はい、モルドバからウクライナ南部、黒海沿いの港湾都市オデッサへ移動してきました。

ついに東ヨーロッパ旅の主要目的地ウクライナへ入ったのです。

オデッサも良いところなんですが、キエフで友人と待ち合わせをしていたので、ここも早めに移動します。

が、交通機関を確保するときに結構とまどってしまい、

やばいオデッサから出られないんじゃないのか??

みたいな状況になってしまいました。

そのとき鉄道やバスのチケットの購入方法についていろいろ調べたのでついでにまとめます。

 

 

<世界一周34か国目>

ウクライナ(Ukraine)

通貨:フリヴニャ

 

<現在地はここ>

オデッサ(Odesa)

気温:最高30〜34℃ 最低26〜27℃(2017年8月)

ウクライナで3番目に大きいらしいです。

歴史的にロシアの影響を強く受けており、ロシア語を話す人が多いとのこと。

キエフとか行くと反ロシアな雰囲気が強いですけど。

夏場は相当暑い。

 

オデッサです。

黒海沿いはリゾートみたいになっており観光客もたくさん訪れます。

ウクライナ美女もこちらを振り返って歓迎?してくれていますね。

 

ウクライナは1週間以上滞在する予定だったので久しぶりにSIMカードを買ってみました。

 

最大手らしいKievStar(キエフスター)というキャリア。

正規店で買ったのですが、SIMカードと6GBのインターネットプラン込みで235フリヴニャ(約935円)でした。

でもこれは高いらしく、キエフ辺りならもっと安く、場合によってはキャンペーンでSIMカード無料で配ってることもあるらしいです。

受付のウクライナ美少女がやたら親切で愛嬌たっぷりだったので速攻で買ってしまいましたが。

 

オデッサといえばこの長〜い階段が有名です。

戦艦ポチョムキンという映画をご存知でしょうか?

乳母車が階段を少しずつ落ちていく名シーンの、その階段がここです。

でも今の人この映画知ってるのかな、いや知らないか!

 

 

オデッサから出られない?

 

というわけでオデッサ中央駅へやって来ました。

 

場所はこちらです。

Odesa Holovna

 

ウクライナは基本英語があまり通じないと言われてたので、念のために紙に行き先や日時をメモしておき、準備万端。

さっそうとチケット窓口に行ってみます。

すると、

 

明日のチケット?無いわよ!

 

ガーン、明後日は?

 

無いわよ!

 

その次は?

 

しつこいわね、キエフ行きの寝台は1週間後まで全部売り切れよ!

おととい来やがれ!

 

そんなあ・・・

 

という感じで追い返されてしまいました。

 

サマーシーズンだからでしょうか?

鉄道に乗りたかったんだけど・・・

仕方なしにバスターミナルへ行くことにしました。

 

オデッサから北方面の長距離バスが出ているのはここ。

中心街からは少し離れていますが、西方面行きの5番トラムに乗れば終点がこの前です。

人に聞くときはバスターミナルって言ってもロシア語圏なんで通じないのでAvtovokzalっていいましょう。

 

で、中に入って窓口で聞いてみると・・・

 

今日も明日も売り切れね。

あ、明後日なら1人だけ空いてるわ。

 

こっちは2名分、そして何とか翌日には移動したかったのでちょっと保留。

ネットでもう少し調べてみることにしました。

 

ネットでバスチケットを購入する

いろいろ探して見つけたのがこちらのサイト。

Ticket UA

これはウクライナの多数のバス会社のシステムと接続しているポータルサイトみたいなもののようですが、このサイト上でクレジットカードでEチケットが購入可能です。

(ただしクレジットカードによってははじかれることもあるとか?僕のは大丈夫でしたが。)

日本もそうですが、ある程度ネットインフラが整っている国であれば、今やバスチケットはオンラインで購入するのが当たり前の時代です。

そしてこういうサイトではバスターミナルの窓口で扱っていないバス会社のチケットも買えたりします。

最低限の英語力があれば問題なく利用できると思います。

 

ということで何とかチケットが買えました!

 

オデッサ → キエフ行きのバスチケット: 375フリヴニャ(約1,521円)

 

決済するとEチケットがメールで送られてくるのでプリントアウトして持っていきます。

 

バスというか安定のマルシュルートカでした。

日中半日くらいかけての移動だったんでまあ余裕です。

 

ネットでバスチケットを購入する際の注意点

バスターミナルで買えば基本そこから出発するので迷わないと思いますが、ネット購入の場合、その辺の路上から出発する場合もあります。

新宿から出る長距離バスとかも、バスタができる前は大半のバスは西口のホテル街の路上から出てましたよね?

事前にゲストハウスのスタッフなど現地の人に地名を確認してもらい、出発地と到着地を正確に把握しておきましょう。

今回は先ほどのオデッサのバスターミナルの前にある大通りからの出発でした。

あと、Eチケットはプリントアウト不要と書かれていることがほとんどですが、経験上なるべく印刷しておいた方が無難です。

 

 

ネットで鉄道チケットを購入する

今回の件を反省して、この後キエフから移動する際は、早めにチケットを購入しておくことにしました。

でも駅まで行くのは面倒くさい・・・

そんなときは以下のサイトを利用しましょう。

 

ウクライナ鉄道のチケット購入サイト

 

英語表示されており、使い方はとても簡単。

まず最初の検索画面で出発地、目的地、日時を入れます。

 

検索結果一覧から乗りたい列車を選びます。

右端の「Choose」ボタンですが、横にシートの種類と残席数も表示されています。

 

<座席の種類の例>

S1:Seating 1st Class 1等座席

S2:Seating 2st Class 2等座席

L:De Luxe 1等寝台

C:Compartment 2等寝台(コンパートメント)

B:Berth 3等寝台(開放寝台)

 

列車と座席クラスを選択すると次は座席選択へ。


あとは座席を選択し、名前、メールアドレスを入力して購入画面へ進んでいきます。

このサイトではクレジットカードでの決済が可能です。

 

 

購入完了するとこんな感じでメールにチケットが添付されて送られてきます。

 

以前はこの後窓口で発券が必要だったようですが、今はこれをスマホ、タブレットで見せるかプリントアウトして持っていけば良いようです。

一応、不安な人は窓口へ行ってこれを見せればチケットを発券してもらえます。

 

窓口で発券してもらったチケット。

 

キエフ中央駅はいつも人でごった返しています。

 

大都市の主要駅の窓口は常に混んでいます。

窓口で買うのが間違い無いようにも思えますが、個人的には、長い行列に並んで英語が通じずらい相手と苦労して会話するより、ネットで買っちゃった方がはるかに効率的だと思います。