※2018年1月時点の情報です。

 

ウユニから夜行バスでボリビアの首都ラパスに移動して来ました。

 

<現在地はここ>

ラパス(La Paz)

気温:最高16〜23℃ 最低5〜10℃(2018年1月)

すり鉢状の地形に位置し、世界で最も標高が高い首都らしい。

中心部は3,600m〜で高台エリアは4,000mを超えます。

富士山の山頂に巨大都市があるような感じ。

そらちょっと坂を登っただけで息が切れるわけだ・・

 

 

ラパス中心部の簡易マップ。

空港やエル・アルト地区は標高が高く、右の方にいくと低くなっていく。

よく、お金持ちは高いところに家を構える、とか言われ、香港なんかまさしく丘の上に富裕層向けのマンションが集中してたりしますが、ここラパスでは逆。

酸素が薄い高地になるほど貧困層が増え、スラム化しているそうです。

 

低酸素都市ラパス

宿はバスターミナルから徒歩圏にあるサンフランシスコ広場付近にとりました。

結構治安の悪い都市でですが、この辺はお土産物屋やツアー会社が集まり観光客の多いエリアです。

 

サンフランシスコ広場。

日中はめっちゃ混雑しとるんでスリに注意してください。

中南米の古い街って雰囲気です。

 

ちょっと路地に入ったとこにあるツーリストエリア。

 

カラフルな先住民族の伝統工芸品のような。

怪しい100%アルカパの毛を謳ったセーターもたくさん売られてます。

ちなみにボリビアからペルーにかけてお土産物屋では似たよーなモノばかり売られてますが、ラパスが一番安いです。

店も多いので買うならここをおすすめします。

 

街歩きしてるとどことなく治安の悪さを感じ、緊張します。

中心部なら注意してればどうってことないですが、観光客だらけだったウユニとはがらっと雰囲気が異なる。

 

戦利品。

日差しが強い中南米では必須のサングラス、ウユニのどっかに置いてきてしまったんで買いました。

 

 

天空をかけるロープウェイ

高山地帯のデコボコしてるラパスには、ミ・テレフェリコという世界最長のロープウェイがあります。

観光用とかではなく、公共交通機関として運行されてます。

現在10路線もあるとか。

 

主要路線図がこちら。

maps.meにも駅や路線が分かりやすく載っているので使いやすそう。

というわけでこれを活用して街中をフラフラしてみることにします。

まずは高台エリアのエル・アルトまでちょっくら行ってみよう。

 

サンフランシスコ広場からちょっと歩けば行けるTAYPI UTAという駅から出発。

 

チケットは窓口で買いました。

片道3ボリビアーノ(約50円)。

 

一度に6人くらい乗れるようになってます。

 

ロープウェイはかなり急な角度で登っていきます。

車内から見た景色。

 

こうやって見てるとボロボロのアパートが密集したスラムエリアがあったりかたや庭付きの豪邸があったりかなり貧富の格差を感じます。

ちなみに途中、路上でおっさんが倒れており、周囲に警察が集まっている光景が見えました。

おそらくあれはシんでましたね。

ラパス怖ッと思いましたね。

 

 

高台のエル・アルト地区

16 de Julioという駅に到着しました。

ここは標高4,000mを超えるエル・アルト(El Alto)地区。

 

いわゆる貧困層が暮らす地域とされており、観光客は近くなと言われてます。

誰かがどっかからパクってきたものが売られる泥棒市も毎週木・日曜にここで開催されてます。

 

普通の日でもこういったマーケットはたくさん営業してるようです。

何の動物のどこの部位だかわからない肉も売られてました。

 

ものを盗られないよう細心の注意を払って進みます。

ラパス中心街と比べ人気が少なく、かなり雰囲気が悪く感じられました。

 

そんなとき日本製の中古車を見ると気が和らぎますな。

 

と思ったら電柱に吊るされた不気味な人形があちらこちらに。

やっぱ怖ええよラパス。

 

途中見晴らしのよい場所から見えたラパスのすり鉢状の景色。

特に夜景が素晴らしいそうです。

でも夜にエル・アルト地区に来るのはだいぶ危険なので複数人でタクシーを使うようにした方が良さそうです。

 

南に向かって30〜40分ほど歩き、Qhana Pata Miradorという駅に到着。

人気も多くなりほっとしました。

 

 

高酸素エリアへ

ここから今度は標高の低いエリアに行ってみます。

 

途中、Choqueyapuという駅で一度乗り換えてIrpaviという駅に到着。

ここはラパスの標高の低いエリアなので、おそらく比較的裕福な人たちが暮らしているはず。

近代的なビルが増え、心なしか街並みもやや綺麗で明るく見えます。

ここからすぐのとこにかなりデカめのショッピングセンターMega Centerがあります。

久々のショッピングセンター廻り。

 

服装とか見てるとみんなお洒落で、エルアルト地区と比べ明らかにみなお金を持ってる人たちというのが分かります。

日本のイオンとかに入ってるような広いフードコートもあり、世界中の料理が食べられます。

 

大きな映画館もありました。

 

大きなラパスのモニュメント。

ここは標高3,267m地点のようです。

 

メガセンターからはコレクティーボ(乗合タクシー)を使って帰りました。

行き先にサンフランシスコ広場(Plaza Mayor de San Francisco)と書かれた車を止めて飛び乗ればOKです。

2.5ボリビアーノ(約40円)でした。

 

↑図の青い矢印のルートで中心部をぐるっと一周した感じです。

思ったよりかなり大きな街だと感じました。

 

という感じでラパスのお散歩終了。

適当に見つけた食堂で南米っぽい肉料理を食べて帰宅です。

 

本当はオバプロ(おばちゃんプロレス)見たかったですが、日程が合わず、その前に移動しなきゃ行けないです。

残念ですがささっとペルーへ向かいます。