リアルタイムではミャンマーのバガンです。

ミャンマー旅が思ったより過酷でブログ執筆とか動画作成とか滞ってますが、バンコクに戻ったらちょっと休憩するんでまとめてアップしたいと思います。

 

記事はアンコール・ワットの朝日を見に行った後の遺跡巡りの話です。

行かれたことがある人は重々承知だと思いますが、アンコール・ワットは、アンコール遺跡群という遺跡の集合体の一つで、エリア内部には他にも多数の遺跡が集まっています。

観光客は半日〜数日かけてこの遺跡群のエリアを回るんですが、これが結構広く、きっちり見ようとするとかなり大変だったりします。

 

アンコール遺跡とかの位置関係

 

僕は何日も遺跡を見る体力が無かった、というかたぶん飽きると思ったので、1日券だけで回りました。

(前回もそうでした。)

いや、間違いなく美しい場所ではあるんですが、ガチガチに観光地化されちゃっていて、ツアー客もとても多いですし、売店で買う飲み物も市街地よりちょっと高くて客引きが凄くしつこかったり、疲れてしまいがちな場所でもあります。

遺跡を回るときは無理せずに楽しんでください。

アンコール遺跡エリアを複数人で観光するなら、面倒くさくないトゥク・トゥクのドライバーを見つけてチャーターして運転してもらうのが個人的にいいと思います。

頑張れば1人7〜10USDで済むはずです。

チャリは1日1USDとかで安いですが、相当疲れます。

バイクは1日10USD+ガソリン代になるんでちょっと高く見合わない気がします。

 

そして遺跡群の中でワンコール・ワット以外に特に有名と思われるのが、アンコール・トムとタプ・ローム。

 

 

アンコール・トム

アンコール・ワットの少し北に位置しています。

四方を巨大な壁に囲まれており、中心部にバイヨンと呼ばれる寺院があります。

 

ここの石像の頭は修復されています。

内戦の影響で破壊されたり、遺跡荒らしのせいでほとんどの像の頭が持ってかれちゃったそうです。

 

バイヨン

 

凄く良いのですが、アンコール・ワットを見た後だと、インパクトが弱まってしまう気がします。

 

ガイドと一緒に来ると、

ほら、あそこに立って! 石像の顔とキスしているような写真が撮れるよ!

とか教えてくれたりします。

 

アンコール遺跡にはガイドがたくさんいるんで、歩いているだけでいろんな説明が聞けて(聞こえて)面白いです。

 

アンコール・トムの周りで大勢で修復工事をやっていたんですが、かなり雑で不安(笑)になりました。

大きさの違う石を突っ込んでカナヅチでぶっ叩いて高さを合わせようとしたり・・・

どうしてきちんと計測して計画的にやらないんでしょうかね?

 

タ・プローム

遺跡がガッツリ木に侵食されていて、その独特の景観が有名です。

ちなみにトゥーム・レイダーの撮影で使われた場所だったりして、ガイドと一緒だとその説明を一生懸命されます。

 

遺跡+苔のセットはロマンをそそりますね。

 

こんな感じで木が遺跡にからみついています。

 

木の中に顔が見えますね。

自然にこうなったんでしょうか?

 

アンコール・ワット、アンコール・トム、タプ・ロームの3箇所を回っているだけでも半日くらい潰れてしまいます。

遺跡はそれくらい広く、移動が大変なのです。

カンボジアは基本暑くて日差しが強いので、バテないように気をつけましょう。

 

 

トゥク・トゥクドライバーのギンさん。

 

シェムリアップ市街地で客引きしてる調子の良い感じのドライバーとは正反対で、とても物静かで親切な青年でした。

でもバイクが古過ぎて凄く遅く、周りのトゥク・トゥクやタクシーに煽られまくって、最終的にチャリにも追い越されてました・・・

同じバイクを10年くらい使ってるらしく、メーターとかほぼぶっ壊れてるらしい。

ドライバーの方もいろいろ大変ですよね、お金稼ぐのも大変ですし。

最近は競争が激しく、観光客もケチになってきたのでトゥク・トゥクの料金も値下がってきているそうです。

 

僕は節約旅なんでお金を払うときはできるだけ安く安くとこだわっちゃうんですが、これは途上国で観光客相手に商売している人からするとあんまり面白くない連中なんですよね。

彼等からすると普通の観光で来てパーっと金使って遊んで帰って行く人が最も美味しいわけですから。

そう考えると、バックパッカーってあんまり歓迎されないのかなーって思ってしまいます。

 

ちなみにギンさんは、紹介してもらった上で更に値切ってかなり安い料金で回ってもらったのですが、何か悪かったので水とか朝ごはんとかおごりました。

 

 

この日は午後過ぎまで回って終了。

シェムリアップ観光のハイライトはこのアンコール遺跡巡りだと思うのですが、やっぱり結構疲れます。

そして一度にたくさんの遺跡を見たことのある人なら分かるかもしれませんが、だんだんお腹いっぱいになってきて、とりあえず遺跡はもういいや・・・ってなりがちです。

アンコール遺跡の周りには、普通に地元の人が住んでるんですが、日常的に遺跡と接している方からすると、世界遺産も普通のでかい公園ってかんじなんでしょうかね。

 

朝日のために早起きした後、強烈な日差しの中で歩き回って疲れた上に、僕は前日に風邪引いてしまったようでもうかなりぐったり。

ギンさんと明日の朝ベンメリアへ行く約束をした後は大人しくホステルに戻って寝ました。

 

 

つづく