リアルタイムはミャンマーのヤンゴン、大都市部でもとにかくネット環境は悪い・・・

ブログに写真をアップするのも至難の技です。

動画なんてとてもじゃないけど上げられません。

 

さて、遺跡を見たり、マーケットをうろついたり、風邪を引いたり、そんなこんなでカンボジア観光最終日になりました。

そんでカンボジアで最後に気になっていたスポットがあります。

それが「北朝鮮国営レストラン」。

これは経済制裁くらっている北朝鮮が外貨を稼ぐためにアジアのいくつかの国に出店しているレストランです。

中国、タイ、ベトナムにもあるようですが、カンボジアのものが比較的安いと聞いたのでこの際行ってみたいなーと思ってました。

レストランの料理は若干高いものの、元喜び組の女性達によるショーが見られるとのこと。

シェムリアップで有名な日本人宿「タケオゲストハウス」にあるタケオ食堂でくつろいでいたところ、その場に居合わせた日本人4人で急遽潜入してみることになりました。

この宿の周囲には日本人宿がいくつかあるんですが、タケオ食堂に日本人が集まってくるので、旅仲間を探したいときはおすすめです。

ちなみに北朝鮮レストランは、タケオゲストハウスの割と近くにあります。

タケオからチャリで10分くらいのところです。

 

 

北朝鮮国営レストランの場所

 

タケオゲストハウスから国道の大通り沿いに西へ向かうと、ハングル文字が多くなり、コリアタウンのような場所が現れます。

そんな怪しい街道沿いに、北朝鮮レストランはひっそりと建っていました。

 

お店の外観

 

ちなみに通りの向かいにもう1軒北朝鮮らしきレストランがありますが、ショーが見られるのは「平壌冷麺」というお店の方。

十字路の南西側にあります。

お昼頃に場所確認に一回偵察しに着ました。

夕方は18:00から開店のようです。

開店すると、チマチョゴリを着た女性達が姿を見せ始め、入口のところでスタンバイします。

これは1人だったら入りづらい・・・!

 

僕らが夕方再度訪問したときにはツアーバスが停まっており、中国人のツアー客が入っていました。

ドアを開けると綺麗な女性が案内してくれました。

「コンニチハ」とか言ってたので、一瞬で日本人だとばれたようです。笑

そして既にショーが始まってしまっていたので急いで席に着きます。

 

予想どおり30人近くの中国人団体客が食事+ショー見学中でした。

店内は非常に広く、清潔。

ショーは18:30から30分程度のようなので、行かれる方はこの時間に合わせた形で入店すると良いと思われます。

 

ちなみに店内は基本撮影禁止です。

店内のいたるところに「NO PHOTO」のマークが貼ってあります。

メニューを撮ろうとしたらダメって言われましたし。

ウェイトレスの方も後ろから常に監視しているような感じでした。

したがってほぼ隠し撮りで写真や動画を撮影しています。

(ただし、こっそりショーを撮るのは黙認っぽいですね。ちゃんとしたデジカメとか一眼レフとか出すと注意されますが、スマホで撮影するくらいなら見逃してくれる模様。)

 

僕らはキムチ、冷麺、サムギョプサル、キムチチャーハン、ビール2瓶を4人でシェアし、1人7USDくらいでした。

ショー代込みってことなんでしょう。

でもウェイトレスは、 4人なのにもっと頼まないのかっていった感じでいろいろ勧めてきました。

 

ギターを弾きながら歌を歌ってます。

この時点でそのクオリティの高さに圧倒されます。

 

楽器を演奏しています。

とても上手です。

そして、オーダーした料理もとても美味しい。

韓国料理ほど辛くなく、ちょうどいい味付けです。

ウェイトレスの方がたまに様子を見に来て、小皿によそってくれたりしました。

硬い冷麺とかをハサミで切ってくれたり。

ニコニコしながら美味しい?みたいなことも聞いてきます。

日本人なんで邪険に扱われるかと思って警戒していましたが、対欧はかなり親切でした。

 

ショーも終盤。

ダンスしながら現れた女性2人組。

大きな壺を頭に乗っけてくるくる回り始めます。

これはかなり凄いです。

 

店内には最後までほぼ中国人しかいませんでした。

あと、興味本位で来たっぽいカンボジア人と欧米人の数人。

たまに韓国人も来るらしいです。

 

レジ付近には平壌ウィスキーというお酒も売ってました。

ウェイトレスの方達がしきりに勧めてきましたが、かなり高いので買わず。

 

感想としてはかなり面白いものが見られたなって感じです。

ちなみにショーはかなり圧巻です。

潜入してみて良かった。

特に悪い思いもしなかったので、お金があって好奇心をそそられる人は行ってみても良いと思います。

 

シェムリアップのパブストリートで飲み直し。

ここは本当に騒がしく、タイのカオサンストリートみたいです。

爆音でクラブミュージックが流れていて、欧米人ツーリストで溢れかえっています。

やっぱり僕はこういう場所はあんまり好きになれません。

でもビールだけは安く、ハッピーアワーでドラフトビールが大体0.5USDです。

売店で買うと0.6USD以上するんでバーで飲んだ方がリーズナブルなんですよね。

ただ、パブストリートで食事するとかなり高いのでバックパッカーは注意してください。

 

カンボジア人男女がモデルになって撮影をしていました。

観光雑誌とかに載せるものでしょうか。

 

ストリートの天井を彩る傘

 

本当にパブストリートの周辺だけ異質。

欧米風のお洒落なレストラン、バー、カフェが立ち並んでいます。

もう何年も前からこんな感じなんですが、僕の感覚からすると、非常に奇妙な気がします・・・