こんにちは。
コソボからアルバニアの首都ティラナへやってきました。
今回はティラナのまとめ記事です。
バルカン半島は国自体が観光的に結構マイナーなのでこういう基本的な情報を載せていきます。
<世界一周27か国目>
アルバニア(Albania)
通貨:レク
言語は基本的にコソボと同様アルバニア語ですが、アドリア海を挟んで地理的に近いイタリアの影響をかなり強く受けていて、イタリア語を話す人が多いです。
歴史的には、ローマ帝国、オスマントルコと、長らく強国の支配下にありました。
その後、独立後しばらくして社会主義化、そして何と、つい最近1991年までは鎖国していた国です。
社会主義時代はソ連とは距離を置いており、中国との関係が深かったようですね。
そして鎖国が解消され市場経済が導入されると国中にネズミ講が蔓延し、それが原因で経済破綻したことがあるという、ヨーロッパの国の中ではかなり意味が分からない国です。
個人的に、マケドニアやコソボより更に謎なエリアです。
<現在地はここ>
ティラナ(Tirana)
気温:最高30〜34℃ 最低20〜22℃(2017年8月)
謎の国アルバニアの首都。
ここもクソ暑かったです。
首都ティラナの様子
というわけでよく分からない土地はとりあえず適当に歩き回ってみるしかありません。
一応、結構近代的な路線バスが走っていますが、中心部だけなら徒歩でも回れると思います。
ティラナの街はバスターミナルからやや東へ行ったところにある、スカンデルベグ広場を中心に広がっています。
謎の石の橋。
アルバニアの国旗は、暗い赤と黒のカラーリングが何か怖い感じがします。
ベルセルクとかに出てきそうな勢いです。
その昔、オスマン帝国に抵抗した英雄スカンデルベグの紋章らしいです。
で、ここがスカンデルベグ広場という街の中心地。
博物館やカルチャーセンター、オペラ座など、観光客向けの施設はだいたいここに集まっています。
歴史博物館。
この絵は古代ローマ時代から独立に至るまでの人々を表現しているらしいです。
オペラ座。
ローマ字で分かりやすいですね。
スカンデルベグ像。
広場のミニチュアです。
旧社会主義国には、こんな感じの、大勢の人が集まってセレモニーを行うことができるような大きな広場が多いですね。
相変わらずよく分からない彫刻が多いです。
僕には一瞬これに見えました。
疲れているのかな・・・
ストライク! アンドガッツポーズ!
窓?の配置がランダムな不思議なデザインのビル。
ちょっと禍々しい。
建造中のようです。
超でかいジャングルジム。
中に入って遊ぶのは禁止。
意味が分かりませんでしたが、何か闇を感じました。
アルバニア正教会の聖堂。
ハリストス復活大聖堂というところらしい。
できたばかりで非常に新しいです。
アルバニアは、過去のオスマントルコの支配の影響で、一応イスラム教徒が多いということになっていますが、実は20世紀の共産党時代に無神国家宣言をして、かなり苛烈に宗教を弾圧したとか。
その際に、宗教的な施設も大半が破壊されたそうです。
新しい教会があったり、ムスリムなのにモスクがあんまり無かったり宗教的な戒律が緩いのはそのせいかもしれません。
インスタ映えしそうなカラフルな屋根。
フレンドシップ・モニュメントって書かれていましたが詳細は不明。
やっぱり謎が多いです・・・
バス停に立っていたドリトスの広告がやけにセクシーだったので写真撮ってしまいました。
アルバニアの物価
やっぱり安いです。
コソボと同じくらいでしょうかね。
地ビールの中瓶が89レク(約87円)くらい。
お酒類はやっぱりブルガリアなどの方が安い気がします。
イスラム教国だからかなあと一瞬思ったりしましたが、さっき書いたとおり戒律はとても緩く、みんなそこら中でガブガブお酒を飲んでいます。
という感じで、これぞアルバニア!って感じの特筆するものを見つけて盛り上げてみようと思ったのですが、申し訳ありません、何か難しかったです。
コソボと同様、居心地の良さは感じました。
ということで、よく分かりませんが結構好きですこの街。
また、失業率が物凄いとかって噂もありましたが、少なくとも日中は治安の悪さは感じませんでした。
むしろ気さくで優しい人が多かったです。
バスターミナルに到着したときや、宿の場所が分からなくて迷っているときなど、声をかけてきてくれ親切に道を教えてくれたりする人が多数。
泊まった宿のオーナーもフレンドリーでめっちゃいい人でした。
観光を適当にした後は宿に戻って何故かみんなで映画鑑賞。
『Dictator〜身元不明でニューヨーク〜』というB級コメディ。
半分くらい下ネタですが、結構面白かったです。
そして日本で女の子と一緒に見てたらちょっと気まずい雰囲気になるような下ネタでも、普通に爆笑するヨーロピアン女性も面白。
B級映画が好きな人は借りて見てみてください。
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