2016年12月のクリスマスシーズンをクアラルンプールで過ごしているところです。
正直、マレーシア（特にクアラルンプール）超都会過ぎて何すればよいのか分からない。
街歩きしてても東京みたいにショッピングモールが建ち並んでるだけであまり面白くなく、すぐ飽きてしまいました。
でも居心地は良いのでもう宿でダラダラするしかないのかなあと思ってましたが、市内中心地から少し離れたところに、ヒンドゥー教の聖地バトゥー洞窟というスポットがあり電車でアクセス可能とのこと。
せっかくなので行ってみることにしました。
チャイナタウンからちょっと歩いてクアラルンプール駅まで来ました。
首都の名前だから一番大きい駅かと思いきや凄くこじんまりした駅です。
ここからKTMコミューターという鉄道が出ています。
バトゥー洞窟の目の前にあるBatu Caveというそのままの名前の駅までの切符を買いました。
クアラルンプール駅→バトゥー洞窟駅： 2.4リンギット（約62円）
何か怖いバトゥー洞窟
場所はこの辺です。
洞窟なのに郊外とかじゃなくほとんど市内にあるんですね。
いきなり強面のハマヌーン像。
胸を切り開いてます。
ビームでも出すんでしょうか？と思いましたが、よく見ると胸元に二人の神様がいます。
そして超巨大な銅像のお出迎え。
隣に見える長ーい階段で洞窟に入れます。
周囲はインド系の方々がたくさんお店を出しています。
何故かHARD ROCK CAFE Tシャツとかを売ってます。
やっぱりヒンドゥーの神様って何か怖いですねえ・・・
そして巨大像
高さ約43メートルあり、金箔で覆われています。
ヒンドゥー教の軍神様らしいです。
GANTSに異星人で出てきて攻撃してきそうです。
やはり短いパンツはダメです。
階段でエクササイズするのも禁止。
ここをトレーニングに使おうとしてた方々がいたのかもしれません。
中高の部活の練習を思い出します。
これがバトゥー洞窟名物272段の階段。
年配の方とか息切らしながら登っています。
あまりに蒸し暑いので僕も汗ダラダラになりました。
途中お猿さんもいます。
エサはあげないでください。
サルに餌あげて人間慣れすると襲ってくるようになります。
もう遅いか。
頂上に到着です。
洞窟の中はこんな感じです。
ライトアップとかされたら綺麗ですが、湿度が物凄いことになっています。
雨の中を歩いているような感じで、全身ベタベタに。
ちょこちょこと岩の上に神様の像が置かれています。
もう何がどんな神様なのか分からず、インド行く前にヒンドゥー教について少し勉強しなきゃ駄目だなと思いました。
無知識で見てると怖いだけなんです。
炎をまとった神様。
まとった炎を投げつけて攻撃してくるんでしょうか。
凄く強そうです。
GANTSだったらステージのボスって感じです。
この前で経典を読んでらっしゃる方がいました。
適当なこと考えててすみません。
やっぱり宗教のことをもっと勉強しなきゃいけないですね。
そうしないとインドや中東行ったときに、何が何だか分からないです。
勝手に名前つけたり、敵キャラだったらどんな攻撃してくるんだろう、とか無礼なことを考えてしまいそうです。
ちなみに階段途中に洞窟ツアーの入口もあります。
35リンギット（約907円で）45分間、ガイド付きで暗い洞窟の中を案内してくれるそうです。
暗闇の中に住んでいる生物なんかが見られるそうです。
ちょっと高いし、たぶんめちゃめちゃ蒸し暑いだろうと思って僕はやめておきました。
昔から狭い洞窟って何か苦手なんです。
ここに閉じ込められたらどうしようとか想像するとおっかなくなります。
子供の頃、そういう脱出系パニック映画を見過ぎたのが原因だと思います。
チャイナタウンに避難して高いビールを買う
何か神様が怖いのでさくっと市内中心部に逃げ帰ってきました。
帰りはKLセントラル駅の方に戻ってきました。
とても大きい駅です。
ここから空港にも行くことができます。
日本語の表記もちらほらあります。
クアラルンプールは発展していて住みやすく、日本人在住者がかなり多くいるようです。
僕の友人も昔3年間くらい駐在していたらしいんですが、中心部から少し離れたホテルみたいな高級マンションに住んでました。
バスも鉄道も整備されていて、凄く快適だったそうです。
バスでタイからマレーシアへ入ってきたとき、窓から見えた綺麗な高層マンション群は先進国の街並みそのもの。
都市が計画的に整備されてきたことが分かります。
でも僕はこういうゴチャゴチャした場所の方が好きなんです、ということでチャイナタウンへ戻ってきました。
クアラルンプールのチャイナタウンは夜の方がいい雰囲気になります。
規模は小さいですが、香港に比べてもここの方がだいぶ賑わっている気がしますね。
いつものフードコートに来ました。
その日の気分に合わせて選べるんで便利な場所です。
きのこの炒め物とライス： 10リンギット（約259円）
旅してると栄養が偏ります。
外食時には積極的に野菜が入った食べ物を選ぶようにしています。
で、クアラルンプール最終日ということでまたビール大瓶を買っちゃいました。
11.55リンギット（約299円）。
華僑系の人がやってるお店をいろいろ見てこれがかなり安かったもの。
マレーシアで安くビールを飲みたかったら、基本的にチャイナタウンを歩き回るしかないそうです。
マレー系やインド系のお店だとビールは置いてないか、かなり高いかになってしまうようです。
また、まとめ買いするとちょっと割引してくれたりします。
「1本で17リンギット・2本で32リンギット」みたいな感じ。
5本買ったら1本無料みたいな看板も見かけました。
一人だとさすがに頼まないですけど。
チャイナタウンやバーっぽいお店でテーブルにたくさんのビールが置いてあることを見ることがありますが、主に観光客などが一気にオーダーして安く飲んでるんだと思います。
この国ではビールをおおっぴらで飲んでいる人が基本的にいません。
酒屋もありますが、隠れ家のような怪しい感じのつくりのお店になっています。
で、お酒買うと周りから見えないように黒いビニール袋に入れてくれます。
歩き回って調べてみたけど、ガチで安くお酒を売っている闇っぽいところは結局見つかりませんでしたね・・・
クアラルンプール、いろいろ整っていて本当に居心地が良いんですが、ビールが高い点だけは受け入れきれません。
タイより長期間滞在できるのに沈没している旅人があまり多くないのはそのせいかもしれません。
というような感じで、あまり内容がなくてすみません。
次回はマレーシア有数の観光地マラッカに向かいます。
マラッカ、調べてみるとみんながいい場所って言っていますが、本当なんでしょうか・・・
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