北京に来たなら絶対にはずせない観光スポットがありますね。
宇宙から肉眼で見ることができる唯一の人工建造物とされる「万里の長城」です。
(本当は細過ぎて全然見えないらしいですが・・・)
子供の頃からずっと行ってみたいと思ってました。
万里の長城は全長6,000kmもあり、観光できる箇所は決まっています。
その中で最も観光地として整備されていて、メジャーな場所の「八達嶺長城」へ行ってきました。
まずは行き方
八達嶺へは、北京北駅から鉄道が出ていて、当日じゃないと買えないとのこと。
<北京北駅の場所>
早起きしてチケットをゲットしに向かいます。
げ、8:30くらいに着いて既に売れ切れ。
地下鉄「積水潭」駅で877か919のバスに乗ってくださいだって。
このときは土日だったけど、平日含めいつも相当混雑してるみたいです。
<積水潭駅の場所>
駅から地上に出たら、バス停がたくさんありますが、全部市内の路線バスなんで無視して少し東側へ歩きます。
交差点を曲がると徳勝門っていう大きな広場が現れますが、ここに877と919のバスが発着します。
「877と919どっちがいいの?」って思ったんですが、確認してみると、919の方は八達嶺が終点じゃなく、しかも長城の入口から若干遠い場所で降ろされるようです。
(後で実際バス停見てみたら入口まで30〜40分くらい歩きます。)
ということで877路バスを使いましょう。
八達嶺までのバスチケット:12CNY(約190円)
安っ。
乗るときに払います。
八達嶺長城
<八達嶺長城の場所>
所要1時間半くらいで着きました。
こういう世界遺産のスポットに市内からさくって行けるって楽ですね。
こんな感じの、売店がたくさん並んでる場所で降ろされます。
ここから階段や坂を20分くらいかけて登ってくと入場ゲートがあります。
八達嶺長城の入場料:40CNY(約650円)
シーズンによって値段が異なるようです。
その後、道が左右に分岐します。
左:南城(男坂)
右:北城(女坂)
ってやつですね。
男坂は傾斜が急で、女坂の方が登りやすく眺めが綺麗。
したがって、みんな女坂へ行くようです。
よくガイドブックや写真に出てくるのも女坂です。
一方僕は、女坂がめちゃめちゃ混んでたり、ひねくれていることもあって、左に行ってみました。
凄い傾斜ですね。
45度くらいありそうな部分もありました。
おじいちゃんとか大変そう。
男坂から見た女坂
これがとても絶景でした。
しかもこのときは秋で、紅葉が本当に素晴らしい。
階段に座ってしばらく見とれてしまいました。
何気にベスト・シーズンかもしれないですね。
日本の緻密な作品もいいけど、こんな超巨大建造物つくる中国人も凄いと想います。
そして男坂側の方が圧倒的に空いてるし、思ったより疲れなかったんで意外とおすすめ。
お昼頃から混んできて、女坂の方はほとんど列が動いてませんでした。
万里の長城はユネスコの世界遺産だけではなく、「新・世界の七不思議」に認定されています。
ちなみにその他の6件はペトラ遺跡(ヨルダン)、コロッセオ(イタリア)、チチェン・イッツァのピラミッド(メキシコ)、マチュ・ピチュ(ペルー)、タージ・マハル(インド)、コルコバードのキリスト像(ブラジル)だそうです。
何が不思議なんだか?
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