ついにこのブログもアフリカ編へ突入しました。

旅全体の中でいうと、後半戦が始まったくらいなところです。

で、まず向かったのはマダガスカル。

エジプトから約50時間、空港2連泊、盛大に荷物を失くしてやっとたどり着いたアフリカの秘境の島。

 

↑参考記事

 

まずは首都アンタナナリボのお役立ち情報?をまとめましたのでご参照ください。

 

 

<世界一周49か国目>

マダガスカル(Madagascar)

通貨:アリアリ

為替:100円 = 約2,972アリアリ(2018年4月)

 

<現在地はここ>

アンタナナリボ(Antananarivo)

気温:最高27〜30℃ 最低13〜18℃(2017年10月)

マダガスカルは南半球にあるアフリカの島。

なんと日本国土の約1.5倍もある大きな島です。

首都アンタナナリボは内陸に位置し、標高約1,000m、朝晩は涼しくて快適です。(でも10月後半〜3月は雨季。)

人種的には、インドネシアとかにルーツがあるらしく、人々の顔つきはどこかアジアっぽい感じです。

 

<アンタナナリボ中心地の簡易マップ>

真ん中辺りにあるのは、有名な安宿、TanaJacaranda(タナジャカランダ)。

近くにもう一つ、バックパッカーに人気なMadagascarUnderground(マダガスカルアンダーグラウンド)もあります。

皆さん、このいずれかに泊まることが多いので、今回の記事ではここを拠点に待ち歩きスポットをご紹介します。

 

街にでるとこんないい味出してるクラシックなタクシーがたくさん走っています。

フランスの植民地感がバリバリ出てますね。

ちなみに、マダガスカル人は英語はほとんど話せません。

フランス語の簡単な単語(あいさつ、値段交渉、数字とか)を覚えておくと良いと思います。

 

宿から東の方へ歩いていくと大きな公園があり、その先にこんな大階段が現れます。

この辺はホテルが集中しており、郵便局や銀行もあります。

公園と階段の近くには土産物屋や屋台がびっしり。

凄く賑わってますが、物乞いや、スリも多いので注意しましょう。

ちなみにここ通るたびに物乞いにつきまとわれましたが、ちゃんと縄張りがあるらしく、ずっと歩いていると彼らはいなくなります。

 

手作りスタンプ

まずはここに行きましょう。

手作りの木彫りスタンプをつくってくれるお店。

大階段の途中にいくつかありますが、僕らは、イッテQでイモトさんがつくってもらってたおっさんのところへ。

 

金額は値上がりしてるそうですが、1個10,000アリアリ(約338円)くらいでつくってくれます。

大勢で行けば値切れるかもしれません。

アシスタントが似顔絵を書いて、それをもとに職人が掘ります。

 

で、だいたいこんな感じで、みんな似たような顔になります。笑

何故か真顔になることが多い。

デザインはバオバブとか、猿とか、いろいろあるんで好きなサンプルから選びます。

最近注文が多いのか、仕上がりまで1週間近くかかったんで早めにオーダーしとくと良いです。

 

 

やっぱり屋台飯

大階段を降りると大通りに出ます。

ここが独立広場通り。

アンタナナリボの中心地です。

日中は大勢の人が行き交い、路地に入れば青空マーケットが広がって生活に必要な様々なものが手に入ります。

(朝晩はみんな撤収するんで閑散としてますが。)

ここでおすすめなのはズバリ屋台飯。

 

日中は大通り沿いにこんな感じの移動式っぽい屋台が複数あります。

 

マダガスカル名物ぶっかけ定食。

こんなのがだいたい100円以下(1,500〜2,500アリアリ)で食えます。

アフリカにはこういう飯多いんですが、マダガスカルが一番うまい。

アフリカに位置しながらアジアにルーツを持つ国なので、味付けがアジア人にあうのかもしれないですね。

 

そしてこちらもおすすめ、マダガスカル風かけそば、スープシノワーズ。

スープに面と、野菜、肉、卵なんかが入ってます。

さっぱりしていて美味しいです。

 

