独特の生態系が育まれた大きな島であるマダガスカルには不思議な動植物がたくさんいます。

で、その中でも、マダガスカルといえばバオバブキツネザルです。

これを見るためにやって来たといっても過言ではありません。

バオバブについてはアンタナナリボからちょっと離れないと見ることができませんが、サルについては近郊の国立公園に行っても見ることができます。

そしてアンタナナリボの近くだと、LemursPark(レミューズパーク)という日帰りで行けるスポットが有名です。

今回、ロストバゲージの対応で到着後数日はアンタナナリボでうだうだしていたので、その間に行ってみることにしました。

 

 

レミューズパークへの行き方

すみません、まず詫びておくと、レミューズパークはアンタナナリボからそこまですぐではないです。

ただ、マダガスカルの観光スポットは都市部から遠いので、その中ではかなり近いって感じです。

 

場所はここ。

おすすめはタクシーです。

2,000〜3,000円くらいかかると思いますが、ダイレクトで30〜40分で行けると思います。

が、公共交通機関にこだわりたいバックパッカーとしては、乗り合いバスで行ってみたいものです。

マダガスカルにはいたるところにタクシーブルースと呼ばれるミニバスが走っています。

有名な話ですが、タクシーブルースは内部が超狭く、直角のシートにギュウギュウ詰めになって何時間も乗らなきゃいけません。

マダガスカル旅では、このタクシーブルースがトラウマになってしまう旅人が多数発生します。

他の方のブログを読むとその過酷さがよく分かると思います。

 

宿の人に聞いたところ、レミューズパーク行きのタクシーブルースが出ているのはここら辺でした。

タナジャカランダ近く、大きな池をぐるっと周って下り、病院の南側にある大通りまで行きます。

 

ここには近郊行きのタクシーブルースがたくさん走っています。

西へ向かうブルースの中から、レミューズパークへ行くものに乗り込みます。

番号とかは分かりづらいし、変わったりするらしいので宿の人、ドライバーや客引きに改めて聞いた方が良いです。

 

アンタナナリボ市街地 → レミューズパーク行きのタクシーブルース: 1,000アリアリ(約34円)

 

さすが激安!

 

でも激狭!!

 

5人用シートに6〜7人乗りますんで・・・

足が伸ばせないのは当たり前ですし、お尻が浮いて座ってるんだか空気椅子状態なんだかよく分かりません。

ものすごく疲れます。

レミューズパーク近くの道路まで1時間程度でしたが、既にトラウマになりました。

後日からのマダガスカル移動では、いかにブルースを回避するかが最大の課題になりました。

 

レミューズパークに到着

ブルースは入口から少し離れた何もない大通りに停車してくれました。

お腹が空いてたらこの通り沿いに食堂があるんで利用できます。

(言葉まったく通じないんで厨房行って指差しで注文しました。)

maps.me見ながら歩けばレミューズパークの入口まではすぐに行けます。

 

入口。

 

一度に入場する人数、大人or子供で入場料は変わってくるようです。

 

レミューズパーク入場チケット: 1人25,000アリアリ(約845円)

 

僕らは5人で行きました。

 

また、公園内では、必ずガイドを付ける決まりになっています。

チップ制なんで、いいガイドだったら適当にお金を払いましょう。

 

入場すると・・・

いきなりいた!!可愛い。

 

 

このシマシマフワフワのしっぽのやつが、有名なワオキツネザル。

映画の『マダガスカル』にも出てきて踊ってた人たちです。

ちっちゃい子供もいます。

 

キツネザル科はいわゆるサルとはかなり見た目が違いますね。

 

人に慣れているのか、近づいてもあんまり逃げないです。

 

こっちは白いモコモコのシファカ。

色がいいですね。

こっち向いて〜

 

向いてくれた!

ちょっとぶっきらぼうな感じですね。

 

たくさん見られるかは運かもしれないですが、暑いと昼寝しちゃうのでなるべく朝に行く方がいいらしいです。

タイミングがいいと、横飛びするキツネザルも見ることができます。

 

↑一緒にいた友達がくれた動画です。

横飛びからのドロップキック。笑

 

なんかカメもいました。

レミューズパークは自然保護区になっていて、マダガスカルの絶命危惧種になっているリクガメが繁育されているようです。

 

こういうミニバオバブっぽい植物もたくさんありました。

 

お土産とか

レミューズパークの入口にはカフェと併設してお土産屋もあります。

 

案の定キツネザルグッズがたくさん置かれています。

街中のマーケットで買うより明らかに高いですが、ぬいぐるみとかはちょっと珍しいものも売られています。

 

レミューズパークの見学は約1時間くらいだったので、往復の時間を合わせて、アンタナナリボから、半日あれば楽しむことができるスポットです。

手っ取り早くキツネザルが見られるので、おすすめです。