夜中目がさめる。

 

あ・・・ヤバい、お腹が・・・来る・・・

 

トイレへ駆け込む。

 

ああ〜なかなか治らないな・・・

とりあえずしばらく大丈夫でしょう。

朝まで寝られるといいな・・・

 

〜1時間後〜

 

目がさめる。

 

あ・・・ヤバい、お腹が・・・来る・・・

 

トイレへ駆け込む。

 

ああ〜なかなか治らないな・・・

とりあえずしばらく大丈夫でしょう。

朝まで寝られるといいな・・・

 

〜1時間後〜

 

目がさめる。

(以下、繰り返し)

 

 

バラナシで壊したお腹は治る気配がありません。

薬も飲んでみたけど。

しかしインドの腹痛がこんな苦しいもんだったとは。

でもいい加減熱もひいたし、次の国に移動しなければきりがない。

ちなみに次の目的地はバングラデシュ。

現在地のコルカタからはバスで1日かけて行けますが、この体調で長距離移動はちときつい。

ということで奮発して勢いで航空券を買ってしまいました。

 

コルカタ→ダッカまでの航空券: 約8,000円

 

バスだと確か2,000円くらいですね。

 

バスで行く場合はコルカタのサダルストリート近くのバス会社オフィスで簡単にチケットが買えます。

 

 

というわけでコルカタ空港にやって来ました。

 

 

インドに呼ばれた旅人は、またすぐインドに来たくなるといわれますが、僕はたぶんしばらく来ないでしょう。

僕はこの時点で、

もうインドいいや・・・

って感じ。

 

さよならインド〜

 

朝の便だったのでインドの思い出を懐かしむ余裕もなくバタバタしながら出国します。

 

バングラデシュのビザ

バングラデシュに入国するためには、観光であってもビザの取得が必要です。

この際、空路、陸路(バス)の場合には、入国時にアライバルビザが取得可能。

陸路(鉄道)で行くことも可能ですが、その場合には事前にビザ取得が必要とのことです。

 

僕は間違いがないようにコルカタの領事館でビザを取ることも考えたのですが、面倒くさがりやの領事館スタッフから、

外国人はみんなアライバルビザで入れるからいちいち領事館に来るんじゃあねえ!

クソして寝てな!

とか言われて追い払われるとかって噂も聞いたのでアライバル狙いで突入することに。

 

一方、アライバルビザも、

  • 普通に取得できた。
  • 取得できたけど50USD要求された。
  • 取得できず追い返された。

などの情報が錯綜していたためかなり不安でした。

 

また、バングラデシュビザの最大のポイントは、

日本人であれば無料で発行されるはず

という点。

 

過去の情報を検索するとみんな無料で取得しているようですが・・・

 

コルカタからバングラデシュの首都ダッカの空港に1時間くらいで到着。

早っ!

そしてイミグレの前にアライバルビザのカウンターがあるじゃないですか。

しかし隣にはビザ発行手数料を支払うVisa Fee Collectionのブースが。

 

隣の人とお喋りしているスタッフの前に行き、おそるおそる交渉を開始します。

 

アッサラームアライクム!

楽しみにしていたバングラデシュに観光に来ました!

フレンドリーなバングラデシュの方々と是非友達になりたいです!

そして、あたくし実は

日本人

なんですが、アライバルビザをここで取れますか?

 

これが重要です。

最初に自分が日本人であることをさりげなくアピールすること。

 

うん?

おお、ジャパニーズか!

こんにちは、マイフレンド!

観光かい?

この紙に必要事項を記入して持ってきなさい!

 

なんかフレンドリーだしうまくいけそうな雰囲気。

ビザ申請用紙に自分の情報や宿泊予定場所を記入し再度カウンターへ持っていきます。

すると若いスタッフが、

O.K.だ。

・・・そういえば、お前、”ビザ代”は払ったのか?

レシートが見当たらないんだが・・・

 

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・

 

(え、なんだって?今、こいつ、”ビザ代”が必要だって言わなかったか??)

へへへ、今ビザ代っておっしゃいました?

やっぱり必要なんでございましょうかね?

 

何を言ってるんだ貴様?

まさか、ビザ代を払わず入国するつもりだったんじゃないだろうな?

