旅もいよいよ、南アジア編に突入でございます。
僕の場合、まずはスリランカから!
理由は、
- インドビザを取る。
- ビーチでゆるくくつろいでみる。
1については、旅人の間でも有名な話ですが、スリランカではインドビザが取りやすい!また詳しく記事を書きますが、後日僕も普通に6か月有効のマルチのダブルビザを取ることができました。
2については、インドに入ってしまうと基本過酷な旅が続くので、このタイミングでだらけておきたいなという作戦です。
ということで、バリ島を後にし、AIR ASIAを使いクアラルンプール経由でスリランカの首都にあるコロンボにやって来ました。
<世界一周11か国目>
スリランカ(Srilanka)
通貨:スリランカルピー(LKR)
為替:100円 = 約132ルピー(2017年1月)
【シンハラ語】
こんにちは → アユボワン
ありがとう → ストゥティー
【タミル語語】
こんにちは → ワナッカム
ありがとう → ナンドゥリ
多数派のシンハラ人の言語がシンハラ語。北部や東部の一部地域はタミル人が多く、タミル語が使われます。
そして英語は共通してだいたい通じる感じ。
コロンボの空港の野宿率がやたら高い理由
スリランカの玄関口となる空港は、バンダラナイケ国際空港になります。
コロンボというよりかは、そこよりちょっと北のネゴンボというビーチエリア近くにあります。
そして海外からスリランカへ来る便(特にLCCなどの格安航空券)の大半が深夜〜早朝着だったりします。
で、お金がある人はタクシーやホテルの送迎サービスでそのままビューンとネゴンボやコロンボのホテルまで行っちゃうこともできますが、バックパッカーならそんな高い交通手段はなかなか使えない。
(参考︰空港からコロンボ市内までのタクシー代の相場は30USD〜)
深夜でも空港からちょっと離れた場所にあるバスターミナルからコロンボ市内へ行くバスが走ってますが、市内まで行ったところで夜中は玄関を閉めちゃう宿が多いスリランカでの宿探しはかなりリスキー。
こんな理由から、深夜便でコロンボの空港に到着した場合、そのまま空港で一夜を明かすバックパッカーが多いのです。
空港到着してから寝るまでの流れ
バンダラナイケ空港に着きました。
こんな搭乗ゲートが並ぶエリアを通っていきます。
そして大仏様のお出迎えです。
スリランカが仏教国であることを再認識させられます。
スリランカ入国に当たって、日本人はビザが必要ですが、アライバルで取れます。
料金は40USD。
ただし、事前にETAというオンラインビザで申請した方がちょっと安いし手っ取り早いのでおすすめです。
↓のページから必要事項を入力して、クレジットカードで決済がてきます。
(入力項目はそんな複雑じゃないですが、気になる方は検索すると解説サイトが出てきます。)
料金は35USD。
申請完了後、すぐにビザ発行完了のお知らせとレシートがメールで送られてきます。
ETAの領収証や復路の航空券などの確認はなく、イミグレは一瞬で通過。
パスポートにビザっぽいシールを貼られました。
申請情報がデータで管理されてるっぽいですね。
入国審査後は免税店エリアを抜けていきます。
何故か
家電の店がたくさん
ありますがこれ買ったとして持って帰るんでしょうか。
この後、荷物受取所や税関があり、そこを通り過ぎると出迎えの人なども入れる到着ロビーエリアになります。
かなり質素なつくりですが、小さいカフェや、両替所、ATMなどがあります。
僕はとりあえず、ATMでスリランカルピーを下ろし、カフェで一息ついてどうするか考えました。
毎度おなじみ、SIMカードを買っておきました。
旅行者が海外でSIMを買うときは、空港が最も間違いないです。
SIMカード+通信5GB分︰ 1,300ルピー(約993円)
一番最大手っぽく、行列ができていたDialogというキャリアにしておきました。
なお、このとき驚いたのが、中国人ツアー客の多さ。
スリランカに来る中国人はめちゃめちゃ多いようです。
中国資本によるリゾート開発もガンガンやってる。
列の順番を守る習慣がない人が多く、ワイワイしながら我先にとスマホとルピー札をカウンターに付き出す中国人と、通信会社のスリランカ人スタッフがそれを若干イライラしながら高速で捌いてアクティベーションさせていく光景は面白いです。
さて、問題はどこで野宿するかです。
外で一服していったん移動できそうか調べようかとも思いましたが、ターミナルは一回出てしまうと入場料払わないと再入場が難しそうでした。
ということで、僕も例に漏れずその場で朝まで寝ることを選択。
やはり見知らぬ土地で夜中にうろつくことは得策ではありません。
が、コロンボの空港の到着ロビーには、
横になれるベンチ型の椅子がない!
