長期旅出発前に必要になりそうな行政手続関係まとめ記事です。

 

主に海外転出関係ですが、出国直前の時期に一番気になる部分でもあると思います。

特に税金とか保険、年金関係は普段は会社様が全部やってくれていたのでよく分かんないですしね・・・

 

 

1.パスポート

以下のような流れと思われます。

  • そもそも持っていない → 新規発給
  • 有効期間が1年未満 → 切替発給
  • 査証欄が少ない → 増補

僕の場合、有効期間が1年を切っており、旅中に更新する場合は面倒ですし、残りの有効期間が6か月以上ないと入国できなかったり、ビザの取得ができない場合があるため、切替発給をしてきました。

 

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また、短期間に多数の国の入出国を繰り返すため、将来的に変に怪しまれたり、更新前に査証欄が足りなくなってしまったりしないよう、早めに更新時期が来る青の5年用にしておきました。

(ページ増補は1回しかできないですしね。)

 

↓パスポート関連の記事

旅立ち前におけるパスポートの注意点
準備をかなり具体的に進めていかなければならない時期になってきましたが、パスポートを見ていたら、有効期限が来年になっているので、...

 

申請に必要な書類は、こちらの外務省のものか各都道府県のWebサイトをご参照ください。

 

<注意点>

  1. 写真サイズは縦4.5×横3.5
  2. 新規発給の場合は戸籍謄本(又は妙本)が必要

2についてですが、もし旅中パスポートの紛失・盗難に遭ってしまった場合、各国にある日本大使館で再発行手続(新規発給扱い)を行うのですが、戸籍謄本(又は妙本)が必要になるため、日本で取得して持って行った方がよいです。

住民票抜いて住所不定になって海外を旅する場合、自分の身元を証明するのはパスポートか戸籍謄本(又は妙本)しかないのです。

 

2.運転免許証

これは免許の更新と国際免許の取得があると思います。

 

更新

更新時期がいつになっているか事前によく調べておきましょう。

(運転免許証の更新時期は有効期間満了年の誕生日の前後1ヶ月)

旅中に更新期間が重なってしまい、手続ができなかった場合、失効になり帰国後に再取得手続が必要など面倒なことになります。

なお、海外渡航など、やむを得ない事由があれば、本来の更新期間前に手続をすることもできます。(でも何かいろいろ書類を求められたりすることがあるらしい・・・)

 

国際運転免許証の取得

旅中にバイクや車をレンタルする予定がある人は必須です。

(そうじゃなくても何があるか分からないので取得しといた方がいい気はします。)

僕はバイクはもちろん、車はオーストラリア、アフリカ(アイスランドもあるかな?)辺りで借りることを考えているので取得しておきました。

ちなみに、途上国でバイクを借りたりする場合、以前はいちいち国際免許とか要求されないことが多かったですが、最近は観光客の事故も増えており、チェックが厳しくなっているらしいです。

(アジア圏とかでバイク運転するのはまじで楽しいですよ!)

 

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<注意点>

  1. 写真サイズは縦5×横4
  2. 申請時にパスポートの提示が必要

都内の方はこちらをご参照ください。

費用は2,400円です。

 

3.郵便物の転送

行政手続ではないですが、出発前に引っ越ししたりする場合は、旧住所宛てに届いた郵便物を日本にいる家族などへ転送してもらうよう転送届をしておいた方がよいです。

転送届は1年間までなので、それまでの間にカード会社とか銀行などへ住所変更の手続をしておきましょう。

 

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郵便局の窓口で申請書を1枚出せばすぐできます。

また、Web上で手続ができるe転居というサービスもありますので、ご参照ください。

 

4.海外転出関係

本日やってきました。

 

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前回の記事で「さよなら江東区」とか書きましたが、この手続のために引っ越し2日後にまた来ました。

 

事前にいろいろ調べたものの、これが一番心配でした。

自治体によって対応も違うみたいです。

心配な人は早めに窓口へ行っていろいろ質問しておくとよいです。

 

海外転出届

要するに住民票を日本国内から抜きます。

別に必須ではないですが、これをやることによって以下の支払の免除を受けられるメリットがあります。

  • 住民税
  • 国民健康保険
  • 国民年金

 

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江東区の場合ですが、普通の申請書1枚に、転出先に適当な渡航国名を書いて出すだけでした。

(字汚くてすみませんが、とりあえずトランジットで一泊する韓国にしときました。)

江東区は外国人も多い地域なので窓口の方は慣れてましたね、パスポートとか航空券に提示は求められませんでした。

(自治体によっては要求されることがあるようですよ。)

 

住民税

まず、住民税の仕組みですが、

  • ある年の1〜12月までの収入に対して
  • その翌年の1月1日時点で居住している自治体が
  • 6月〜5月にかけて徴収する

というものです。

 

つまり、2016年の6月〜2017年5月にかけて発生する住民税は、2015年1〜12月の収入に対するものであり、支払先は2016年1月1日に居住していた自治体になります。

