2015年にバンコクからチェンマイ経由でラオスのルアンパバーンに行こうとしたときの記録です。
夜行バスでチェンマイに到着し、更に1日かけてバスでルアンパバーンへ向かう予定でしたが、2日後までバスが無く、仕方なく飛行機を使いました。
チェンマイも良いところですが、僕はこのルアンパバーンをとても気に入りました。
おそらく、当時非常に疲れていて、静かで何も無いところに行きたいという気分に完全にマッチしていたんだと思います。
今から1年前の話ですが、写真がやたらたくさん残っていますんで、相当良かったんでしょうね・・・
僕がいちいち食べたものの写真まで撮るなんてあまり無いことです。
ルアンパバーンはラオス北部メコン川流域にある古都。
仏教寺院や、フランス植民地時代なごりを見せるコロニアル調の建築物が立ち並び、街全体が世界遺産に登録されています。
東南アジアで最も美しい都市の1つといわれています。
イギリスの旅行雑誌では、過去に3年連続「今行くべき目的地」の1位に取り上げられています。
ルアンパバーンの場所
日本からそのまま行く場合、バンコク経由の飛行機で行く方が多いと思います。
もしくはラオスの主要都市から長距離バスも出ています。
何も無いのが良いところ
ルアンパバーンには何か突出した観光スポットのようなものはありません。
本当に何も無い場所です。
でもそれが最高にいい。
ゆったりとした時間が流れる街の雰囲気が非常に良いのです。
こういう何気ない街並が最高に良いです。
フランス人をはじめ、欧米人観光客が多いです。
街中心部にあるプーシーの丘から見た街並
夜は中心街の通りにナイトマーケットが開かれます。
早朝の托鉢
ルアンパバーンといえば有名なのが早朝に行われる托鉢です。
仏教寺院が非常に多く、毎朝5:00頃に、たくさんの僧の方が街中を歩き、お米や野菜などの施しを受けに回ります。
ルアンパバーン早朝に行われる托鉢
厳かな雰囲気なのかと思いきや、これを見るために早朝は観光客だらけになり、非常に賑やかになります。
特に中国からのツアーが多いようで、毎朝、ツアーバスが街の中心部に乗り付けて来ます。
観光客はみんなカメラを片手に托鉢を行う僧侶の列を撮りまくります。
そしてその観光客へ、僧侶へ施しをするための托鉢セットのようなものを売りに回る現地のおばさんがたくさんいます。
「何だかなあ・・・」と思いましたが、自分も写真を撮っているので偉そうなことは言えないですね。
でも、至近距離に近づいて何度も写真を撮るとか、最低限、マナーの悪いことはやめましょう。
お祭りじゃねえんだぞ。
托鉢ツアー参加の方々
郊外の観光スポット
ルアンパバーンはこじんまりとした街で、公共交通機関が発達していません。
郊外にある観光スポットへ移動するような場合、トラックを改造した乗り合いタクシー(荷台部分に乗るタイプ)を使うか、自分でバイク(体力のある人はチャリ)をレンタルすることが必要です。
このときまで僕はビビって海外でレンタルバイクとかしたこと無かったんですが、勢いでスクーターを借りてみました。
(しかも原付乗るの5年ぶりくらいでめちゃめちゃ緊張した。)
レンタルバイク屋は街のいたるところにあります。
たいてい、レンタル中はパスポートを預けることになりますので、注意してください。
借りたスクーター
何だこの解放感。
ちょっとビビりながらエンジンをかけて、信号機の無い街中を颯爽と走り出すと、尋常じゃないくらいの気持ち良さを感じました。
まじでここ10年くらいで一番アドレナリンが出たと思います。
もし、初めてルアンパバーンに行く場合、是非入行ってみて欲しいのが、街から30kmくらい郊外にあるクアンシーの滝です。
周辺は自然公園になっており、ピクニックが楽しめます。
クアンシーの滝のマップ
クアンシーの滝入口
入ってすぐのところにツキノワグマがいます。
可愛い。
クアンシーの滝で水浴びしている人たち。
ここは水が非常に綺麗なんです。
豊かな自然に囲まれ、エメラルドグリーンに輝いた水が流れていて、ずっと眺めてても飽きませんでした。
クアンシーの滝
うーん、やっぱり自分は都会よりも自然が大好き。
ルアンパバーンには3日間滞在してカフェで本読んでくつろいだり、バイクで街中をゆっくり回ったりして過ごしました。
おかげですっかり元気を取り戻しました。
川沿いには女性が好きそうなお洒落な雰囲気のお店も多いです。
旅ガールの皆さんは是非一度行ってみてください、きっと女子力が上がります。
ラオスの主食カオニャオ
もち米大好きです。
ラオスのビール ビアラオ
東南アジアの飲みやすいビールも超好き。
有名な屋台飯
夜になるとナイトマーケット付近にたくさん出ます。
お皿に自分で好きなだけ盛っていいタイプのお店です。
でも冷めてるから味は微妙かも・・・
普通の紹介記事になってしまいましたが、それくらい気に入った街です。
日々、何かに追われ過ぎて疲れてしまったときは、一度、何も考えなくていい環境に身を置くことが大切です。
そんなとき僕は山登ったり、房総半島の果てまで車をすっ飛ばしたりしてましたが、これからはルアンパバーンに行こう。
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