こんにちは。

リアルタイムではウズベキスタンは西、遺跡都市ヒヴァにいるのですが、本日から中央アジアのハイライト、トルクメニスタンに入ります。

 

太い矢印が今までの、点線が今後の移動経路です。

 

トルクメニスタンが何故ハイライトなのかというと、ここには長期旅行者に大人気のとあるスポットがあるからです。

それが、地獄の門。

 

かなり物騒な名前ですが、これはその昔地下から吹き出るガスを止めようとして火をつけたところ、そのまま数十年の間ずっと燃え続けてしまっているという、ガスクレーターなんです。

トルクメニスタンは半鎖国状態の国で、現地の旅行会社からインビテーションを取得し、ガイドをつけないと通常は観光が難しい国です。

が、トランジットという名目でビザを取れば、最大5日間だけこの国を通過する権利が得られます。

したがって、中央アジアを横断する多くの旅人が、このトランジットビザを使ってトルクメニスタンを通り抜け、その間に地獄の門を見てくるわけです。

そしてその後はカスピ海を通ってアゼルバイジャンへ行くか、陸路でイランへ向かうんですが、僕の場合、イラン行った後の米国入国手続が面倒になるのを避けるため、前者のルートを選びます。

でもそのカスピ海フェリーがまた難関で、客船ではなく貨物船に乗り込むというものなんですが、不定期でいつ来るか分からないし、何時間でアゼルバイジャンへ着くのかも分からないという怪しいものなんですよね。

 

情報が少ない外国人が簡単に訪れることのできない未知の国へ突入し、地獄の門という摩訶不思議スポットを見つつ、5日間という限られた時間内にカスピ海フェリーまでたどり着けるか。

こんな面白い、ワクワクすることは初めてです。

 

 

そんな感じで進んでいきますが、トルクメニスタン国内では、Wi-Fiがほとんど飛んでなく、インターネットを使うことは難しいで、音信途絶えます。

ブログは、トルクメビザ情報含めて何件か予約投稿してありますんで、興味ある方はご参考にしてください。