ヨルダンといえばペトラ遺跡。

みんなここには行きますよね。

有名観光地だけあって基本的な情報は溢れているので、今回はペトラ遺跡内のおすすめビューポイントと、夜に行われるライトアップショー、ペトラバイナイトの情報に絞ってご紹介します。

 

 

<現在地はここ>

ワディ・ムーサ(Wadi Musa)

気温:最高28〜33℃ 最低15〜18℃(2017年10月)

ペトラ遺跡の観光拠点となる小さな町。

砂漠地帯なので日中は暑く、朝晩は冷えます。

 

アンマンで宿が一緒だったインド系マレーシア人のご夫婦の方。

約半年かけて世界を周っているとのこと。

Duo Backpackersという名前でInstagramをやっているのでご紹介します。

 

仲良くなったので一緒にワディ・ムーサまで来ました。

僕は到着早々、午後から弾丸観光するつもりだったのでバスターミナルでお別れです。

 

バスターミナルから宿(Valentine Inn)までは無料送迎がついていたので楽チンでした。

 

ペトラ遺跡へ

ワディ・ムーサにある宿は、たいていペトラ遺跡の前までピックアップサービスを提供しています。

でも基本朝のみなので、僕は歩いて遺跡まで向かいました。

ワディ・ムーサの中心部からペトラ遺跡入口までは歩いて30分くらいです。

 

入口。

日本の国旗もたっています。

主に博物館関係でJICAが資金援助したとかってチケットカウンター付近にいた人に教えてもらいました。

 

ペトラ遺跡1Dayチケット: 50JD(約7,692円)

 

高過ぎワロタ。

 

入場ゲートをくぐると、しばらく砂道を進みます。

なお、ここでラクダ使いがしつこく勧誘してきます。

 

キャメルライドはチケット代にインクルードされてるから乗りなよ!

歩いて行くと大変だよ!

 

でも最終的にチップ代(ラクダの餌代も)を要求されるらしいので気をつけてください。

 

そして現れるシークという名の切り立った崖に囲まれた道。

崖の間から覗く空が神秘的。

ここをしばらく進みます。

 

するとどこかで見たような遺跡が!

個人的に、ここら辺がペトラ遺跡のピークでした。笑

 

『インディジョーンズ・最後の聖戦』のロケ地で有名になった宝物庫エル・ハズムです。

みんなここで写真を撮りまくっています。

なお、入口からシークを通り抜けてここに辿り着くまでに40〜50分程度かかります。

 

ペトラ遺跡の中は本当に広いです。

カフェやお土産物屋、公衆トイレもあります。

 

そして遊牧民ベドウィンの人たちがやたらラクダや馬の勧誘をしてきます。

 

で、ここから最深部のエド・ディルまで行くと、2時間近くかかるらしいんですが、いろいろ見ていたら、ちょっと飽きてしまいました。

いや、でも怒らないでください。

長期旅行者にありがちな遺跡疲れが限界に来たようです。

 

そこで、時間もあまり無いし、ペトラ観光はどうしても行きたいスポットに絞ることにしてみました。

それが、先ほどの宝物庫エル・ハズネを上から見下ろせるスポット。

 

エル・ハズネを上から見下ろせるビューポイントへの行き方

遺跡内の中盤くらいまで行ってエル・ハズネへ引き返し、その辺の人に崖の上に行きたいって聞いてみると、

ガイド付きじゃないと行けないよ。

って言われてしまいました。

 

確かにエル・ハズネの横に階段があり、ガイドに先導されて登っていくツーリスト達の姿が。

でも確か普通に個人で行けるはずなんだけどなあ・・・

 

そう考えながらmaps.meを見ていると・・・

 

あ、この道じゃない?

 

確かに事前に聞いていたとおり、ぐるっと大回りするトレッキングコースになっています。

 

そのルートの入口はここ、エル・ハズネを少し進んだ先にある王家の墓がポイント。

向かって左の端っこへ向かいます。

 

するとこんな看板が。

 

王家の墓の裏側を回り込むような階段がありました。

 

ここがなかなか大変です。

ハイキングやトレッキング苦手な人はスニーカーを履いて来ましょう。

僕はなめていたので当然サンダル。笑

 

なかなかつかん。

本当にこの先にビューポイントがあるんだろうか・・・

 

しばらくすると周囲の景色が開けます。

途中何度か他のツーリストともすれ違いました。

 

この辺から見るペトラ遺跡の景色も圧巻。

壮大なスケール。

 

そして道沿いに進んでいくと崖沿いに突然こんな茶屋?が。

ここを降りてきます。

店主のおっさんに、

 

Welcome !

 

とか言われてチャイを飲むこともできますが、別に何も頼まなくても大丈夫です。

 

出た!絶景スポット。

ここに座ってしばらくこの景色を眺めているだけでもペトラに来た甲斐があります。

 

エル・ハズネからこのビューポイントまではだいたい1時間くらい歩きますんで、行かれる場合は時間に余裕を持ってください。

 

 

怪しいペトラ・バイ・ナイト

ペトラ遺跡は実は夜も入れます。

ただしこれは日中の観光とは異なり、ペトラバイナイトと呼ばれるライトアップショーを見るためのもの。

チケットも別です。

 

ペトラバイナイトのチケット: 17JD(約2,615円)

 

月・水・木のみ開催しているショーですが、たまたま滞在日が重なったので勢いで行ってみることに。

遺跡のチケットオフィスや、ワディ・ムーサにあるホテル、旅行代理店等で購入ができます。

僕は宿泊していた宿で買いました。(送迎付き)

 

20:00に宿ピックアップ。

20:30頃から入場開始です。

 

真っ暗な中、こんなろうそくの灯の間を進みます。

昼間とは全く違った遺跡の姿。

 

宿から一緒に行ったイギリス人と、

毎回こんなセッティングすんの大変だよね

なんて話しながらひたすら歩きます。

 

ていうか暗いです。

ライトある人は持って来た方がいいかもしれません。

 

会場はまたしてもエル・ハズネ。

到着すると既に席が用意されているので、案内に従って座ります。

また、ミント・ティーのサービスがあり、ショーの開始前に配られます。

僕は写真撮りたかったので席には座らず、後ろに立ってました。

 

ショーは21:00頃から開始。

まずは民族衣装を来たおっちゃんが渋いメロディで笛を奏でます。

その後、

 

1、2、3でフラッシュ(スマホやカメラで)をして!

 

と言われ、みんなでタイミングを合わせてエル・ハズネを照らします。

まあ、当然そんなに明るくなりません。

 

ででーん!

 

音楽に合わせてエル・ハズネに様々な色の照明が当てられ、ライトアップされていきます。

 

最終的にライトアップされた状態でショーは終了。

22:00頃までこの光景が拝めます。

 

でも最後まで何か暗いんですよね。笑

一緒にいたイギリス人の方は、Canonのフルサイズ一眼レフと三脚を駆使し、シャッターを開けて何度も撮影頑張ってました。

 

一眼レフを日本に送り返した僕にはこれが限界。

 

加工しまくればいい写真ができるかもしれませんが、よくパンフレットとかに載っている、現実に目に見えるものと差があり過ぎる写真もどうなんだろうとか思ってしまいます。

 

 

といった感じのペトラ・バイ・ナイトでした。

金額の割に微妙な内容ですが、ペトラ大好き!という方は是非行ってみてください。