バンガロールから寝台バスに乗り、寝起きでインド人に絡まれてキレつつ、ハンピにやって来ました。
ハンピは不思議な形の岩と遺跡に囲まれた聖地の村。
南インドの観光地では、近年、最高に居心地が良いとか評価されています。
僕もその雰囲気の良さを味わうため、そして待ち合わせしている友人と会うために、ちょっとここに長居するつもりでございます。
<現在地はここ>
ハンピ(Hampi)
気温:最高30〜35℃ 最低22℃〜24℃(2017年2月)
砂漠のようなエリアにあるので、今の時期朝晩は冷えます。
一方、日中は太陽がガンガン照りつけますが、まあ何とかなるレベル。
今がオンシーズンで最強の時期。
ちなみに酷暑期(4〜5月)には灼熱地獄と化し、多くの店も閉まるとか。
ハンピ中心部の位置関係はこんな感じ。
狭いエリア内に、宿、売店、飲食店、観光スポットがぎゅっと詰まってます。
郊外の遺跡も、村から10〜20kmくらいに集まってます。
ちなみに、村の中では、公式にはお酒は飲めません。
(一部レストランでこっそり販売。)
川渡った北側エリアに行くと、レストランで普通に出してくれます。
キングフィッシャー大瓶200〜220ルピーくらい。
ハンピ村の雰囲気。
とてもゆっくりした時間が流れている。
小さな村に、現地住民と観光客とがまったりして生活しています。
インド人の観光客もかなり多いです。
というか外国人観光客より多いかも。
村の人々もとても良い感じで、すれ違うときにニコニコ気持ち良く挨拶してくれます。
騙してくる人なんかほとんどいないし、写真撮ってもお金請求してくる人もいない。
このいい感じ雰囲気は、是非動画で見てください。
宿泊したのは超有名なカラヤン・ゲストハウス。
日本人の奥さんがいるインド人が経営しています。(奥さんと子供は現在バンガロールで生活中。)
この時期めちゃめちゃ混んでて最初ドミトリーに入れなかったので屋上に1泊(布団+蚊帳付き)しました。屋上泊は100ルピー(約168円)、ドミトリーは250ルピー(約421円)。
オフシーズンだともっと下がるようです。
ここは本当に居心地が良かったです。
毎日、特に何もせず写真の共有スペースでみんなワイワイだべってました。
また、日本人だらけかと思いきや、僕がいたときは、欧米人や韓国人の方が多数派でした。
後ほど紹介記事をまとめます。
村がちょっと外に出るとこんな感じ。
荒野いっぱいに不思議な形をした岩の山が広がっています。
アメリカの国立公園みたいです。
インドって何でもあるんですね〜
太陽に照らされると岩が灼熱のようにオレンジ色に染まる。
到着当日に、宿で仲良くなったイタリア人と一緒に散歩してきました。
村が徒歩30分くらいで行ける近場のアチュータラーヤ寺院。
そういうやインドの遺跡をしっかり見るの初めてですが、装飾とか凄いですね。
こういう柱が並んでいる風景が好きです。
神聖なバッファロー様の像らしいです。
ナマステー。
イタリア人の女の子みんな20〜22歳くらいで超若いです。
優しくて、僕のためにお互い英語で会話してくれました。
外国人と一緒に行動するときとか、こういうところ見習いたいです。
村のランドマーク的なお寺のヴィルパークシャ寺院。
ここは遺跡ではなく、現在もヒンドゥー教寺院として運営されており、ヴァラモンがいるらしいです。
遺跡や寺に限らずハンピは猿が大量にいるんで注意。
油断してると食べ物とか獲られます。
このお寺には偉いゾウ様がいらっしゃいます。
お布施や食べ物をあげると、頭を撫でてくれて、インド人に超人気。
村の北側には川が流れていて、水浴びしたり洗濯したりしてます。
渡る時は写真のお椀のような渡し舟が5ルピーだったと思いますが、今の時期乾季で水が干上がっており、歩いて渡れました。
渡し舟漕いでるちびっこ達も、商売上がったりだとか。
川沿いにはこういう土産物屋も多いです。
僕とかいつもスルーしちゃいますが、欧米人や女の子はなんだかんだ興味持つんですね。
ちょっといいレストランでターリーセット: 200ルピー(約337円)
ハンピ村は小さいのに、レストランや売店、宿がとても充実しています。
レストランは布団が敷いてある、ゴロゴロくつろげるようなつくりのとこが多いです。
徒歩圏内に生活に必要なものがだいたい揃っているという点が、より居心地良くしてるんだと思います。
村からすぐ歩いていけるマータンガ丘
個人的にここが超オススメのビューポイント。
村の全景を見渡せます。
毎日登ってました。
ゴツゴツした岩山ですが、15分くらいで頂上まで行けます。
イタリア美3人
ハンピの夕日
ハンピ、非現実的というか、まるでテーマパークのようなところです。
でも普通に人が住んでいるんですよね。
とても不思議な感じがします。
本当に小さい村なんで、郊外の遺跡とか合わせても観光は2日あればできちゃいます。
僕も初日でだいたいの見どころは回ってしまいました。
何もやることないですが、その居心地の良さから、長期滞在してしまう人が多い。
僕も適当にダラダラしながらカラヤンに4泊してしまいました。
それでも何故か毎日それなりに楽しかったです。
ハンピが要沈没注意スポットと言われる所以が分かりました。
次回はそんなハンピでのダラダラ生活の1日の流れを、くだらない感じに紹介したいと思います。
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