

 

キンプン→バゴー

バゴー→バガン

で合計2,1000チャット(約1,792円)。

 

途中乗り換えるので2枚チケットをもらいました。

バゴーからバガンへはEMPERORというバス会社のようです。

 

バスチケットはキンプンのこのレストランで買いました。

ツアー会社や宿なども併設されてます。

 

14:30にキンプンを出発。

 

AIRPORT EXPRESSと書かれてますが、空港へは行きません。

単なる中古車です。

客は僕ら以外全員ミャンマー人。

 

日本の中古車でした。

降車ブザーが設置されています。

 

道中はオカマが出てくるコメディっぽいドラマをずっと上映していました。

みんな爆笑してましたが、笑うタイミングがよく分からない。

そして朝早かったので出発してから速攻で寝てしまい、気づくと時間は17:00頃で、バゴーの近く。

バゴーはヤンゴンとマンダレーを南北に結ぶハイウェイ沿い、キンプンからヤンゴンへ向かう途中にあります。

以前は「ペグー」と言ったそうです。

 

そしてバゴーに着くと訳わからない道路沿いで下ろされました。

バガン行きのバスってどっから出るの?

とドライバーに聞くと

北に行くとバスターミナルがあるからそこ行け。

と言われました。

地図アプリ見ると下車したところから300mくらい先。

というかさっきバスで通り過ぎた場所。

じゃあそこで降ろしてくれりゃあいーじゃんとキレそうになったりもしますが、こいうのって多分タクシーのドライバーとかに仕事を与えるためのやり方なのかもしれません。

いつもどおりバイタクのドライバーが集まってきて営業してきますから。

バスターミナル? 遠いしもう夕方だから連れってあげるよ!

というわけでまだ明るいですし近いのでお断りして歩いてバスターミナルまで行きます。

 

バスターミナルは確かここです。

 

バゴーのバスターミナル

 

結構大きな広場で、バス会社がたくさん集まってました。

ここでチケットに書いてあったEMPERORというバス会社を探すとすぐ見つかりました。

欧米人バックパッカーもちらほらいたので、ミャンマーを縦断する際の中継ポイントのような感じで使われてるのかもしれません。

 

バス会社の中にあったマップ

 

近くに懐かしの京王バスも停まってました。

 

時間を潰そうとするも周囲には何もない。

ポケモンGOをつけても何も出ない。

ぼーっとしながら19:00の乗り継ぎバスを待ちます。

 

バゴーからバガンへ移動、しかし・・・

バスが来ました。

乗客はやはりミャンマー人のほか、外国人は僕ら日本人2人とオランダ人の女の子が1人です。

 

バスは結構広いです。

水ももらえました。

ミャンマーのバスは乗り心地自体は快適です。

やはりミャンマーのよく分からないコメディドラマが大音量で上映されてましたが、疲れてたのでさっさと寝ます。

この後、パーキングエリアで1回休憩がありました。

ミャンマーの長距離バスは時間がかかる割にあんまり休憩しないので、トイレとか気をつけてください。

 

 

そして早朝の5:00頃、爆睡してたところを起こされる。

バガンならここで降りろ。

他のミャンマー人の乗客はみんな乗ったままなんですが・・・

とりあえず僕らとオランダ人の女の子は荷物を持って外に出ます。

げ、ヤバい寒い。

たぶん20℃下回ってたと思います。

寝ぼけてることと寒さで思考があまり働かない状況で、とりあえずザックから上着を取り出して羽織り、地図アプリで現在地を確認してみるとバガンから20kmくらい離れた周囲に何もない道路、というありえない場所。

前日このバスはニャウンウーというバガン観光の拠点となる街まで行くとバス会社に確認しましたが、ドライバーに聞くとニャウンウーまで行かないと言う。

 

全然話が違うじゃねえかとキレかかりましたが、バスはさっさと行ってしまいました。

 

そして都合良くタクシードライバーがやって来ます。

こんな何もない路上の、しかもまだ薄暗い朝の5:00に。

 

疲れてたのと、多分これはミャンマーじゃよくあることなんじゃないかと思い今回は怒りませんでした。

やり方が何か意図的なんですよ。

 

ドライバーと交渉して10,000チャット(約853円)をみんなでシェアしてニャウンウーの目当てのゲストハウスまで行くことに。

1時間くらいでニャウンウーまで到着しました。

 

馬車がいました。

バガンでは観光用とかで馬車が使われてます。

 

そんで向かった先は、宿が高いニャウンウーでも格安といわれてるPan Cherry Guest Houseというところ。

 

ツインルーム、ホットシャワー、ファンで1泊15USDで、とりあえず2泊することにしました。

早朝でもスタッフの方は丁寧に対応してくれ、チェック・インは午後なのに部屋を片付けて入らせてもらえました。

ミャンマーの人は基本的に親切で優しいし、信用できると思います。

ドライバー以外は。

 

特にちゃんとしたバスに当たるかどうかは運の要素が非常に大きい。

僕は長距離バス使うとき、必ずどこで降りるのか確認してからチケットを買うようにしていますが、ミャンマーのバスはこれが当てにならない。

(唯一はっきりしてるのはヤンゴン発着のやつだと思います。)

更に所要時間も適当。

夜行バスなんかは、だいたい変な早朝の時間に着きます。

で、到着後はタクシードライバーとの戦いになる。

ミャンマーは素晴らしく美しい国で、旅も楽しいですが、移動だけは結構大変なのでこの辺り注意してください。