アメリカ旅のまとめ記事です。
アメリカは、世界一周中に行っていれば、キャンピングカー借りてゆっくりとアメリカ横断みたいなことをする予定でしたが、いろいろあって断念。
そんなこともあって、次短期で行くなら絶対アメリカのレンタカー旅、特に有名国立公園が点在する西部のグランドサークル周辺と考えてました。
帰国後社会復帰し、結婚、そんで年末年始の休みが取りやすい時期に結婚式+新婚旅行が重なったので予想より遥かに早くこの夢が叶いました、というわけです。
1週間〜10日程度でこのエリアのロードトリップを考えてる方に参考になれば嬉しいです。
それぞれのスポットについては個別に記事を書いてるので各リンクを辿ってみてください。
ルート・所要日数
<移動ルート>
こんな感じで、ラスベガスから反時計回りにグランドサークルを一周。
時間の関係で行けなさそうな場所はとばしました。
Day 0
成田→バンクーバー乗継→ラスベガス
Day 1
ラスベガス→フーバーダム→キングマン→ルート66→セリグマン→グランドキャニオン・サウスリム
出発9:00〜到着19:00
Day 2
グランドキャニオン・サウスリム→ホースシューベンド→ページ
出発10:30〜到着17:00
Day 3
ページ→ロウワー・アンテロープキャニオン→カイエンタ
出発8:00〜到着13:00
Day 4
カイエンタ→モニュメントバレー→モアブ
出発7:00〜到着16:00
Day 5
モアブ→アーチーズ→カナブ
出発9:00〜到着19:00
Day 6
カナブ→ザイオン→カナブ
出発8:00〜到着16:00
Day 7
カナブ→ラスベガス
出発9:00〜到着16:00
Day 8〜9
ラスベガス
Day 10
ラスベガス→トロント乗継→羽田
12/22出国1/3帰国で現地10日間、アリゾナ、ネヴァダ、ユタの3州にまたがる総走行距離約2,500Kmのロードトリップでした。
だいたい札幌から鹿児島まで日本縦断した感じでしょうか。
で、帰国翌日から出社という結構無茶なスケジュールでした。
シーズンの特徴
広大な砂漠地帯が広がるアメリカ西部の旅行シーズンは春か秋らしーです。
寒暖の差が激しく、日中は日差しが強く朝晩は冷え込みます。
そして基本的に超乾燥地帯。
僕らが行ったのは12月後半〜年末年始へかけて。
どちらかというとオフシーズンですが、バケーション中でツーリストが多く、どこも激混みでした。(主に中国とインドの方々。)
グランドーサークル南部の砂漠地帯は0℃〜15℃くらい、北部の山間地帯は朝晩は氷点下10℃ 近くまで冷え込みました。
というわけで服装は日本の冬の服装+もう1枚アウターがあった方がいいかもしれないです。
といっても日中は結構気温が上がったりするので、重ね着しやすいものを持ってくと良いです。(つまり世界一周と同じような感じ。)
以下、立ち寄った各スポットを簡単に紹介。
ルート66
ラスベガスからグランドキャニオンへ向かう際に通りました。
アメリカをドライブしてる感が一番味わえるところかも。
キングマンやセリグマンがルート66ゆかりの地なので、面白いミュージアムやお土産屋があります。
セリグマン近くの路上にあるルート66のマーク。
参考記事:
グランドキャニオン
ノースリムは冬場は雪と道路凍結でほぼ入れないので、今回はサウスリムへ。
子供の頃も行きましたが、こういう自然系の絶景は大人になってから見た方が何か感じるところがありますな。
サンライズ。
超寒いんでブランケットとか持ってった方がいいかもです。
ホースシューベンド
ページの手前にある、コロラド側がうねって不思議な地形になってるビューポイント。
駐車場がすぐ満車になって入りづらく、路上駐車しまくってる旅行者をパトロールカーが追い回すというカオスな状態になってます。
早い時間帯に行くのがおすすめ。
ここの撮影ポイントはまじ危険なので落ちないよう気をつけましょう。
参考記事:
アンテロープキャニオン
ページのすぐ近くにあります。
アッパーとロウワーがありますが、僕らはロウワーの方へ。
当日飛び込みで一か八かツアーキャンセル待ちもできますが、超人気スポットのため、余裕持ってネットで事前予約してった方が絶対良いです。
ゲームに出てくるような洞窟探検だったロウワー・アンテロープキャニオン。
参考記事:
モニュメントバレー
最寄りの町はカイエンタ。
今回の旅では最高に満足した場所。
ビジターセンターからの風景が既にガチ。
参考記事:
アーチーズ
モアブ近郊にあります。
アーチ状の岩がたくさんある国立公園。
ウィンドーズ・セクションにある巨大なアーチ。
全体的に回りたいならトレッキング必須なので丸1日は必要になります。
参考記事:
ザ・ウェーブ
今回の旅で(嫁の)最大の目的だったスポット。
抽選で当たらないと入れません。
ちなみに抽選会場はカナブにあります。
しかし米議会の予算の問題で抽選会場がシャットダウンしてました。
ギギギ・・・オドリャクソトランプ・・・
ザイオン
カナブから片道1時間弱で行ける広大な国立公園。
あんまり知らなかったですが、超綺麗でした。
ここもトレッキングルートが複数あるので、がっつり見たい人は丸1日か、2〜3日必要になります。
参考記事:
ラスベガス
元祖巨大アミューズメント都市。
