いよいよミャンマーに行きます。
ミャンマーといえば東南アジア最後のフロンティアとか言われているほど未開な地が多いらしく、久々に旅っぽい場所へ行けるということで、凄くワクワクしていました。
ミャンマーへはバンコクからの空路往復が一般的らしいのですが、やっぱり陸路で行ってみたかったのでバスを使って国境越えをしてみました。
そしてミャンマーでとりあえずおさえておきたかったスポットが
- ゴールデン・ロック
- バガン
- ヤンゴン
の3箇所。
だいたいヤンゴンを拠点に動くケースが多いらしいのですが、ゴールデン・ロックがあるチャイティーヨーという街の場所を調べるとヤンゴンより東、タイとの国境方面にあるじゃないですか。
ってことはタイから国境越えしたらヤンゴンへの道中に途中立ち寄れるのでは?
と思ったのですが、調べても情報があまり出てこない。
うーん・・・まあミャンマーに着いてから調べればいいかあー
本来旅ってそういうもんですもんね。
バンコクでメーソート行きのバスチケット購入
現在タイ・ミャンマー間の国境で陸路通過ができる場所はいくつかあるようですが、ヤンゴン方面に向かう場合、基本的にタイ側のメーソートという街からヤンゴンのミャワディーという街へ抜けるルートになります。
そして国境をそのまま通過していくようなバスは存在しないため、
- タイ側:メーソート行きのバス
- ミャンマー側:ミャワディからヤンゴン方面行きのバス
の2段階で移動する形になります。
また、タイのバンコクからメーソートまで行く場合、バンコク北(モーチット)バスターミナル又はカオサン通りのツアー会社からバスに乗れるようです。
で、僕は安そうなモーチットの方でチケットを買いました。
モーチットバスターミナルの場所
とりあえず近くのBTS「モーチット」駅かMRT「チャトチャックパーク」駅まで行きます。
そして大通りに出て南へ向かう車道(タイは左側通行なので東側ですね。)へ行き、ローカルバスのバス停を見つけます。
確かバス停が2箇所ありましたが、北側の方です。
ここを通るバスのほとんどがモーチットバスターミナルまで行きます。
(良くわからなければ96、136、138、145あたりに乗ればO.K.)
料金は10バーツ(約33円)でした。
その後バスターミナルまで行き、メーソート(Mae Sot)行きのチケットを探すと、1階の外でいきなり売ってました。
バンコク→メーソート行きのバスチケット: 373バーツ(約1,217円)
全部タイ語ですが、売り場のおばちゃんは英語が通じました。
セカンドクラスなので料金は最安と思われます。
VIPバスもあるらしいですが、売り場がよく分からず。
僕は念のためミャンマー入国予定日の前日に来て買っておきました。
ちなみにこのチケットをよく見ると下段に2枚切り離す部分があります。
1枚目は乗車時、2枚目は途中で立ち寄る食堂で食券として使うので、捨てないようにしてください。
過酷な夜行バスでメーソートへ
20:00発のバスです。
19:30にプラッットフォームに行くと既にみんな乗り込んでる。
荷物保管スペースに既に置き場が無くて、一番後ろの座席前の少し空いているとこに詰めろと言われました。
こういうの防犯上嫌ですね。
乗客には普通のタイ人っぽくなく、肌が浅黒い怪しい人もチラホラ・・・
座席は狭いです。
何回かタイのバスに乗って思ったんですが、タイのバスの座席って何かお尻が痛くなる構造してないでしょうか。
座っているとだんだん下に下がっていくんですよ。
一応水とお菓子(ウエハース)が配られました。
23:00くらいに食堂で休憩。
盛り付けタイプの飯でした。
チケットを渡すとご飯+おかず1種類をもらえます。
おかずを複数頼むと余分に料金とられます。
夜中の2:00くらいに明かりがついて起こされる。
警察の検問があるようです。
パスポートを見せると普通にパス。
ただ、このあと更に2回検問がありました。
これじゃ全然寝られんですよ。
メーソートからミャワディーへ
メーソートの場所
3:30頃にメーソートのバスターミナルに到着。
タイなのに何かちょっと寒い・・・
ここから国境行きの乗り合いトラック(ソンテオ)が出ていて、ドライバーが客引きしてきますが、おそらくまだ国境は空いていないはずなのでしばらくここにいた方が良いと判断。
周りの人に聞くと国境が開くのは6:00。
ただし5:30頃から敷地内には入れるとのこと。
正直バスが過酷で全然寝られなかったのでこの辺のベンチで2時間くらい寝ました。
このとき、日本で買っといたトラベルシーツを初活用。
ちょっとすっきりした後ソンテオに乗って国境まで移動。
この際に また検問が2回ありました。
バスのときから合わせると合計5回も警察のチェックが入るとは・・・
そんなに不法入国するミャンマー人が多いんでしょうか?
険しい顔の目を光らせた警官が乗り込んできて、やはり怪しいミャンマー人をチェックしているようでした。
ただ、日本人と分かると
ジャパニーズ? コンニチハ!
という感じで凄くフレンドリーでした。
ご苦労様です。
タイ側のイミグレ
6:00過ぎに到着すると開いていました。
特に問題なく通過。
そこから歩いてミャンマー側のミャワディーまで国境を越えます。
川を見ると普通にボートが行き交っていましたが、不法入国じゃないですよね?
このとき、前を歩いていたミャンマー人がどうやらツアー会社の人だったようで、日本人と分かるとバスの売り込みをしてきました。
ちょっと警戒しましたが、値段を聞くとミャワディーからヤンゴンまで12,000ミャンマーチャット(約1,025円)で、事前に調べておいた相場と同じなんでツアー会社のオフィスまで付いて行くことに。
ミャンマー側のイミグレの場所まで案内してくれました。
ミャンマー側のイミグレ
ビザ取得時に書いたような書類をもう一回書き、顔写真を撮られて入国です。
ミャワディー側に着くと周りが明るくなっていました。
ミャワディーの街並み
建物などが一気に質素になり、道路も舗装されていないため土埃が舞っています。
行き交う人々はロンジーというミャンマーの民族衣裳(腰に巻く布)を身につけており、インド人のように肌の色がかなり黒い。
(ミャンマーの民族の多数を占めるビルマ族はインド系です。)
書かれてあるミャンマー語(ビルマ文字)は、タイ語を複雑にしたような感じでもはや古代文字のようで意味不明。
何か怪しい場所に紛れ込んでしまったみたいですが、凄くワクワクしてきました。
さて、ミャンマーに到着して一安心といったところが、ここから更に過酷な移動がつづきます・・・
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