車をチャーターしてアンタナナリボから約14時間、マダガスカル中西部のモロンダバにやって来ました。
到着したのは21:00過ぎ。
宿に無理矢理なだれ込み、その辺の屋台で適当に飯食った後は速攻で寝ました。
<現在地はここ>
モロンダバ(Morondava)
気温:最高28〜32℃ 最低18〜22℃(2017年10月)
沿岸部なので、内陸で標高の高いアンタナナリボよりかなり蒸し暑いです。
バオバブ並木とキリンディ国立公園があり、マダガスカルでも有名な観光地ですが、町は小さく、漁村って感じです。
神秘的なバオバブの朝焼け
翌朝は4:00起きでバオバブ並木へ朝日を見に行きます。
サンライズを見るため、ツアー客も結構たくさん来るので、真っ暗闇の中、ちょっと道からはずれた人がいないところに移動してカメラをセット。
朝日が昇るのを待ちます・・・
徐々に周囲が明るくなってくると、バオバブ達の影がくっきりと浮かび上がってきます。
静まり返った景色の中、風、鳥や虫の鳴き声がかすかに聞こえる世界、そして朝の匂い。
幻想的過ぐる・・・
バオバブ並木の日の出。
めっちゃいいですよこれは、自然系の風景で久々に感動しました。
天気も快晴です。
バオバブに住む人々
この並木道の周囲には民家もあり、また、勝手に?住み着いている部族の方々もいて、なかなかカオスです。
早朝から皆さんご出勤です。
バオバブ並木を見にくる観光客相手に商売してます。
こんなバオバブの木彫りを器用に手作りしてるんです。
他にも、カメレオンを捕まえて持ってきて、写真撮らせて小銭を稼いでいる少年もいます。
僕らがこの並木道に近づくと、
カメレオン〜!!
と叫びながら毎回走ってきました。
とりあえず金をせびって来る子よりも、こういう何かしらパフォーマンスをやってくれる子の方が好感が持てます。
日が昇りきった状態。
でかいバオバブ達に囲まれていて、この辺りに住んでいる人たちが、この並木を普通に行き交ったり、チャリで走り抜けていったりして、その日常さが合わさってなかなか奇妙で面白いです。
並木道の入口付近にあった看板。
こんな遥か遠くの島ですが、日本人観光客の比率も結構高いんでしょうかね。
簡単なお土産屋とカフェみたいなのがありました。
ちなみにこの辺りは道が全然舗装されていないのでこんな四駆に乗って移動です。
移動手段を現地到着後に手配しようとすると、いい感じの車両が無かったり、足下見られてふっかけられたりして結構面倒くさいらしいです。
僕らは事前チャーターしたいい車に乗って快適です。
キリンディ国立公園
午前中はキリンディ国立公園という場所へ向かいます。
昨日は丸一日移動、今日は早朝起きなんで超眠いです。
キリンディ国立公園の入口へ到着。
日中の見学だと、
入場料35,000アリアリ + ガイド料10,000アリアリ = 45,000アリアリ/人
です。
夜間の方が高くなりますね。
夜は夜行性の動物達が現れるので、昼とは違った公園を見られるとのことです。
公園内はこんな感じの、普通の森です。
で、ちょくちょくキツネザル達が現れます。
結構人懐っこいですね。
みんな木に登ってるけど、水に反応して下まで降りてきてくれました
カワイイ
噂では視力7?くらいあるとかないとかっていう現地ガイドが、手慣れた動きで様々な動物達を、次々と発見していきます。
ちっちゃいカメレオンですが、こんなの素人じゃ絶対一目じゃ分かんないですよね。
不思議なバオバブ達
キリンディ国立公園近辺には変わった形をしたバオバブがいくつかあるので、絶対見ときましょう。
そして突如現れたチ◯チ◯バオバブ。
これもう、モロな形だったため、規制しました。
これは夫婦(カップル)バオバブとかいうらしいです。
2つのバオバブがくねくねと交わっています。
村の近くまでやって来ました。
どうやら神聖なバオバブがあるとかで、靴を脱いで敷地に入らなければなりません。
日中は気温が高いので、裸足で地面は地獄です。
これが聖なるバオバブ!!
でかいでしょ。
僕ら8人いましたが、それでも囲むことはできませんでした。
モロンダバはマダガスカル西の海沿いにあるので、ビーチがあります。
海流の影響なのか、海水は泥でだいぶ茶色いので、泳ぐのは適してないですね。
サッカーしている地元の若者がいたりと、のどかでいい雰囲気の場所でした。
再びバオバブ並木へ戻って今度は夕暮れ。
そこらへんにいる子供達と走り回ってワイワイ騒ぎながら、日が暮れていきます。
不思議な雰囲気に包まれながら、何で俺はこんなところにいるんだろうかとか、しんみりした気分になっちゃいます。
翌日はまた朝早く出発して、丸1日かけてアンタナナリボへ戻ります。
で、宿へ戻ると、何やら僕宛てに伝言が・・・
あ、そうだ、ロストバゲージしてたんだった笑
1週間ぶりにメインバッグが戻ってきました。
このとき思ったのは、貴重品さえあれば、そんなに困らないし旅は続けられるってことですね。
普段から必要最低限のもので生きていけるようにしておくことが、旅人として大事なポイントです。
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