普通の肘掛け付きのイスのみです。
ちょっと誤算でした。
それ以外に床に寝る選択肢もありますが、壁沿いの良さげなスペースには先客が。
結局、普通の椅子に座り、バックパックとサブバッグをワイヤーロックで繋いで椅子に固定し、足置きにして(足で抑えて)寝ました。
寝た場所。
前にテレビがありずっと番組が流れてて、周囲に座る人も入れ替わりお喋りしてましたが、気付いたら朝でした。
疲れていたためか、この姿勢で意外にも6時間寝られ、結構自分が成長(?)していることに驚きました。
体はめちゃめちゃ痛いですが・・・
安いバスで空港からダイレクトにコロンボ市内へ
トイレで顔洗って歯磨いていよいよ外に出ます。
外に出るとこんな感じで人がごった返してる。
多くの人は、送迎サービスを利用してるようです。
事前に調べた情報によれば、ターミナルを出て少し歩いたところからコロンボ市内へダイレクトで行くバスが走っているとのこと。
(ただし夜間は運行していないっぽい。)
バックパッカーならこの安いバスを使いたいものです。
手がかりは、
- バスはターミナル出て左のその辺の路上に停まること。
- バスの番号は187。
僕はタクシーの客引きを無視して、左へ、ターミナルビルの端っこまで歩いていきます。
外にも大仏様が。
朝の挨拶をしましょう。
道路挟んで大仏様の前にこういう標識があります。
この標識の裏は駐車場になっており、ツーリスト用の送迎バスなどがたくさん停まってました。
バスストップという標識発見!
でも公共バスっぽいのは見当たらない・・・
バスストップの標識前から空港ターミナルを見るとこんな感じ。
ここに突っ立ってると、タクシードライバーが
バスは全然来ないよ!
コロンボまで4,000ルピー(約3,021円)でどう?
とか言ってきますが同じくバスを待ってるっぽい人もいたので無視して待ってみます。
10分くらい待ったあと・・・
187番のバスが何故か
こそこそしながら
入ってきました!
もっとどうどうと入ってきて客引きするのかなと思いきや、停車もせずにスローで走ってきます。
ドライバーは僕と目が合うと、
そうだ、よく見つけたな、お前の予想どおりこれがコロンボ行きのバスだ、早く乗れ!
みたいに目配せとジェスチャーしてきます。
なんだよわかりづれーよ、ていうかなんでそんな控えめなんだ!
と思いつつ、ザックをかついで走ってバスに飛び乗ります。
こういう大型バンで、エアコン付き。
コロンボ市内まで350ルピー(約264円)、所用40分くらいでした。
事前情報より高いのでもしかしたら荷物代とかとられた可能性があります。
到着したのは、フォート駅のやや東、バスターミナル横の水上マーケット前。
後はここから宿まで歩く、市バスに乗り換える、控除してトゥクトゥクに乗る、もう鉄道で別の都市へ移動してしまう、など自分の行きたいところへ行く感じになります。
今回、僕はこのダイレクトバスで移動してみましたが、もしかしたらバスターミナル経由の方が分かりやすいかもしれません。
バックパッカーが新しい国に入ったとき、まずどうやって目的地に安く移動するかがテーマになると思いますが、スリランカは観光客が多い割に、深夜便が多い上、移動方法が結構わかりづらい気がしますね・・・
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