ルートがだいたい決まってきたと書きましたが、一つ懸念点があります。

 

長期旅をする際には、ある国に入国すると、そこと仲が悪く、政治的に対立・緊張関係にある国への入国が難しくなってしまうといったことに気をつけなければなりません。

 

有名なのは周辺国と対立しまくっているイスラエルとかですよね。

イスラエルの場合は入国時にパスポートではなく紙にスタンプを押してもらうことにより何とか回避可能だとか。

 

そしてもう一国悩みどころがあります。

それは中東のイラン。

厳格なイスラムの戒律を守り続ける国家ですが、日本の旅人には結構人気があって、多くの方が訪問しています。

でも、これからは行くとアメリカ入国時に面倒なことになりそうです。

 

2016年1月のルールビザ免除プログラムのルール変更により、下記に該当する渡航者はビザ免除プログラムを利用して渡米することができなくなりました。

 

ビザ免除プログラム参加国の国籍で、2011年3月1日以降にイラン、イラク、スーダンまたはシリアに渡航または滞在したことがある(ビザ免除プログラム参加国の軍または外交目的による渡航に対しては、限られた例外有り)

 

- アメリカ合衆国大使館ホームーページ –

 

うーん・・・行きたいんだけどな〜

イランに行ったことがある人のほとんどがおすすめしてくれています。

しかしパスポートにイランビザが貼ってあったりしたらアメリカのESTA申請が通りません。

つい最近のルール変更なんですよねえ。

 

イラン渡航経歴があってもビザをとれば入国可能とのことですが、アメリカさんは入国管理に非常に厳しいので、たぶん揉めて面倒なことになる気がします。

アメリカは過去に結構行っているので、今回そんなに重要視していないんですが、南米行の便なんかのほとんどは北米経由です。

また、たとえ乗り継ぎであってもESTA申請は必要になってしまいます。

東周りルートにして先にアメリカ行っちゃえば解決しそうだけど、西周りがいいんだよなあ・・・