今回は、カイロで、キャンプグッズが安く手に入るお店を紹介します。

そもそも、何故キャンプグッズなのかというと、アフリカ縦断旅にあたって、この3点はなるべくあった方がよいからです。

  • テント
  • シュラフ(寝袋)
  • シュラフマット

 

バックパッカー的には、このグッズを揃えておいていざというときにテント泊できるようにしておくとかなり助かります。

具体的にはこんなとき。

 

1.キャンプ場で使う。

アフリカは、特に南部の方に行くとサファリが多くありますが、宿代が比較的高く、バックパッカー的には痛い出費になりがちです。

一方、キャンプ場や、ホテルに併設されているキャンプスペースなんかで自前のテントで宿泊すればかなり安く泊まることができます。

また、飛び込みで宿を探す際、部屋がいっぱいなんてことはよくあります。そんなときでもテント持ってれば中庭なんかに泊まらせてもらえることが多いのです。

 

2.部屋内で使う

えぇどうして?

って感じですが、アフリカの安宿は、設備がきちんとしておらず、汚いところも多いです。

特に問題なのは虫。

エチオピアなんかだとかなり高い確率でベッドバグが出現するんだとか。

南京虫に噛まれたりしたらとんでもないことになりますからね。

蚊もマラリアが怖いです。

でも糞みたいなおんぼろ宿に泊まるはめになってしまった場合でも、部屋内にテントはってその中に寝れば何とか虫たちから身を守ることができるでしょう。

 

ということで、僕はシュラフは持っていましたがテントとマットが無かったため、物資が揃っているカイロで入手を試みました。

 

 

カイロは大昔から栄える大都市で、バザールへ行けばかなりいろいろなものが手に入ります。

エチオピアとかに入ってしまうと一気にものが無くなるので、旅中に必要になりそうなものはできるだけここで手に入れておくことをおすすめします。

ケニアのナイロビやタンザニアのダルエスサラームでも近代的なものが売られていますが、物価が高かった印象です。

 

で、カイロでキャンプグッズが手に入りやすいのは、アルファマート(Alfa Market)という外資系のスーパーマーケット。

市内には何店舗かあります。

 

サファリホテルなど日本人宿が集まるビルから近い2店舗はこちら。

メトロですぐ行きやすいのは下の店ですが、おすすめは上の店。

僕は行きはUberで、帰りはバザールを通り歩いて帰りました。

 

ここのアルファマーケットがたぶん一番大きい。

4階建てだったかな?

食料品、日用雑貨、衣類までいろいろなものが揃っていて品揃えが良いです。

最上階に上がってみます。

 

さっそくテントを発見!

広さは200cm × 150cm、2人用ですがバックパックとか入れることを考えると1人でかなりギリギリです。

コンパクトでバックパックのサイドにくっつけてもそんなに邪魔でもない感じです。

 

4人〜8人用までいろいろ種類がありました。

余裕が欲しい人は4人用でも良いと思います。

 

こちらはマット。

キャンプ用というよりかは、ヨガマットが多かったです。

薄っぺらいので、地面がゴツゴツしていると寝苦しいかも。

心配な人は厚めのものを買うといいですが、ちょっとかさばります。

 

約4,000円以上と高いですが、エアマットもありました。

これがあると超快適に寝ることができます。

でもエアポンプ無しに、自力で空気を入れるのはかなり大変です。

酸欠気味になります。

 

バーナーですね。

あると便利なんですが、ガス缶は飛行機持ち込めないのと、規格によっては使える国が限られたりするので買うときは注意です。

ここで売られていたものは、アフリカ縦断用としてはやや使いづらいかなと思いました。

 

そんなこんなで僕が買ったものは以下2点。

 

テント(2人用): 339ポンド(約2,050円)

ヨガマット: 149ポンド(約900円)

 

めっちゃ安くすみました!

普通のアウトドアショップだったら1万円は飛ぶでしょうから。

 

だがしかし、安かろう悪かろう。

結論を言っておくと、ここで売られていた中国製テントの質はかなり悪いです。

雨が降れば水漏れするし、破れやすいし、収納バッグも簡単に壊れます。

扱いには注意してください。

快適なキャンプ旅をしたいのであれば、ヨーロッパや日本でお金をかけて有名アウトドアブランドのものを入手すべきです。

 

宿のベッドで広げてみました。

うん、なかなか快適じないか!

組み立ても簡単。

ちょっとカラフルですけどね!

 

アフリカ縦断〜南米パタゴニアまで何とかこれで乗り切ることにします。