会社勤めの場合、普通毎月の給与から天引きされていますが、退職した場合は自分で納めなければなりません。

(一括か分割での納付が選べます。)

 

ただし、以下の条件を満たすと、前年分の住民税の支払義務は免除されます。

  • 1月1日時点で日本に住民票が無い
  • 海外転出期間が1年以上

 

これは、1年以上海外に居住している場合、その国で住民税支払義務が発生するので、二重課税を防ぐためのものだそうです。

(世界一周旅行者の場合、国を転々としますので、単なる節税になります。)

 

<注意点>

  1. 住民税の支払義務免除には1年以上の海外転出期間が必要
  2. 1月1日時点で日本に居住していた場合は出国前に前年分を支払っておく必要

1についてですが、これは窓口でよく確認されました。1年未満で帰国して住民票を戻すと請求が発生してしまうそうです。

また2についてですが、現在支払分の住民税が残っている場合、退職時に会社に言っておけば最後の給与支払時に一括で差し引いてもらえます。ただし、例えば次のような場合、要注意です。

 

<例>

2017年1月1日時点で日本に居住しており、退職が3月末、出発が4月。

 

この場合、2016年分の住民税が確定するのは5月以降ですが、そのとき既に退職してしまっているため会社では処理できません。

納付の通知が郵送されてきますので、自分か代理人を立てて支払うか、事前に口座振替手続をしていおいて口座から引き落としもらいます。

 

僕の場合は、2016年9月末退職、出発が10月ですので、支払が残っている10〜翌年5月までの住民税は退職時に会社が一括で納付してくれます。

そんで2016年中に住民票を抜いてしまい、2017年1月1日の時点で日本に居住していないため、2016年1〜12月分の住民税の支払は免除されます。

(このように考えると、年末辺りに退職して年明け前までに住民票抜いちゃうのが一番得する感じになるんでしょうかね?)

 

健康保険

世界一周のような長期旅に出る場合、普通は会社を退職します。

そうすると会社で入っていた健康保険から脱会となり、国民健康保険の加入義務が発生しますが、海外転出と同時に、その加入義務も自動的に無くなります。

旅中は海外旅行保険を使いましょう。

 

<注意点>

  1. 出国までの間に国民健康保険に加入した場合は、脱会手続が必要
  2. 出国までの間に国民健康保険未加入で、治療等にかかった場合は全額負担になるリスクがある

 

国民年金

これも保険と同様で、退職後は国民年金へ加入する必要が生じますが、海外転出すると免除されます。

なお、海外転出中に支払わなかった期間は、カラ期間として年金受給資格の最低支払期間25年に含まれますが、もらえる年金の額はその分少なくなります。

(最近最低支払期間を10年以上にするという動きもありますよね。)

また、任意加入もできますが、僕は日本の人口ピラミッド構造上からして年金制度というものをまったくあてにしていないため支払いません。

区役所の方も入らないでしょ?って感じでした。

また、その気になれば通常は後から2年間遡って支払うこともできます。

参考ページ:年金の後納制度

 

マイナンバーカードを持っている場合

海外転出と同時にマイナンバーカードを返納する必要があります。

 

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実際にはこんな感じで「これもう使えないよ」という感じのスタンプを押されて返されました。

 

5.所得税

これは要するに確定申告の問題です。

会社勤めであれば会社が年末調整まで含めて全部やってくれますが、退職後に還付申請を行う場合など、自分で手続が必要です。

(ただし、12月31日に退職する場合は、会社が1年間の所得を全て把握しているので会社側で処理可能です。)

 

でも僕の場合は9月末退職。

後は自分でやってねということで退職後に源泉徴収票が送られてきますが、届く頃には既に出国してしまっている。

こんな場合は

  • 代理人を立てて手続してもらう
  • 事前に準申告する

といった方法をとることができますが、家族を代理人に立てるのはしたくないし、準申告するにも源泉徴収票が間に合わないと思われます。

結局、確定申告・還付申請は過去5年まで遡って可能とのことなので、僕は帰国してからやることにしました。

参考ページ:国税庁

 

その他、退職後にフリーランスやアフィリエイトで収入が発生した場合、これも後々確定申告が必要になってきますので、収入の証明書類はきちんと保管しておく必要がありますね。

日本の所得税の課税の仕組みは、原則本人の申告に基づいて運用されていますが、後でバレるとペナルティが課されたりします。

 

 

 

6.おまけ

カタい話になってしまったので、とりあえずラーメンの写真を載せておきます。

出国までの間にジャパニーズラーメンを堪能しておこうと思い、マイフェイバリットなこちらに行っておきました。

 

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蒙古タンメン中本 亀戸店

 

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五目蒙古タンメン

 

これで辛さ「中」くらいです。

辛いですが、おいしゅうございます。

(辛さ最強クラスの北極ラーメンは過去にギブアップしたことがあるんでオーダーできませんでした。)

 

食った食った〜と満足して帰ろうとしたところ隣の兄ちゃんが北極ラーメンの汁まで飲み干していたのを見て唖然としました・・・