※2018年2月時点の情報です。
マチュピチュから帰ってきた翌日、今度はクスコ近郊にある、標高5,000m超えの山レインボーマウンテンに行きます。
宿で事前にツアーを予約しときましたが、ある程度人数が集まったタイミングでないとダメなので、凄いハードなスケジュールになってしまいました。
レインボーマウンテンのツアー代: 一人70ソル(約2,287円)
トレッキングは気温が高いお昼前後に行う必要があるため、出発は早朝4:00前。
まだ真っ暗な中、迎えにきたバンに乗り込みます。
眠過ぎて、出発後は秒で寝ました。
起きると外は明るくなってました。
AM6:45頃にどっかのレストランで朝食です。
既にかなり高いところへ登ってきたのか、めっちゃ寒いです。
朝食後、本格的な山道に突入。
周囲を崖に囲まれ、対向車がきたらオワタみたいなオフロードを進んでいきます。
まじで落ちるんじゃないかとかなりドキドキで寝るどころじゃありませんでした。
<現在地はここ>
レインボー・マウンテン(Rainbow Mountain)
気温:最高7〜9℃ 最低-3〜2℃(2018年2月)
現地だとヴィニクンカ(Vinicunca、Winicunca)とか呼ばれてます。
標高5,000m超えということでクソ寒いです。
登山口に到着。
既に標高5,000m近くあります。
ここからビューポイントまで片道8km、2時間かからない程度の行程。
急な登りはなく平坦なのでトレッキングに慣れて無い人でも大丈夫です。
ただし空気がかなり薄いため、ちょっとした傾斜でもすぐに息が切れます。
こういうトレッキングポールがあると体を支えてくれるので助かります。
お土産代わりにどうぞ。
レインボーマウンテン入場料: 10ソル(約327円)
ツアー代と別に払いました。
さー行きましょう!!
みんなテンション高めです。
2時間の登山なんて余裕なのでちゃちゃっと行けそうです。
そんな風に考えていた時期が、僕にもありました・・・
森林限界を超えた高地ならではの、背の高い草木が生えてない不思議な景色。
とても綺麗です。
写真見る限り凄く平坦でハイキングみたいな感じに見えるんですがね・・
きついんですよ。
ちょっと坂道登るだけで苦しい。
よくよく考えればいきなりエベレストベースキャンプくらいの高さまで来てますからね。
ハアハア・・・
現地の方々。
彼らにお金を払えば馬に乗って頂上まで連れていってもらえます。
辛そうな顔をしている奴を見つけて囁いてくるのです。
大丈夫?馬だったら楽だよ。すぐに上まで行けるよ?
悪魔の囁きです。
でも馬は甘えです。
※いや、実際には無理はせず乗ってもいいと思います。
馬乗ったやつは後で罰ゲームで全員に飯をおごれ!
と体育会系のノリで僕らは先に進んでいきます。
お、これはリャマではなくアルパカさんの方かな。
ちなみにアルパカの方が若干体格が小さく、毛が多いそうです。
こちらは毛むくじゃらの犬様です。
いや〜こんな道でもしんどい。
この日は凄い晴れてたのでまだ良い方。
雪とか降ってると本当地獄らしいです。
後ろを振り返ると結構登ってきたのが分かります。
ビューポイント手前に急な坂があり、そこが一番きついです。
一瞬頭がくらっときました。
低酸素地帯で発生する症状です。
きついなと思ったら立ち止まってゆっくり深呼吸して水分補給しましょう。
こういう環境で大切なのは呼吸と水です。
登頂です!!
9:00前から登り始めて着く頃には11:00手前。
ここでしばし撮影タイム。
かなりキツかったですが、いや〜思ったより雑魚だったなこの山とか言ってみんな強がります。
レインボーとまでは行かないけど地層が綺麗に分かれており美しいです。
外国で売ってるお菓子みたいです。
雲の影が山を横切っていきます。
車と2時間のトレッキングで到達できるので、普通の人が行ける標高5,000m超えの場所の中では、かなり簡単にアクセスできるところなんではないでしょうか。
しかしかなり寒いです。
登ってるときは汗かいてましたが、動きを止めると一気に冷える。
風がかなり強く、体感温度0℃以下だと思われます。
最初は感動し、30分くらい滞在してましたが、だんだんとみんな、
もういいわ、寒過ぎ。降りよう・・・
という感じになってきた頃に下山開始。
下りは1時間半くらいで入口まで戻れました。
その後、13:00には登山道から出発。
途中14:30に朝立ち寄ったレストランでランチ、クスコに戻る頃には夕方でした。
1日がかりでしたね。
みんな眠いし寒いし思ったより疲れたし朝のテンションは皆無。
ぐったりしてました。
というレインボーマウンテンでした。
一時期立入禁止になってタイミングもあるようですが、その後またツアーは普通に再開しているようです。
ここは是非行ってみていただきたいですが、かなり天候に左右されますので運の要素が強いです。
晴れてれば美しいカラフルな山が見れますが、雪が多いと真っ白だったりします。
そしてインスタ映えするかはその天候と、皆さんの加工技術次第です。
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