久々にブログ本編に戻ります。
時期としては2017年11月下旬の記録。
エチオピアからケニアへの陸路国境越えのまとめです。
まとめ
移動手段:バス
出発地:エチオピア・コンソ(バスターミナル)
目的地:ケニア・ナイロビ(Crown Bus オフィス)
料金:
コンソ→モヤレ(国境):150ブル(約600円)
モヤレ(国境)→ナイロビ:2,000シリング(約2,200円)
所要時間:
コンソ→モヤレ(国境):6時間(5:30発–11:30着)
モヤレ(国境)→ナイロビ:13時間(16:30発–5:30着)
移動の様子
エチオピア南部の民族巡りを終えて、そのままケニアへ陸路で南下するというパターンの旅人は多いかと思います。
その場合、とりあえず国境の街モヤレまで行く事になります。
そしておそらく、コンソを起点に向かう人が多いかと。
コンソ〜モヤレのカオスなバス移動
僕らはコンソに一泊して、翌日早朝のバスでモヤレに移動する事にしました。
運が良ければその日中にケニアまで出発できるかも。
で、コンソのバスターミナルですが、村の外れの広場になります。
maps.meやgooglemapでは出てこないので分からないですが、小さい村なので場所はすぐに特定できます。(東の外れの方)
で、前日に出発時間を確認すると、朝5:00集合とのこと。
相変わらずアフリカの長距離バスは早起き対応が必要になります。
コンソから出発したバス。
ガチのローカルバスです。
写真は途中、朝ごはん休憩で停まった休憩所。
なお、朝ごはんは当然インジェラです。
ちなみに、このバス、アフリカで乗ったバスの中では2番目にカオスでした。
まず座席が超狭い。
普通に隣の席に肩がはみ出ます。
そして道がめちゃめちゃ悪い。
ガッタガッタと横揺れ・縦揺れ。
座っているのにも関わらず、手すりとかに捕まってないと体が投げ出されます。
更におまけで、乗車人数が多い。
座席数以上に人が乗ってくるのですが、みんな危ないからか立たない。
バス内の通路に座ったり、ダンボール敷いて寝そべったりします。
運が悪いと、食べ物を食い散らかす奴や、嘔吐する奴もいるので、バス内は壮絶に汚くなります。
でも、早起きによる眠気と疲労で、だんだんどうでも良くなっていき、最終的には僕は寝ましたけどね。
一応、中国資本が入って、この陸路国境越え用の道路を整備しているようなので、近々環境はマシになるかもしれないです。
国境の街モヤレに到着です。
国境らしく、危険で、カオスな雰囲気が漂ってます。
でもケニアから仕入れてきた良く分からない物品を売っている露店がたくさんあるので、混沌としたマーケットが好きな人にとっては楽しいかも。
なお、ここでバスを降りたとき、ドライバー達に突然荷物代(というかポーター代)を請求されました。
乗車時にチップ払っているのにも関わらず。
まあアフリカではよくあることなんですけどね・・・
僕は寝起きで機嫌が悪かったので、ブチ切れて大声で罵声を浴びせて一銭も払いませんでした。
ちょっと言い過ぎたので、反省してます。
しかしとにかく疲れましたこの移動。
国境でビザを取得
ケニアへの入国にはビザが必要になりますので、ここで取得します。
ただし、ケニアのビザだけでなく、ウガンダ、ルワンダを含めた東アフリカ3か国ビザ(East Africa Tourist Visa)というのも取れます。
僕はケニアからウガンダ方面へ行くつもりだったのでこれを買うことにしました。
これが申請用紙。
必要事項を記入して窓口へ提出、ビザ代を払う。
東アフリカビザ: 100USD
無事ゲットしました!
ちなみに窓口はめっちゃ空いてました。
モヤレ〜ケニアへの優雅なバス移動
昔はこの国境の町で一泊し、翌朝ナイロビへ出発、というパターンも多かったようです。
でもそれなりに経済発展しているケニアでは現在夜行バスが運行されていて、夕方までにモヤレに着いていればその日中に出発できてしまいます。
僕は友人の情報を頼りに、おすすめだとされるクラウンバス(CROWN BUS)の窓口へ行ってみました。
ちなみに小さな町なので目当てのバス会社は探せばすぐ見つかりますが、その辺の人に聞いて連れてってもらうとチップを要求されるの注意してください。
僕はバス会社やATM、美味い食堂まで案内してくれたんでちょっとあげましたけどね。
クラウンバスのチケット窓口。
モヤレ → ナイロビまでのバスチケット: 2,000シリング(約2,200円)
無事チケットゲットです!
おお、なかなかデカめのバス。
16:30出発だったので、荷物をバス会社へ預け、その辺をぶらぶらしてました。
特に何も無かったですけどね!
普通に大きなバスで、リクライニングもできて爆睡できました。
でも車両が古いらしく、イスがぶっ壊れていて強制的にリクライニング全開になったり、ダニに噛まれたりする被害も発生してましたので気をつけてください。
道中ですが、その昔は道路がめちゃめちゃで、東アフリカ一の悪路とまで言われていたようですが、今はかなり整備されているようでした。
エチオピアに比べたら砂利道と高速道路くらいの違いを感じるほど快適でしたよ。
ただ、アフリカあるあるとして、バス強盗やテロ対策のため、たまに警察や軍隊の検問があったりして起こされます。
そんなときはパスポート見せれば問題ないです。
といった感じで、途中、トイレ休憩を何回かはさみながら、晩ご飯休憩も一回あり(しかし何故か30分くらいの超ショート停車)、早朝まだ暗い中、ケニアの首都ナイロビ、ダウンタウンにあるクラウンバスのオフィスへ到着します。
ナイロビのクラウンバス・オフィスから、バックパッカー御用達のニューケニアロッジまでは徒歩2分くらいです。
近いですが、くれぐれも明るくなるまでバス会社オフィスで待ってから移動開始するようにしてください。
ダウンタウンのこのエリアはガチで危険です。
夜中にでかい荷物持って外国人が歩いてたら格好の標的になりますからね。
なお、僕は強盗被害などには遭いませんでしたが、マダガスカルに続いて盛大にロストバゲージしました。笑
メインバック以外にテントとかのキャンプ用品をまとめてエチオピアで買ったら安いスーツケースに入れて預けたんですが、それがモヤレに置いてかれるという・・・笑
一応、2日後に戻ってきましたので良しとします。
というわけで次回からケニア編です。
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