巨大ホテルとカジノをはじめ、サーカスやマジック等のショー、世界格好のレストラン、遊園地まであらゆる娯楽が揃ってます。
年末カウントダウンを見ることができました。
ストリップが歩行者天国になりますが、めちゃめちゃ混雑する訳でもないし、まったりできておすすめです。
参考記事:
宿泊
もう働いてるし新婚旅行だし、それなりのクオリティのホテルを選びました。
グランドキャニオン以外はBooking.comで事前予約。
ただし、年末年始のラスベガスのホテルだけは普段の3倍くらいで超高かったです。
お気に入りはモアブとカナブで泊まったコンフォート・スイーツ。
部屋が広くて綺麗なモーテルです。
朝ごはん美味しくてハマりました。
食い過ぎです。
参考記事:
食事
アメリカといえば、普通に外食してるとファストフードばっかりになります。
バランスの良い食事取ろうとしたらちょっと値のはるレストランか自炊するしかないです。
でもファストフードが美味いんだなこれが。
写真はIn-N-Out。
日本に本格上陸してくんないかな。
ということで野菜が食べたくなったらサブウェイ行って野菜を入れまくりましょう。
でもすごい調味料使われてるしやっぱり健康にはよくなさそうなんで気休めですね。
レンタカー
ラスベガスinラスベガスoutなんで空港のレンタカーセンターで借りました。
RentalCars.comで事前予約+決済。
ちなみに事前予約分に後から保険代とかいろいろ追加されて最終的に結構な追加請求がきたりするので、トラブルにならないようカウンターできちんと確認しときましょう。
超でかいマッカランレンタカーセンター。
空港から無料シャトルが出てます。
バカでかいアメリカの駐車場でも探しやすいようにとこの青い車体のRav4を借りました。
参考記事:
ガソリンの入れ方
ガソリンスタンドは町ごとにありますが、その町と町との間隔が離れ過ぎてるので、メーターが半分切ったら入れるようにしてました。
何のない道の途中でガス欠になったらシャレになんないですからね・・・
基本的にセルフですが、ガソリンの入れ方は簡単です。
- コンビニ兼ガソスタのカウンターになってる店内に行き、スタンド番号と入れる分の金額を伝えて、事前に支払。
- 機械のパネルが反応するので、ガソリンの種類を選んでボタンを押し、給油ノズルのレバーを引いて給油開始。
- 払った金額or満タンに達すると自動でレバーが止まるので終了。
- お釣りが残った場合は再度カウンターへ行くともらえます。
ちなみに、カードでも支払えるようですが、ZIPコードの認証が必要になっており、おそらく、現在のところは基本的にアメリカ国内発行のものしか使えない模様。
1日平均20USDずつくらいかかりました。
ちなみにガソリンスタンドであっても、車を降りるときは防犯のために必ずドアをロックしましょう。
嫁にお金を払いに行ってもらい、僕が給油してました。
洗車
グランドサークルを旅してると、借りたときはピカピカだった車も流石に超汚れます。
ザイオン行った時に撮影した車体。
砂と泥と雪でドロドロです。笑
ラスベガス戻る前にさすがに洗車したいです・・・
ということでセルフ洗車場へ。
日本みたいに自動ウォッシュマシンみたいのもありましたが、なんか怖い?ので普通のセルフの方でやりました。
セルフ洗車場にはノズルとブラシ、精算機が設置されています。
クォーターを3〜5USD分くらいと、最後に車体を拭くためのタオルを用意しとくといいです。
近くに両替機やタオルやクリーナーが売られてる自動販売機があったりするので必要に応じて利用してください。
なんじゃこりゃあ、どれ使えばいいのか全然わからん!
とならないように事前に調べときましたが、いざ見るとやっぱりよく分からん・・・笑
とりあえず↓の流れでやりました。
- コインを入れる。
- PRE SOAK:下洗い。まずは水を噴射させて汚れを吹き飛ばします。
- HIGH PRESSURE SOAP:洗剤が大量に出てくるんで全体に塗りたくる。
- FORM BRUSH:一緒に洗剤が出てくるブラシに持ち替えてゴシゴシ。
- RINSE:水で洗い流す。
- TURBO DRY:強力なドライヤーで乾かす。
- 洗車場から出て停車し、最後にタオルでもっかい水気を拭き取る。
最初に1.5USDくらい入れると4分間稼働。
その後、0.5USDごとに1分間追加みたいなシステムでした。
一応説明書もありますが、洗車場によっていろいろ違ったります。
そんな感じでラスベガスへ入る前にピカピカにしときました。
その他
スピード違反、駐車違反には気をつけてください。
アメリカの取り締まりは日本以上に厳しいと思います。
観光客が多かったアリゾナ側のエリアでは、パトカーも多く、道中、違反チケットきられてるツーリストを多く見かけました。
まとめ
10日間という短期旅行でしたが、時間をフルに使って行きたい場所を押さえられたと思います。
世界一周してた頃みたいな旅感はあんま無かったですが、久々の海外だったこともあり、凄い楽しかったです。
想定外だったのはザ・ウェーブの抽選会くらいでしょうかね・・・
事前に分かってたらアーチーズやザイオンにもっと時間をかけたり、セドナ辺りも寄れたかも。
そんな訳で、次回からアフリカ編の記事へ戻ります。
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