2016年のGWにインドネシアへ旅練習にいったときの記事No.4です。

とりあえず前日ジャカルタに着いて友人と飲みに行き、二日酔い状態で特急列車でジョグジャカルタへ向かいます。

 

 

ジョグジャカルタ

インドネシアの観光地といえば、遺跡の街ジョグジャカルタか、ビーチリゾートのバリ島です。

ジョグジャカルタには、プランバナンやボロブドゥールといったヒンドゥー教遺跡やインドネシア有数の大学があり、観光客と学生がたくさん集まります。

 

今回の旅もジョグジャカルタに遺跡を見に行って癒されようというのが目的の1つだったので、ジャカルタ到着2 日目にすぐ移動します。

飛行機で行くのが手っ取り早いですが、せっかくなんで鉄道を使ってみました。

 

ジョグジャカルタの場所

 

ジャカルタ・ジョグジャカルタ間の列車で有名なのは特急タクサカ号です。

ジャカルタ朝発・ジョグジャカルタ夕方着か、ジャカルタ夜発・ジョグジャカルタ朝着の夜行があります。

僕は前者の日中移動を選び、所要8時間、料金342,500ルピア(約2,600円)でした。

まあ日本の新幹線とかと比べるとだいぶ安いね。

 

特急列車のチケットの買い方

ジャカルタ・ガンビル駅

前回の記事でも登場したジャカルタのガンビル駅です。

ターミナル駅なので、インドネシア・ジャワ島の各主要都市へ向かう列車が発着します。

コンビニやファーストフード店がたくさん入っていてくつろげるようになっています。

 

チケットは、駅の窓口かネットで購入できます。

でも後で知り合った日本の方の話だと、ネットでは日本のクレジットカードが使えなかったとのことです。

 

で、僕は最初から窓口で買うつもりだったので、前日に駅の窓口へ行く。

調べていた情報だと、行き先を言えば後は適当にどの時間発のにするか選ばせてくれるはず・・・

 

と思いきや、「明日のチケットはここでは売ってない、反対側の窓口に行きなさい。」と言われ、少し歩いたもう1箇所ある窓口に行ってみる。

 

すると、「明日のチケットなら窓口じゃなくて券売機を使いなさい。」と言われる。(指で券売機を指される。)

 

あれ、調べていた情報と全然違うな・・という感じでテンパる。

 

ガンビル駅券売機

ガンビル駅の券売機

話を聞くと、どうやら、最近インドネシアの鉄道は自動化を進めるため、主要駅には券売機を導入し始めている模様。

そして当日チケット以外(急いでいないもの)は券売機を使うよう推奨されているらしい。

 

でも僕の前に並んでた人とかも使い方がよく分かってなくて周りの係員に聞いてすごい時間かかってました。

 

まあ、こういうのは行き先と時間帯から乗る列車を検索して自分の名前とか入力していけばいいんだろうと思ってポチポチやってみる。

で、途中で「ID」を入れる項目があってつまる。

 

インドネシア在住者じゃないしIDって何だ?

外国人の場合はパスポート番号か?

でも数字しか入んねえ・・・

 

もういいや、こんなのチェックされるか分かんないし適当に自分の生年月日でも入れとこ。

 

という強気な(適当な)感じで入力を完了させ、表示された金額分の券売機にお金を投入する。

 

インドネシア鉄道のバウチャー

何かレシートがでてきた・・・

これがバウチャーっぽい。

まあ、お金ちゃんと払ってるし、もし明日乗るときに止められたら揉めてやろうと思い、ドヤ顔でそのまま駅を去る。

 

僕は小心者なんでリスクは避けるタイプなんですが、世界一周を意識してたんで旅人としての心構えが今までと違ってたんですね。

 

ささいなことですが、この辺の 図太さ = 適当さ = ポジティブさ はいろんな意味でとても重要なんだと思います。

今の自分の苦手なところかもしれません。

 

翌日

駅に着いて何となく周りの人を観察していたところ、予約したチケットはどうやらこれで発券するということに気づきました。

その辺の人に聞いてみると確かにそのよう。

 

ジャカルタ・ガンビル駅チケット発券機

チケット発券機

前日券売機から発行した予約番号を入れると自分の情報が表示され、チケットが印刷されます。

 

インドネシア鉄道のチケット

出てきたチケット

よっしゃきた!と思い、嬉しくて強引に引っ張ったらちょっとやぶけました。

 

時間になり、改札で係員にパスポートを一緒にこれを渡すと何ともなく通してくれました。

 

特急タクサカ号

特急タクサカ号外観

特急タクサカ号の外観

こういうアジアの渋い感じの車両は好きです。

 

特急タクサカ号座席

中はこんな感じです。

座席はエアコン付のエグゼクティブクラスでしたが、リクライニング + フットレスト有のまあ普通な感じです。

隣の方がたまたま日本人で、「これエグゼクティブなんですかねえ」って言ってましたが、僕はあんまり気にしないし十分。

でもやっぱり冷房強すぎなので上着ははおってました。

 

特急タクサカ号のトイレ

エグゼクティブなトイレ

 

特急タクサカ号からの眺め

こんな感じの田園風景が続きます。

リアル世界の車窓からの雰囲気。

 

 

ちなみに喫煙者の方向け情報ですが、前は車両の結合部分とかでタバコ吸えたらしいですが、今は規制が厳しくなったみたいです。

なので、たまに停車する駅のホームで吸いましょう。

 

 

その後、風景を見たり買っておいたオレオを食べつつ、道中半分くらいは二日酔いで爆睡してました・・・