ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボからセルビアのベオグラードまで日中バス移動したときの情報です。

サラエボから別の国へ移動する際にちょっと注意しないといけないのは、サラエボにはバスターミナルが2種類ある点。

前の記事にも書いていたとおり、この都市は民族間で居住区が分断されています。

バスターミナルはサラエボ人居住区側セルビア人居住区側の2つがありますので、行き先によってどちらからバスが出ているか事前に確認しておきましょう。

 

 

まとめ

移動手段:バス

出発地:ボスニア・ヘルツェゴビナ・サラエボ(ボスニア人居住区側バスターミナル)

目的地:セルビア・ベオグラード(中央バスターミナル前の公園脇)

料金:41兌換マルク

所要時間:約7時間(6:00発-現地13:00着)

 

移動の様子

サラエボからセルビアへ行く場合、基本的にセルビア人居住区側のターミナルを利用することになります。

が、空港の近くにあり、旧市街エリアからだとかなり遠くて面倒くさい!

というわけで僕は何とかボスニア人居住区側から行けないか前日にバスターミナルで調べておきました。

 

この地図のとおり、ボスニア人居住区側のバスターミナルは旧市街からトラムで行けるので便利なんですよね。

 

バスターミナルの中にある窓口でチケットが買えます。

 

ボスニア人居住区側のバスターミナルからセルビア・ベオグラードへ行くバスは早朝6:00発の1本のみ。

早起きは大変ですが、まあ、乗っちゃえば寝てられるのでO.K.でしょう。

 

というわけで朝早く、日が昇る前に宿をチェックアウトして移動開始です。

早朝といっても暗いのでこの中を歩いて行くのは怖いです。

ちなみに僕はトラムが動いているか不明だったのでバスターミナルまで歩きましたが、道中走っているトラムを見ました。

5:00過ぎには普通に動き出しているようです。

 

サラエボは旧市街を少し離れると廃墟や落書きだらけの建物が目に付きます。

一人でこんなところ歩きたくありませんね。

 

無事バスターミナルに到着。

カフェや売店も朝早くから開いていました。

 

9:30頃に国境に到着。

パスポートはヨーロッパお決まりの、まとめて回収・返却パターン。

僕はセルビアと因縁が深いコソボへ入国しているので何かいちゃもんつけられないかドキドキしていましたが、普通に返されました。

が、セルビアの入国スタンプを探してみると・・・

 

げ、コソボのスタンプと同じページに押されてる!!

他にも空いてるページたくさんあるのにやっぱりワザとですかね・・・

怖っ!!

 

バスは13:00頃、ベオグラードの中央バスターミナル前にある公園の脇の通りに停まりました。

 

これくらいの時間に到着すればその日も観光できるのでいい感じです。

 

ATM・両替所

サラエボのバスターミナルにはATMがありました。(両替所は不明)

ベオグラードのバスターミナルには入っていないのでよく分かりません。

なお、バスから降りたところ(公園脇)には両替所があったのでそこで少し現地通貨を入手しておきました。

まあ、都会なので少し歩けばATMはたくさんあります。