引き続き四川省は成都のおすすめスポット記事です。
中国の都市部は物凄く発展していて、どこも都会化・均一化していっていますが、旅行に来たらやっぱり古い街並みを見てみたいものです。
そんで成都には、そんなオールド・チャイナを美しく再現した、錦里という場所があります。
市内中心部にあり、簡単に訪れることができるので、とてもおすすめです。
錦里(きんり)
市内中心部のほど近い場所、武侯祠(ぶこうし)にあります。
前回記事で紹介したミセス・パンダホステルからだと、最寄りバス停から82路バスで15分くらい。
武侯祠は蜀の丞相・諸葛亮やその主君劉備などを祀っている三国志由来の場所で、錦里の隣には博物館もあります。
ここが入口。
中国中からやって来る観光客でとても賑わってます。
さっそく中に入ってみましょう!
入るとすぐにスターバックスコーヒーが。
古・中華風なデザインになっています。
テーマパーク感満載ですが、建物のデザインがいちいち洒落ててかなり凄い場所です。
ストリートの両脇には土産物屋や飲食店がびっしり!
成都だからどこもかしこもパンダグッズ推しです。
パンダのストラップ、パンダのキーホルダー、パンダのマグネット、パンダのぬいぐるみ・・・etc
卵に文字やネームを入れてくれるサービスのようです。
中国ではこんな感じで伝統衣装を着て写真を撮っている人を多く見ますね。
ウェディングフォト屋とか街中にめちゃめちゃありますし。
雰囲気出てます。
敷地内には川が流れていて庭園のようになっています。
おすすめは串屋。
普通の牛串から肝系、魚介系まで種類も豊富!
タレが絶妙で美味いです。
一本5元(約81円)くらい〜から。
お願い事を書いて吊るす系のもののようです。
カップル向けのブースですね。
テーマパークや観光都市の繁華街にはお馴染みのパフォーマーの方々。
三国志の二次元キャラ達。
みんな酒で酔っ払ってます。
三国志の武将、登場人物達の掛け軸もありました。
でもこの絵は◯◯無双のやつじゃないですよね?
名前から詩をつくってくれるコーナーです。
筆で格好良く書いてくれます。
ちょっと崩れててグロくなってるけど、パンダのスウィーツ。
ちょっと高いですが、可愛いパンダのお茶碗です。
こんな風に錦里は、古い、お洒落な街並の中で、お土産巡りやグルメを楽しめる、かなり凄いテーマパーク?です。
入場料とかはかからないので成都に来たら是非1回は行ってみましょう!
ちなみに成都には主要観光スポットを回るシャトルバスが走ってます。
急ぎ足で観光する場合にはかなり便利です。
チベット人街
おまけ情報ですが、錦里のすぐ近くにはチベットの方々が住んでいる街があります。
ガイドブックとかにはあまり載っていないですが、ここも雰囲気あるところなので紹介します。
場所は武侯祠横街周辺。
錦里と武侯祠博物館があるところから、大通りを反対側に渡って路地に入ればそこがチベタン街です。
ここら辺にはチベットのお坊さんもたくさん歩いているのですぐ分かると思います。
また、この辺にはチベットへ行く旅行者向けのトレッキングショップもいくつかあります。
品揃えはかなり充実していて、ウェアからザック、ウォレットやワイヤーロック、ドライタオルなど、細かい小物まで揃えてあります。
ネパールを除き、アジアには本格的な登山ショップってあまり無いんですが、日本で買い忘れたアウトドアグッズがあれば、ここに来ましょう。
チベタン街にはお坊さん向けの服やカバンを売っているお店がたくさん。
この小豆と黄色のハイライトが好きです。
そして通りを歩いていると、
カンディン!カンディン!
などと呼び込みをしているおっちゃんも。
ここから東チベット方面行きの乗り合いタクシーなんかも出ているようです。
また、この界隈ではチベット料理も食べることができます。
ネパールで結構食べましたが、チベタン料理は中華とは全然違いますがとても美味しいと思います。
成都のチベタン街、あんまり観光客はいなく、ローカル感が強いところなので、ディープなスポットが好きな人にはおすすめです。
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