揚げドーナツやチキンもよく見かけますね。

マダガスカルは、ツーリスト向けのレストラン入るとまあまあ高いんですが、この辺の飯食ってればだいぶ節約できます。

独立広場通り以外にも、宿周辺の路上にも夜結構出てます。

 

お口直しにちょっとお高めのアイスクリーム。

フランス文化の影響なのか、スイーツのクオリティは高めです。

 

大きなスーパーもある

アフリカってちゃんと買い物ができるお店あるんだろうか・・・

そんな風に考えていた時期が僕にもありましたが、エチオピア以外でしたら、だいたいの国の都市に大きめのスーパーがあります。

アンタナナリボにも多数。

マダガスカルで有名なのはこのSHOPRITE(ショップライト)ですね。

独立広場通りの脇道に1軒あって、ここが宿から一番近いと思われます。

 

いきなり近代的。

米国資本だそうです。

それなりのクオリティの食料品から生活用品までが揃います。

 

特にビール系はここで買う方が安く済みます。

マダガスカル名物のビールTHB( Three Horse Beer)の大缶が2,550アリアリ(約86円)。

その辺の酒屋で買うと高いし、飲み終わったらビンを返してくれとか面倒なことになります。

 

 

高級フランチ

高級かどうかというのは置いておいて、旧フランス植民地のマダガスカルでは、格安でコース料理が食べられます。

おすすめは宿近くの通りにあるLe Rossini(ロッシーニ)。

 

入口にスーツを来たガードマンが立っており、周囲と雰囲気が異なります。

でもドレスコードとかはあんまり無いっぽく適当な格好でもたぶん大丈夫です。

 

美味かったゼブ牛のステーキ。

パスタもついてます。

 

ゼブ牛の串焼きもおすすめ。

 

で、ワインやらビールやら頼んでも一人30,000アリアリ(約1,000)くらいで済みます。

こんな安くフレンチ食べられるのはマダガスカルくらいじゃないですかね。

 

韓国料理屋

ロッシーニ近くにはコリアレストランもありました。

 

ビビンバ。

さすがに生卵はないですが、十分。

アフリカにいると本当にアジア食恋しくなります。

 

この近辺はフレンチ、コリアの他に、タイ料理屋もありました。

 

靴修理屋

アフリカでよく見る路上の修理屋。

 

僕は日本から履いてきていたKEENのサンダルがぼろぼろで破けてきちゃったので、修理してもらうことに。

職人のおっちゃんが100円くらいでやってくれました。

結構丁寧で、この後アフリカ縦断までもちこたえてくれましたよ!

 

怪しい床屋

そんで最後に紹介するスポット。

 

宿から南へ下り、大きな湖沿いを歩いていくと、こんな掘っ立て小屋がたくさん並んでいました。

なんじゃこれはと思い中を覗いてみると・・・

 

なんと床屋!ないしバリカン屋でした。笑

マダガスカルのカリスマ美容師が、100円くらいでカットしてくれるというゲキアツなサロンですが、カリスマだけにこだわりがあるらしくちゃんとオーダーしないと辺な髪型になってしまうので注意。

 

僕はツーブロックにしてもらおうとしたところ、最終的に何故かおかっぱになりました。

これで30円くらい。笑

髪が結構伸びていたので、途中、おやじがバリカンではないスペシャルなアイテム(犬用のトリマーみたいなもの)を使っていて、その技術力に感動しましたね。

 

そういえばいつも辺なところで髪切ってるなあ・・・

↓参考記事

 

 

といった感じのアンタナナリボ。

初アフリカだし何もないヤバいところなんじゃないか、とか不安に思ってましたが、飯は安くて美味いし、雰囲気楽しいし、人も優しいし、結構充実した都市です。

みんな顔つきがアジア人っぽいから安心するってのもあるかもですね。

僕はロストしたバゲージ対応やらモロンダバ、ノシベとの往復で合計1週間弱滞在してましたが、とてもお気に入りな街です。

ただし夜は暗いし、人どおり少なくなるので気をつけてくださいね。