こいつ、怪しいぞ??

場合によっては別室に・・・

 

すると横にいた年配のスタッフのおっちゃんがすかさず、

何を言っているんだぁお前!

”日本人”はビザ代要らないんだよ。

そのまま受け付けなさい。

(ゴニョゴニョゴニョ・・・)

 

 

バーン!

 

6日滞在可能のスタンプが押されて返されました。

滞在可能期間については、申請内容等によっていろいろパターンがあるようです。

イミグレもそのままスムーズに通過。

(上記のビザカウンターでの会話の流れも、実際はもっとスムーズです。)

 

情報は本当だったようです。

ただ、日本人がビザ代無料というのは、あんまり公にはされていない感じがしました。

他の外国人はみんな50USD払ってましたし。

ちょっと悪い気がしつつも、無事潜入成功。

 

 

なお、同時期に陸路(バス)でバングラデシュへ入国した友人にも話を聞きましたが、国境でいくつか質問されたり待たされたりしたものの、全員無料でアライバルビザを取得していました。

 

バングラデシュのSIMカード

イミグレを出ると携帯キャリアのカウンターが出ていてプリペイドSIMカードを販売していました。

空路で入るとこういうのが分かりやすくて便利ですね。

 

買ってみたのはバングラデシュで最大シェアを誇るらしいいGrameenphoneというキャリアのSIMカード。

パッケージはバングラデシュ美人でしょうか?

イスラムなのにこんな露出していいんでしょうかね。

 

SIMカード(通信料2GB込み): 350タカ(約481円)

 

登録制で、申込用紙と証明写真の提出が必要でしたが、インドと比べたら遥かに簡単。

スマホに入れたら既にアクティベートされていて、すぐ使えるようになりました。

 

 

<世界一周13か国目>

バングラデシュ(Bangladesh)

通貨:バングラデシュタカ(BDT)

為替:100円 = 約72タカ(2017年3月)

こんにちは → アッサラーム・アライクム(自分から)

アライクム・アッサラーム(返すとき)

ありがとう → ドンノバード

 

周囲をインドに囲まれたイスラムの国。

観光客はほぼ来ない。

世界最大の人口密度を誇る、首都ダッカの混沌ぶりを見てみたくて来ました。

ただそれだけ。

 

ダッカのシャージャラル空港

 

こじんまりとした空港です。

 

空港周辺は整備されている新市街地なんですが、それでもかなりカオス。

交通量はすさまじい。

でも、インドとは何か根本的に異なる感じがしますね。

あまり殺伐としていない。

 

日本人宿あじさい

やって来たのはあじさいという日本人経営の宿。

今回空路で出入りするのと、自分の体調のことを考えて、無難に空港近くのここに4泊することに。

ドミトリーは9USDで少し高いですが、綺麗だし、ベッドに蚊帳付き、ホットシャワーもきちんと出て快適です。

ちなみに個室もありますが、バックパッカー向けじゃないのでかなり高いです。

 

ここはながさきという日本食屋を同時経営されています。

ながさきのカウンターには懐かしの日本食材がいっぱい!

 

レストランは、主にビジネス目的で来ている駐在員向けのものなので2〜3千円くらいします。

 

あじさいの場所

 

空港からは、タクシーに乗ってウッタラ地区セクター9のロード7辺りで降ろしてもらうか、ローカルバスでバイパス沿いを北上してAbdullahpurという場所で降りてください。

僕はバスを使ってましたが、割と近くてすぐ行けます。

 

バングラデシュは想像と違い、スイーツ系の店が充実している気がしました。

ドーナツやケーキなど、甘そうなお菓子がたくさん。

 

バングラデシュのヨーグルト・ドイ

 

これかなり美味いです。

インドのお菓子よりも、ミルクなんかが濃厚な気がします。

 

食事はやっぱりカレー系!

主食はお米なんでライスカリーやビリヤニっぽいものが多いですね。

で、イスラムなのでムスリムチキンやケバブみたいなものも充実している。

なんかこれもインドより美味い気がする・・・笑

 

 

うん、久々に違う国に来たせいか、さっそくバングラデシュ楽しくなってきました!

お腹の調子も割と落ち着いてきたし。

 

明日はメインのオールドダッカに乗り込んできます。