築地がもうすぐ移転してしまう!
(後に延期になりましたが・・・)
ということで、旅に出る前に、日本で行きたいスポットを回っておこうと思ってた僕は、築地場内に行ってみました。
場外は何度も行ったことがありますが、僕は寝起きが超絶に悪く、早起き苦手なので場内は初でした。
早朝(5:30くらい)の築地に始発で行って友人と合流。
僕より家が近いので先にお店に並んでていただきました。
ありがとうございました。
超人気の寿司大
いつ行っても最低3時間待ちは覚悟の店です。
外国人観光客も大勢並んでます。
このときは平日でしたが、8月で夏休みの人も多いのか5時間待ちとか言われて漏らしそうになる。
大和寿司に変更。
こちらは席もそれなりに多いので、回転が早いのです。
1時間待ちくらいで入れました。
美味過ぎる・・・!
ウニとか最強ですね。
僕は子供の頃ウニの食感が嫌で食べられなかったのですが、カーチャンがウニが超好きで、「あんたは子供だから美味しいものが分からないのよ」とか言われて喧嘩したことを思い出しました。
おまかせで握ってもらって一人3,500円くらいです。
(瓶ビールとかも頼めます。)
おっちゃんが握りながらいろいろ場を盛り上げてくれるので楽しいお店です。
築地には吉野家の1号店があります。
すなはち牛丼の聖地でございます。
日本の伝統「はやい・うまい・やすい」の歴史の重みを感じます。
グリーンスムージーとか飲んじゃったりしてまったりしてました。
いつかミキサーを買って、毎朝新鮮な野菜をスムージーにして飲んでから仕事に行くのが夢です。
そんな中場内にフラフラと入っていきます。
近年観光客のマナー問題とかが取り上げられていて、みんなピリピリしたムードなのかと思ってましたが、大人しくしていればいろいろ見学させてもらえます。
(ちなみに現在、見学は10:00からというルールになっていて、警備員が出入口で見張ってます。)
流石みなさん忙しそうです。
海外の市場とかにはあんまり無い築地ならではの緊張感があります。
僕みたいなひよっこが働いたら1日で三枚下ろしにされるでしょう。
オーストラリア産
食の台所のここから各地へ流通していくんですね。
何と目の前で捌いてくれました。
優しいおっちゃん。
カニ
ところで築地で荷物運搬用に走っている小型のトラックがありますよね。
これはターレーっていうんですけど、このとき初めて名前を知りました。
市場内はこのターレーが縦横無尽に走っています。
皆さん狭い通路をぶつからずに器用に運転されていますが、観光客はぶつかったり進路を邪魔したりしないように注意が必要です。
あれカッコイイな、セグウェイとかよりこっち乗ってみたいな〜とか思ってました。
乗せてもらいました。
粋なおっちゃんに突然声をかけれられて、築地場内外をいろいろ案内していただきました。
走ってる時相当目立ってて、観光客にめちゃくちゃ写真撮られました。
俺は40年間毎日運転してんだ、お前も築地デビューするならまずはこれができねえと話になんねえぞ!
ふぇぇ、移転しちゃうんじゃないんですかぁ?
などと指導を受けながら、人がいない隅っこで少し試乗させてもらったり。
運転かなり難しいです。
手前に付いている黒いベルトを押すとアクセルがかかり、ハンドルを回すと方向転換できて、ブレーキは足元にあります。
噂では、移転の際に豊洲までターレーでパレードをやるとかいう企画もあるらしいです。
その後、何故か作業場に招かれて、生まれて初めて食べるような超絶に美味しいサーモンとビールをごちそうになりました。
(築地場内には、働いている方向けのコンビニがあって、いろいろ売ってるんですよね。)
これ、海外とかだと後でお金を取られるパターンですが、今回はそんなことは全然なく、単に非常に親切な方々でした。
飲みながらいろんな話を聞きました。
築地では、若い頃からずっと働いて、水産会社を経営している方も多いようです。
たくましく生きてきた彼らが築地のブランドを築き上げてきたことを改めて実感させてもらいました。
そうすると移転の話はますます残念な側面があります。
(小池さんでどうなるか分からなくなってきましたね。)
豊洲の新市場はスペースが狭いので築地の業者が全部移ることは難しく、廃業を止む無くされる方も多いと聞きます。
おっちゃん本当にありがとう!
初・築地場内で貴重過ぎる体験でした。
まだ行ったことない方は旅の出発前に是非一度行ってみてください。
最高クラスの日本の食を味わえ、日本の文化の真髄を垣間見れるかもしれません。
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